同人誌でもそうですけど、基本的にイラストよりも漫画の方が買われます。
絵は勿論ですけど、ストーリーを感じられる漫画の方がエモいということで評価されやすい傾向はあると思いますよ。

男性向けジャンルの場合は
・視覚に訴えるもので十分満足できる
・漫画の場合は有料公開か同人誌にすることが多い

そもそも男性向け界隈だと、漫画をpixivで無料公開すること自体少ないです。
女性向け界隈のように「黒字NG」みたいな感覚がないので、最初から有料コンテンツとして作成して、pixivで公開するのは飽くまでサンプル部分だけ、という人が多いんですよね。
なので、漫画投稿自体少ない上、イラスト１枚だけでも視覚的に満足できるというのが特徴です。
その分、質感だったり差分だったり、その１枚の絵にじっくり時間をかける人は多い印象があります。
　
　
女性向けジャンルの場合は
・とにかく描いてイラストは量産する
・漫画形式の投稿が多い

色んな場面の色んな様子をいっぱい見たい描きたい、そういう傾向が男性向けジャンルよりも強いと感じます。
１枚の絵にはそこまでこだわらず、色んなシーンやシチュで描きまくる人が多いかな、と。
それで枚数が大変なことになるので、ログまとめや漫画形式になってるんだと感じてます。
そういう傾向もあって、web再録本とかも女性向け界隈特有ですね。
男性向け界隈だとweb上で公開したものをそのまま紙の本にする人はかなり少ないです。
　
　
男性は要点・結論を求め、女性は過程を求める傾向があります。
一枚絵は要点、漫画は過程。
そういった求めるものの違いも大本にあると思います。