Saiを使用していた頃は背景だけにベクター（ペン入れレイヤー）使っていましたが、クリスタに移行してからは同人誌用のモノクロ2値の高解像度原稿からWEB用の落書きまで全てベクターレイヤーで主線を描いてます。ベタトーンや色塗りだけラスターレイヤーです。

描いた後にも拡大縮小や変形を駆使する自分は、全てベクターレイヤーで描いた方があとあと助かるので。線幅修正ツールや、線単位で消したり交点まで消したりできる消しゴムも便利で、もうベクターレイヤーなしでは絵が描けません。
クリスタのベクターレイヤーのおかげで漫画も躊躇なくペン入れできるようになりました。

クリスタのベクターレイヤーは手描きタッチの再現が綺麗で、ラスターレイヤーとの違いがほとんど感じられない気がします。他の方の絵を見ても、どっちのレイヤーか全くわからないです。なので、トピ主さんの描きやすさ優先で全く問題ないと思いますよ。

ストロークが長い部分は私も苦手なのですが、キャラや小物のアップとかだったら、線の引きやすいサイズで描いてあとから拡大というのをベクターレイヤーの恩恵を借りてよくやっています。ベクター線つまみや単純化も、使いこなすとそういう時に便利とTwitterで回ってきたのを見たことがあります。

ラスターレイヤーをメインで使う方が多いのは何故なのか私も気になっておりました。興味深いトピックを立ててくださりありがとうございます。

下描きはラスターで描いて、本番の線画はベクターで描きます。使用ソフトはクリスタです。使い始めた当初はラスターで描いていたのですが、ベクターだと線の交点まで消すことが出来るというのがめちゃくちゃ便利で乗り換えました。あと線幅の調整も強弱保ったままで出来るのも何気に便利でいいです。
ただ、ラスターだと仰ってるように線を消しゴムで削って描くやり方が出来るのでそれもいいんですよね！上になぞった線画よりもラスターで描いてた下描きの方が荒いけどいい感じに出来たという事もかなり多いです。(下描きだから勢いつけて描けてたというのも大きいかもしれませんが)
トピ主様のように描く部分で分けるというのは目からウロコでした…人によって描き方が違って面白いですね。興味深いスレをありがとうございます！