短編しか書けなかったけど長編も書けるようになったという方、その経...
短編しか書けなかったけど長編も書けるようになったという方、その経緯をおしえてください
長編にあこがれる短編書きです
シーンをかくのはそこそこ評価されているのですが、ストーリーが全然書けません
ぐだぐだになったり、ストーリーとしての魅力が弱かったりします
このあたりは才能とか向き不向きもあるとは思うんですが、長編で推しカプの関係性の変化をじっくりかけるようになりたいです
ハウツー本(三幕構成についてなど)も過去トピも読み、映画を観たり小説を読んだりはしています
起承転結のなかに起承転結を作るとか、そもそもストーリーの期間が長いのだとか、そういうことを頭ではわかっていてもいざ長編に取り組もうとすると無になってしまいます
どなたかが「長編と短編では使う筋肉が違う」とおっしゃっていたように、どうも長編向けの思考回路が自分の中にまだできていないような気がしています
長編は苦手だったけど書けるようになったという方は、そのあたりどのように克服されましたか?
みんなのコメント
>ぐだぐだになったり、ストーリーとしての魅力が弱かったりします
とあるのですが、とりあえずでもなんでもいいので、エンドマークはつけれてますか?
そのうえで、もっといい長編になる方法を聞かれているのか(いい長編ってあいまい表現ですが、例えば支部の評価が…とか)、エンドマークもつかず途中で筆を止めてしまって発表も出来ない状態なのか、どちらでしょうか?
また、普段書かれている短編の文字数はどれくらいで、目指されている長編とは何文字をイメージされていますか?
トピ主です
エンドマークつけられてません……
途中まで書いて、自分で読み返してもグダグダでつまらないのでやめてしまいます
そもそものネタが長編向きでなかったり、プロットが駄目なんだろうと思っています
普段は5000字前後がほとんどで、頑張っても1万5000字くらいが限界です
まずは2~3万字の中編を「読める」作品としてかけるようになりたくて、最終的には普段読んでいる文学作品のような8万字~の小説を書けるようになりたいです
なるほど、すでにたくさんアイデアが出ていると思いますので、参考まで
まず、連載形式にするのは一つの方法だと思います
書きながら次へとつなげて連載にするので、自分へのプレッシャーにもなりますし、途中で感想とかいいねももらえて励みになるかもしれません
ただ、私はエタるのが怖くてこの方法では書けませんでした(なんせ過去妄想段階で大量にエタらせて来たので)
そこで、今のところはプロットを立てて結末を先に決める方法で書いています(5さんが帰納法って言われてるやつです)
プロットは書いている途中で変わってもOKなので、とりあえず作ります
1)二人がこういう状況で出会って→絆が深ま...続きを見る
返信ありがとうございます
実は私も連載形式でエタったことがあります
二次創作を初めてすぐの事だったので「まだ長編をまとめあげるだけの力がないんだな」と、短編を書くようになりました
挙げていただいたプロットのお話で、まさに3の部分が私に足りてないところです……! ストーリーの骨格はできてもエピソードでの肉付けができてない!! キャラの深掘りが足りなかったから長編だと中身が薄くなってしまって持たなかったんですね
おかげさまで課題と対策が明確になりました ありがとうございます
詰まったときの対策まで……! たしかに「そのキャラらしさ」が書けてこそですよね
まずは2~3万字の短...続きを見る
短編は大量に書いてた。月に20本くらい
それから長編に挑戦じゃなく、連載に挑戦するのおすすめする
ゴールをなんとなく見定めつつ、展開を繋げていくことをまず身につける
最初はうまく完結できないかもしれないけど、そのうちに下手くそでもピリオドマークをつけられる話が出てくる
そしたら次第に長編も書けるようになるよ
賛成。3コメさんのやり方とてもいいと思います
大量に書かなくてもいいので自分の中で一話づつ完結させることを繰り返すと、長編の感覚が分かりやすいです
最初は完結をつけるのが難しく感じるかもしれません、がんばってください
ありがとうございます!
そういう形式なら書けるかも、と希望がわいてきました
うまくできなくて放り投げて、ということをくりかえしているうちにすっかり苦手意識が芽生えていたので、「最初はうまく完結できないかもしれないけど、そのうちに」「最初は難しく感じるかも」というお二方の言葉にすごく励まされました
いきなり書けるわけないですよね
めげずに頑張ってみます!!
最初は短編しか書けなかったけど、ある時から十数万字程度の長編の方が得意になった
書けるようになったきっかけは、その最初の長編をちゃんと書き切ったことだと思う
それで自信がついたのと、やり方が分かってきて書けるようになった
私も、もともと読書や映画鑑賞が好きだったから、ストーリーの型や展開の作り方はある程度頭に入っていたけど、自分でやろうとするとまた違った難しさがあった
でも自分は帰納法で書くタイプだったので、ラストに向けて書いて、とにかく直しまくったよ
トピ主は、帰納法と演繹法のどっちで書いてる?
それが決まってないなら、まず決めてみたらどうかな?
そして、無になったりグ...続きを見る
短編しか書けなかったのに、長編の方が得意に……!! そういう方もいらっしゃるんですね
私はもともとサスペンスが好きなので帰納法タイプです(書くのは推しカプのラブストーリーですが)
でもコメ主さんのおっしゃる通り、自分で書くのは難しいと痛感しています
>よく感想で「もう数え切れないくらい読み返しています」ともらうけど「それでも絶対に私の方が読んでる」と自信を持って返せるくらいには読み返してる
というところにコメ主さんの絶え間ない努力を感じました
プロットをきっちり詰めて、何度も何度も推敲して、そのくりかえしですよね
心のどこかで「知ったらパッと長編が書けるようになるコツみたい...続きを見る
コメ主です
私はプロットは立てないですよー
プロットを作ってしまうと、その時点でストーリーが完成した気になって飽きてしまうので!
なので、プロット作りも向き不向きがあると思います
最初の長編(15万字)を書いたときは、一年くらいかかりましたよ!
その間、ずーっと書いては直してを繰り返していたし、書けなくなってやめていた時期もありました
でもトピ主さんと同じく帰納法で書くタイプなので、絶対にラストシーンまで行かせたくて頑張って終わらせた感じです
そこから更に推敲して、何度も何度も最初から最後まで読んで、引っかかるところや気になるところがなくなってようやく終わりました
私は...続きを見る
返信ありがとうございます
プロットなしで書かれるんですか?! いわゆるパンツァータイプの方がいらっしゃるのは知ってはいるんですが、ゴールが決まっているとはいえ十数万時のお話を破綻なく書ききれるなんて私には想像もつかないです
時系列としては、短編→中編→長編だったのですね
私はまだコメ主さんの高校生くらいの段階だと思うので、やっぱりまずは中編をきちんと書けるようになるのが先決かなと思いました
そして最初の長編に一年ですか……!! やっぱり私は長編を甘く見ていたようです
あせらず地道にやっていきます
ありがとうございました!
シーンをかくのはそこそこ評価されているのですが、ストーリーが全然書けません
→今は具体的に何字程度のものを書いてるの?シーンだけで終わっているなら、そもそも短編ですらなくて掌編なんじゃ?と思った。
短編小説って一般的には16000字程度のものを指すよ(定義はいろいろだけど、よく言うのは原稿用紙40枚分)
その中で起承転結をつけるのが短編
もしトピ主の書いているものが単にどこかの場面で二人が何かしているだけのお話なら、まず短編ですらないかも
その場合は短編を書く練習からしたらどうかな?
ありがとうございます
よく書くのは5000字前後、頑張って1万5000字程度で、そのなかでの変化や起承転結はある程度書けるようになったと思っています
ですが短編でも字数が増えれば増えるほど苦戦しているので、まずは2万字前後で起承転結つけてしっかり書ききれるようになったほうが良さそうですね!
そもそも、ネタが長編向きでないのに、とにかく長編が書きたいからって無理に長編にしてない?
それは無理だと思う
短い文字数から始めて、気がついたら数万字になって、それである時、これは長編じゃないと書けないんだって気がつくストーリーが出てきて初めて長編になるんだよ
たしかに、そもそも長編向きのネタが出せていないのもあります
そういうストーリーを出せるように少しづつ頑張ってみます!
普段は5000字前後のシーンを切り取った話
ここまで把握できてるなら、後は既存のストーリーの組み立て方にそってシーンを配置、ひたすら書いて終わらせて、推敲を重ねれば何とか形になるのでは?
初めてのチャレンジで完璧なものを創ろうとしてるから、やる前から上手くいかないんだよ。
>初めてのチャレンジで完璧なものを創ろうとしてるから、やる前から上手くいかないんだよ。
図星です
いきなり完璧なものができるわけないですよね
地道にがんばります!
私も3コメさんのやり方をおすすめするのと同時に、ネタに関しては書きたいテーマが複数あるのが起伏あるストーリーには必要だなって思う
あとは基本的に長期戦だと思っとくといいかも。ちょうど5万字ほどの中編を書いているんだけど、一部に違和感があって半年かけて修正してる
時間をかければいいってもんじゃないけど、直ぐに結果を求めようと焦らないマインドは長編に必要かな
それと元ネタのある話でパロるのもわりとお勧め。童話パロとか映画パロとか
これをやると不思議と長編を書く感覚が覚えやすくなる
パロが苦手なら映画の書き起こしも悪くないよ〜
いわゆるサブストーリーというものでしょうか
たしかにそれも弱いというか全然できてないです……たとえば推しカプのハピエンまでを書きたかったら、そこに学園モノのイベントやドタバタ、それに伴う個々人の成長を描く、みたいなことで合ってますか?
じっくり自作に取り組む姿勢も足りてなかったです
なるほど、パロというのかわかりませんが文豪も神話や伝承をもとに書いてたりしますよね!
たしかに一度既存のストーリーの形をなぞるように書いて長編の感覚をつかむのもいいかもしれません(パロの程度によってはあくまで練習として、ですが)
ありがとうございます!!
そうそう!学園もので行くなら、例えば
・文化祭で告白する!そのために頑張るぞ〜!が話のメイン→準備期間(1週間じっくり)〜当日を書く
↑
そこに別の問題(例:相手に避けられる…何故?、告白してないのに恋人みたいになってる!何故?などの謎)を絡める
……って感じかな。
ここで目的を成功させるための障害をサブで設定すると盛り上がりやすいよ。例に上げたやつでも、前者なら避けられつつたまに優しくされる…みたいに萌シチュを入れたり、後者なら相手に振り回されつつ真意が見えないもだもだ感なんかで楽しめそうだし。
わかりにくかったらごめんね。試せそうだったらぜひ。
ちなみにパロは人魚姫パロ、...続きを見る
返信ありがとうございます
長編になると淡々と出来事をならべがちでストーリーの転がし方がいまいち掴めていなかったんですが、具体的な例を挙げていただいて腑に落ちました
恋愛モノにおいてもサスペンスみたいに「何故?」をとっかかりにすると読ませるストーリーにできそうですね
避けられつつたまに優しくされるのも、真意がわからなくてもだもだするのも大好き!!
おっしゃる通り一概にパロといってもその程度というか、どこまでなぞるかでだいぶ違ってきますね
まずは個人練習としてがっつりめのパロディーを書くところからはじめてみます
考え方の違いだと思う!
シーンが書けるなら繋げて書けば長くなる
長編も細かいシーンの連続
最初と最後を決めて、オチのために必要なシーンを細々繋いでいく感じ
例えばカフェに行くシーンを思いついたとして
カフェに行く話を長く伸ばすんじゃなくて、
・テレビで見た流行りのカフェに行く
・カフェに行く前のだらだらテレビ見てるシーンを書く
・どうして二人でテレビ見る関係になったのか…って連想ゲームみたいに話を考えてるよ
そのシーンに行き着く前までの理由を書いていったら自然と長くなると思う
あとは毎回少しずつエピソードを足して文字数を増やして、ちゃんと完成させると自信がつくと思う
...続きを見る
帰納法で、そこまでのエピソードを描いて膨らませていく……という感じでしょうか?
もとがサスペンス好きなせいかなるべく削るほうに考えてしまうクセがあるので、膨らませる意識をもって書いてみるようにします
やっぱりみなさん少しづつ字数を伸ばしていってるんですね
あらためて次は2~3万字をしっかり書けるようになろうと思いました
ありがとうございます
小説じゃなくて漫画なんで申し訳ないですけど、参考になるかな…
友達は数ページの漫画を何個も作っていて、同じキャラクターでそれを何個も作ったら読み切りサイズになった
って言ってましたね。
章として考えるといいでしょうか、、、
申し訳ないなんてとんでもない! ストーリーを作るという意味では同じだと思います
ご友人はオムニバスまたは短編集をつくられたのですね
長編に苦手意識のある私でもあまり気負わずに作れそうなので挑戦してみたいです
短編(〜1万字)→連作(短編を3〜10繋げる感じで3〜10万字)→自分の中での長編(3〜8万字)と広がっているから参考になるかな
私は連作をいくつか完結させたのが大きかった
4つくらい連作を完結させたあたりから、5万字くらいまでの長編なら負担なく書ききれる力がついたかも
それでも10万字はなかなかなので気持ちは分かるんだけど
昔は1万字書いたら結構書いたなって思ってたのが今は2万くらいまでは誤差に感じるから、長いものに慣れてく感覚はある
そして逆に、長編のに慣れたら短編も3千字とか短いものを作るのが前よりこなれた気がする
前は5千〜1万字と幅狭だったのが広くなった
完結させること...続きを見る
>短編(〜1万字)→連作(短編を3〜10繋げる感じで3〜10万字)→自分の中での長編(3〜8万字)
まさに今現在の私が思い描いているコースの先輩です
長編のネック、すごくよくわかります……試練が多い!!
からの、
>短編連作を重ねることで、月単位で創作期間を取る感覚、話ごとの盛り上がりや書きたい萌えを小出しに入れる力、話と話に関連をもたせる力、結びにどうにかオチをつける力がついた気がする
このお話とても勉強になりました
短編をつなげていくことで「長編を書くための筋肉」を鍛えるイメージがもてました
まずは連作からはじめたいと思います
ありがとうございました!!
関係性の変化をじっくり、大好物…!
自分の場合は書き始めのときに超短編(5000〜8000字)と長編連載(最終20万字)同時進行でやってたから、もしかしたら参考にはならないかもだけど、一編あたりに書ける量がトピ主さんと似てると思ったのでコメします。
短編は上でもおっしゃっている方がいる通りワンシーンですが、トピ主さんもその中でちょっとした起承転結や小さいオチはつけているかと。長編はcpの最終形態と主人公二人の気持ちだけ着地点として決めて、短編と同じくらいの量で一回一回を毎週連載していきました。その量だったら自分の筆力でも一回の連載分で小さいオチをつけられるから。
書いているうちに一回の連...続きを見る
最終20万字の長期連載!! 別世界のように感じてしまいますが、コメ主さんも短編で小さいオチをつけながら積み重ねていかれたんですね
千里の道も一歩から、みたいなお話だ……
お話から察するにコメ主さんはゴールは決めるけど細かなプロットは立てないタイプですよね
それでも矛盾なくパズルが埋まっていくのはコメ主さんの手腕を感じずにはいられません
短編でヒィヒィ言ってる私にいきなり真似できることでなさそうですが、少しずつ積み重ねていくことはできるはずなのでやってみます
ありがとうございます!
小説を書くにあたりネットで創作論等を読んでいた際に刺さった言葉ですが、参考になればと思い投稿します。
『物語は誰かの人生。あなたが命を吹き込むの』
『一割の事実をベースに九割盛ればそれは立派な小説』
『創作論なんて無視して好きなものを書け』
楽しい創作ライフを!
IDころころ変わってますがトピ主です
ハウツー本のセオリー通りにきっちりやろうとしてどうしていいかわからなくなってるところがあるので、3番目の言葉が特に響きました
ガチガチにならずに好きなものを楽しく書く気持ち、大切にしたいですね
ありがとうございます!
書き始めた頃はSSめいたものしか書けなかったですが、十年以上書き続けて最高15万字まで書けるようになりました
プロット書かない方もいるそうですが、長編はやはりプロットが大事だと思います
小さな起承転結のあるエピソードを幾つも組み合わせて、大きな起承転結にまとめる感じです
ノウハウ本は、小説より脚本の書き方の方が長編向きだと思います
短編しか書けない場合、少ないシーンしか思いついていないか、ざっくりあらすじみたいになっているんだと思います
・出来事を詳細に書く訓練
・エピソードを何個も繋げる訓練
の両方が必要と感じます。頑張ってください!
トピ主です
いわゆるパンツァータイプの方もなかにはいるみたいですが、そうでなければプロットを作っておかないと難しそうですよね
脚本術の本も何冊か読んではいるのですが、知識はあっても短編脳(?)の自分がどこでつまずいていてどうしたらいいのかがイマイチわからなくてこのトピを立てさせてもらいました
>短編しか書けない場合、少ないシーンしか思いついていないか、ざっくりあらすじみたいになっている
まさにその通りで、書きたいところだけ書いてます……!!
「短編と長編では使う筋肉が違う」ってこういうことなんですね
挙げていただいた訓練をして、長編のための筋肉をつけたいと思います
ありがとう...続きを見る
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