わたしも創作意欲に突き動かされて創作を始めたわけではないタイプです。
日々SNSで作品の感想や語りをしても誰が見ているわけでもなく、まるで自分が透明人間みたいに感じてむなしい気持ちになったので、思い切って創作を始めました。絵は一度も書いたことがなかったので文章しか選択肢がありませんでした。

創作活動は、下手ながらもやってよかったと思っています。決して多くはないですがジャンルの現場に一緒に行くほどの友人ができたのは創作のおかげです。結局サークルのあの机の中と外には明確に溝があって、何も生み出さない人間はSNSでもイベントでもジャンルの盛り上がりのメインストリームに入れないのだと実感しています。感想よりも差し入れよりも、1冊の本のほうが力がありますね。

とはいえ、イラストや文章を日々磨いている方に比べたらなんの努力もしていないことは百も承知なので、神に認知されたとかいう思いも特になく、評価もトップ勢と比べても仕方ないだろうし、今いただけている分が身の丈にあった量なのかな、といったところです。

あと昔から絵が好きだとか物語を作るのが好きだとかいう強い思いがないためか創作意欲というものがそもそも薄くて、一度やる気を失うと全然作れないことが新たなコンプレックスになっています。今はパタッと書く手が止まっているので、創作することが好きな友人やフォロワーさんは何も生み出せていない自分をどう思ってるのかなと不安な気持ちでいっぱいです。承認欲求とは違う気がするんですが、これも承認欲求なのかなと自問自答の日々です。

いっそ無産の頃に戻る勇気がほしいな～と思ったりすることもたまにあります。