とりとめなく書き出すので文章メチャクチャですがご勘弁を。

・翻訳者や体制が嫌がる単語やマークを入れる
トピ主さんが考えてるのと同じことですね。
翻訳海賊版を作ってる人は地味に愛国心が高いという特徴があり、タブーワードを入れるのは一定の効果があるようです。
そういった単語を入れることで翻訳する側が「この本は気に食わない」と翻訳対象から除外すれば勝ちです。

また中国などは体制に不利なワードをネット検閲している仕組みがあります。
最近では文字情報だけでなく、画像の中の単語も画像認識で判別するそうで、コマの中に入れるだけでも効果があります。
有名なのは「天安門」などですが、調べてみると他にもオススメされてる単語があります。
詳しくは検索などで探してみて下さい。

が、翻訳する側も当然そういった単語を消して上書きしたりしてきます。
ただ文字として登場させても修正が容易です。
明らかに修正しにくいような背景の中に文字として組み込むと効果的だと思います。
文字の背景に網掛けをしたりグラデを入れたり修正をさせにくく、かつ修正されてもそれが分かるような場所に入れると良いかも知れません。
店の看板や本の背表紙など。
透かしのようにして気づかせにくくしたりも。
　
　
・他国の指導者に似た人を登場させる
竿役として翻訳されたくない国の指導者や有名人に似た人を登場させる、ということをしている人もいるみたいです。
ただあんまり似すぎていると肖像権とか名誉毀損とかで訴訟沙汰になりそうで怖い話ではありますが…。
ただ政治家であればいちいち訴えてくることはあまりないので、政治的指導者をモデルに登場させる人はいるみたいですね。
他にも国旗顔のモブや竿役など、他国人であることをアピールしたキャラを出すのも効果があるかも知れません。
　
　
・翻訳しにくい台詞を増やす
ことわざだったり格言だったり、また日本のスラングだったり、とにかく翻訳しにくそうな単語を入れて翻訳の手間を増やす。
また単純ですが、そもそも台詞の量を増やしてみる。
ダラダラと意味のない長文のような台詞にしてみたり、ブルブルと何かしゃべっているシーンだったり。
翻訳する側はそういった手間がない作品を好むので、長台詞は単純に嫌がられます。
　
　
・無断転載対策の文言やページを入れる
無断転載ではあとがきページとか省かれてしまうことが多いですが、あとがきページにもオマケイラストを入れるなどすれば省かれにくい。
そしてあとがきと同じページに「無断転載は１PVにつき◯◯円請求します」という注意文句を日中韓語で入れてみる、など。
法的な拘束力はないですが、その代わりに同人誌としての印税相当額を請求する裁判を起こせる可能性は出てきます。
昔の同人誌は本文の終わりに過去本のお品書きが付いてたりしたのと同じように、そういった無断転載対策のページを一度作って、毎回終わりに載せるなどするのも手かも知れません。
ページ数が下に明記されていれば明らかに削られたページがあるわけですから、気になる人は気になるかも知れません。
本文の最後を上半ページで終わらせ、あとがきと注意文言を下半ページに入れる、というのも手ですかね。
　　
　
・無断翻訳されたものをそのまま翻訳版としてリリースする
金を払わずに読もうとする人はそもそも客ではないですから、そういった人を減らすために労力を割くよりも、金を払っても読みたいという新しい客を獲得するために動く。
翻訳されたものを翻訳版として正規リリースしてしまい、良心的な外国読者を増やすために使う、というものです。
目には目を、みたいな感じですね。
向こうもこちらに文句は言えませんから。