まだ読む人が多そうなジャンルなので、エロ、というだけではなくどんなものが受けるかもう少し細かく分析してみるのはどうでしょう。
最近人気の特殊性癖で自分がすっっっごい萌えるものないですか？
それをここまで書いている人は誰もいないくらいに突き詰めて書くのもエロ好きならいいですよ。楽しくてウケる。そのプレイだけで3000、できれば5000書いてやるくらいの勢いでいくと、そこまでみっしり書く人滅多にいないので性癖を同じくする違うジャンルの兄弟たちがやってきます。
ラブコメが受けるのか、起伏のない穏やかな話が受けるのか、シリアスから問題解決ラブかとかも人気に関わります。
界隈を知り、得意を磨きあげるのがいいと思います

エロの書けない字書きですが、作品のクオリティ以外で自分がやっているのは、
・表紙をデフォルトでなく自作でぱっと見おしゃれっぽくする
・投稿時間を調整する（やっぱり金土日が読まれやすいです）
・あらすじを一言で表したキャッチーな宣伝文句をキャプションやツイッターでの宣伝の最初にのせる
こんな感じです。

表紙はシンプルで見栄えのいいフリーフォント使って作品と雰囲気の合う画像に文字入れするだけで全然いいです。
ぱっと見で目を引ければいいので。
投稿時間は金土日、そうでなければツイッターなどで自分の読者層が浮上しやすい時間に調整して宣伝。
あらすじはとにかくキャッチーに、一言で。「○○が××して最終的に△△する話」みたいな…なろう系タイトルに近いですかね。
自分は作品自体のタイトルはなろう系にはしないので、一番最初に読むであろう部分で目を引くようにしています。
このあらすじが気になって読みました、と何度か言われたことがあるのでこれは個人的にかなりおすすめです。

姑息な小技みたいなものですが、まあ大した負担でもなく誰に迷惑をかけることもないですし、安いものです。ご参考までに。

最大の時は5桁のジャンル、4桁もまぁそれなりにいるジャンルで4桁取ってました。スタダには乗れなかったけど、波があるジャンルで、丁度大きな波が来てる時ではありました。
でも全然字馬とかじゃありません。謙遜ではなく、本当に違います。マジで今読んでも全然上手くないです。萌えはめちゃくちゃするので、ネタが強いタイプの字書きなんだと思います。

私の場合は、全年齢需要も大きかったのかなと思います。エロが強いジャンルだったのでエロ作品が多かったのですが、普段から全年齢を好んで書いてました。なので、学生さんや、全年齢が好きな人が読んでくれていたのかなと思います。ちなみに、エロも嫌いなわけじゃないので書いたんですが3桁でした。

4桁の作品は閲覧5桁のブクマ率10パーセント程度なので、やっぱり閲覧増やすのは大事だと思います。コツコツ投稿してフォロワー増やすとか。あと、初めて4桁になった作品は大手の絵師がツイで紹介してくれたのが大きかった気がします。普段自分を知らない層が興味を持って読んでくれるというのはデカい。でもこれって結局大手が気に入るかという運なので、自分の努力でどうにかなるもんじゃないんですよね〜。
実際、自分の4桁の作品と3桁の作品を比べてみても、3桁の方が劣ってるなみたいなこと全然ないです。自分からしたらどっちも同じくらいの面白さなので、もう完全に運だなと思います。競合する字馬が投稿してなかったとか、ツイで拡散されたとか、公式で燃料が投下された直後だったとか。なんか色々あった結果だと思うので、完全に上手さや面白さだけでは測れないと思います。
〜500ぐらいなら何かが足りない可能性はありますが、700〜1000は割と運だと思います。900ぐらいならそこから一年ぐらいコツコツ投稿してたら多分1000にはいくし…あんまり思いつめないで書きたいもの書いた方が良いと思います。楽しそうなオタクの作品は読んでみたいなと思うので、楽しそうに生きるのが一番の宣伝です。

①連載をしてみる。その際は１・２話を連日アップして読みやすい文量を心かげる
②エロが振るわないならエロくないネタを突き詰めてオリジナリティー（この人にしか書けないと思わせるもの）を見つける
③読みやすさと言う点で国語力を養う（読んでて疲れる、視点がブレるなどの疲労を感じさせるものがないかをチェック）
④愛情を持って作品作り。やると決めたら一度は書いて添削を何度も重ねる
⑤usersタグはつけるorつけてもらう

なんだかんだいって④が一番な気がします。
一度書いて何度も添削していくと思わぬネタが浮かんで、面白い伏線回収が出来上がって読者をアッと言わせる物語展開が生まれることがあります。
あ、そう考えると『伏線と天丼』の巧みさも字馬要素の一つかも。そしてその点がジャンルの傾向と合致すると4桁いく要因の一つになるのかと。
ただこれは①のように続き物でやってる場合に効く強みですが。

あとこれは個人的な感覚ですが、やはり今って疲れてる人が学生でも社会人でも多いから、クドイとちょっと犬猿しちゃうような気がします。タイトルもものすっごいわかりやすい長文のが多いですし（良し悪しは置いといて、傾向として）。
なので軽い調子で読めるような話と、ちょっと気合は入れるけどカタルシスを感じられる起伏あるストーリーものとが生み出せると色んな層を取り込めて、結果4桁への壁も薄くなっていくのでは…なんて思います。

ちなみに③は中学生向けの教材やるのが良いですよ。人間って習ったことは片っ端から忘れていくし、案外きちんと日本語を扱えていないので（私自身含め）。一応これらのことを心掛けるようになって壁は突破しました。まだまだ不勉強で恥ずかしいですが…。

何かしら役立てて頂けたら幸いです。