小説のリズム感を良くしたいです。 最近小説を書き始めたのですが...
小説のリズム感を良くしたいです。
最近小説を書き始めたのですが、何となくリズム感が悪いというか作文っぽい感じになってしまう事がよくあります。
例で言うと
「メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった」
というリズムで書きたいところが
「メロスは激怒した。あの智暴虐の王を許してはいけないと思った。メロスは村の牧人である。政治は分からないが、とても正義感の強い男だった」
という感じのただただ説明っぽいつまらない雰囲気になります。
~した。~している。など同じ語尾の終わり方が続くのは出来るだけ避けていますが、それをしたところで「~した。~する。~した」のように同じリズムが連続する感じになって読み味が良くないです。
一旦気に入らなくても書き進め、後で推敲して出来るだけ言い回しを変えてリズムを良くするよう修正していますが、かなり効率が悪く一日中作業しても5千文字程度しか進められません。おそらく語彙や表現の引き出しが少ないんだと思います。
最初からリズム感のいい文章を書こうと思ったら、やはりたくさんの小説を読むしかないでしょうか?
皆さんが文章のリズム感を良くするために心がけているコツなどあれば教えてください。
みんなのコメント
リズム感を良くするには体言止めとか倒置法を使って語尾に変化をつけるだけでなく、地の文の中にキャラの独白っぽい言い回しや情景描写を混ぜるといいですよ。
たとえば例文を分析すると
>メロスは激怒した。『必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬ』と決意した。『メロスには政治がわからぬ。』メロスは、村の牧人である。“笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。”けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった」
『』の部分は少しメロスの独白というか、しゃべり口調に寄せてますよね。
さらに“”の部分では牧人であることを説明するだけでなく、笛や羊といった単語を盛り込むことで、牧人として暮らしている光景をイメージ...続きを見る
たまによくある質問なので、このへんのトピも参考までにどぞ〜
https://cremu.jp/topics/61540
https://cremu.jp/topics/59391
そういやこういうトピの時に音楽勉強してみなって意見は出てこないね
歌詞って特定の枠(音の数)に納めるために厳選の言葉選びされてるし韻踏んだり工夫して少ない文字数でまさにテンポ良く作られてるから、普段聞く時にでも少し気を付けてみると良いと思うよ
ああ過去トピでラップは言われてるのか
ラップは言葉遊びがてんこ盛りすぎるから(楽しいけど)、個人的に小説の参考には普通のポップスの歌詞の方がいいと思うが
色んな文体の本読んで参考にしたら?
文体って引っ張られるから、好きだなって思う作者の本読んだ後に自分の文を考えると良い感じのテンポでスラスラ出てくるよ
ちなみに普通の文学の作家ね
そもそも例に出してるメロスの改変文、元が超名文なのもあるが全然説明的とも思わないしリズムもいいと思うんだけど…
萌えを摂取しに来てるのに書いてる人の作家性が前に出過ぎると邪魔だから、やや説明的すぎるくらいで柔らかく丁寧で平易な文章の方がいい。
本当に文豪レベルの文章力あるならともかく、知らない字書きの作品開いたとして二次小説で読もうと思えるのは下の改変文のほう。
だよねー。メロスは冒頭の入り方が印象的だからよく例として出されるけど、その後に続く「必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。」のいきなりの話題転換っぷりがとんちんかんすぎて、一つ一つにじっくり説明がないまま話が行ったり来たりする所が分かりにくい。あれはリズム感の良さではないと思う。
基本的には改変文でも全然問題ないという前提で
それでもリズムで遊びたいなら、語尾だけじゃなくて読点と接続詞に注目するのがいいかもなと思った
特に読点は今、文中の意味をわかりやすくするためだけに使ってるんじゃないかな
「メロスは激怒した。あの、智暴虐の王を許してはいけないと思った。メロスは村の牧人だ。政治は分からない。だがとても、正義感の強い男だった」
ちょっと適当に変えてみたけど、あの、の後に読点を突っ込むことで
元の文の長さが中・長文で構成されてる音に短文が挟まってリズムにバリエーションが生まれるよね
やりすぎると鬱陶しいけど、原文につっこまれてる「必ず」もリズムの観点でいけば同...続きを見る
シーンに相応しいテンポってあるから、まず前提としてストーリーが単調にならないように、プロット練るか推敲でちゃんと大小の波ができるように調整する
情況に大きな変化がないシーンなら一文の長さも長めでいいし、文末も「~した。〜した。~する。」でいい、っていうかそれがいい
ハイテンション、感情の乱高下や身体的運動・移動が伴う場面なら、いい塩梅に体言止めと助詞止めを入れたり短文同文末の繰り返しとかでスピード感出せる
まあでも普通にいろんな本読むのが一番いい気はする
あとカンケーないけど自分遅筆だから一日5,000も書けてたら十分と思った
自分で読んでも楽しいの書けるといいね、頑張れー
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