残酷描写が上手い小説を教えてください。 現在サイコスリラー系の...
残酷描写が上手い小説を教えてください。
現在サイコスリラー系の話を書いているのですが、その中で連続殺人鬼キャラの犯行の様子やタヒ体描写を書く必要が出てきました。
普段あまりグロ系は得意じゃないのでそういう系統のインプットが少ないのですが、キャラ深掘りやストーリー展開のためにどうしても犯行内容をしっかり描写する必要があります。
そこで残酷描写が上手い作家さんやおすすめの作品があれば教えていただきたいです。
イメージとしては虐◯器官の冒頭のように生々しく想像を搔き立てる詳細さはあるけどグロ描写が大げさ・娯楽的?になりすぎてない淡々とした雰囲気のものが理想に近いです(スプラッター物でのサービス要素としてのグロではなく、実際にこういう事をしたらこうなるよね、というリアリティがある方向性を目指したい)
他には直接残酷シーンを描かずタヒ体描写や事後?描写、周囲の反応から内容のおぞましさを想像させるようなタイプの作品もあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
みんなのコメント
コメントありがとうございます。
◯戮にいたる病はミステリーやどんでん返し系好きなので読んだ事があります!確かにかなり残酷な描写はありつつ淡々と狂った雰囲気はかなり感じました。
異常快楽〇人はまだ読んだ事がないのですが、実在の殺人鬼の生い立ちからノンフィクションで描くというのはかなり参考になりそうなので読んでみたいと思います。
乙さんは学生の時に少し読んでいましたが、ホラーのイメージが先行して残酷描写のイメージありませんでした!盲点ですね
ゴスは読んだ事がなかった作品なのでチェックしたいと思います。
ありがとうございます。
サツ人依存症っていう作品はまさに「犯行の様子を描写せずにタヒ体描写で犯行のおぞましさを想像させる系」だったよ
主に子どもが被害に遭う内容だからそういうの苦手だったらちょっとキツいかも
刑事が主人公でタヒ体描写や死因が淡々と、でも事細かに書かれててそれだけでもウッとなる
具体的に言うと「前の穴と後ろの穴が繋がるくらい酷い乱暴を受けていて~」とかそういう感じ
佐藤究さんはどうだろう?
淡々とグロい場面を描写するのが上手いと思う
直木賞をとった『テスカトリポカ』はストーリーもすごくおもしろくて一気読みしたよ
あと貴志祐介の『天使の囀り』や『クリムゾンの迷宮』とかもどうだろう?
フィクション的なグロかと思ったら実はちゃんと根拠があって人間の怖さが根底にある感じの作品
あんまり小説詳しくないけど、テスカトリポカはグロすぎて読んでてかなり疲れた…
馴染みがない宗教の話だったから、向こうには大義があるのに読んでるこっちにはまったくないって状況で
延々グロ描写が続くのがかなり疲れた
具体的にグロいっていうより言い方悪いけど野蛮て感じだった…
佐藤さんお恥ずかしながら存じ上げない作家さんだったのですが、例に上げてもらった作品ストーリーもテーマもかなり好みそうなので残酷描写関係なく読んでみたいなぁと思いました!
貴志さんは名作ホラーで必ず名前が出てきますよね。
天使の囀りは相当グロいと聞いて二の足を踏んでいたのですが、評価が高いので一度挑戦してみたいと思います。
20さんのレビューも参考になりました。
ありがとうございます!
悪名高いジャック・ケッチャムとかどうかな
自分は途中でリタイアしてしまったけど残酷描写は割と淡々としていた気がします
自分もこれだなぁ
隣の家の少女、映画見る勇気なくて原作小説挑戦したけどそれでもリタイアした
地下室の箱って作品が残酷度は一番マシだから初心者向けかも
妊婦さんが被害者だからこっちも無理な人は無理だろうけど
名前だけはよく聞くのですが内容的に絶対苦手なタイプだと思ってた作者さんですね…!
リタイア物続出するほど残酷なのはかなり恐ろしいですが、参考のために初心者向けのものから読んでみたいと思います。
平山夢明さん
独白するユニバーサル横メルカトルで有名な方で、ダークな短編を多く書かれています
グロ描写が直接的・娯楽寄りで絶対要件と違うので、味変したい時に手に取ってみてほしいです
平山さんはダイナーのみ読んだことがあるのですが、おすすめして頂いた作品も評価が高いので少し気になっていました。
イメージと異なるグロ描写という事ですが、参考になる部分もありそうですしこの機会に手にとってみようと思います!
ありがとうございます!
カエル男とかストロベリーナイトはどうだろう。トピ主のグロ得意じゃない度合いが分からないから、もしかしたら無理かもしれないけど…。
文章から痛みを感じて目を背けたくなる、血の匂いがするってぐらいどちらもグロ描写が多いんだけど、逆にそんな感覚に陥らせるぐらい読者を引き込む力が強い。表現方法や語彙をフル活用して殺し方の残酷さや死体の惨さを際立たせてくるから、書く時の参考にはなるんじゃないかなと思う。ただ快楽的な方法が多いから、トピずれしてる!根本的に違う!とかだったらごめんね。
レビューがとてもお上手で俄然気になりました…!調べてみると評価もかなり高く面白そうですね。
残酷描写の語彙・表現方法は色々インプットしたいと思っていたので参考になりそうです。
おすすめありがとうございます!
出てないのを挙げるなら綾辻行人のさつ人鬼シリーズ
いろんな方法でのグロめの頃しが出てくるしトリックも面白いのでお勧めします
綾辻作品はホラー・グロもありつつミステリー要素が秀逸ですよね。
殺人鬼シリーズはグロ度高いと聞いて尻ごみしていたのですが、読んでみたいと思います!
ありがとうございます!
福澤 徹≡アンデッドシリーズ
淡々と拷問する様子が書かれていて、ギミックが多彩
若干の助かる希望をチラつかせているけどまあ助からないよねって感じなので、精神的残酷さも兼ね備えていると思う
ハーラン・エリスンの短編『血を流す石像』
淡々とした文章でガーゴイルがひたすら人間を殺戮しまくる。人対人じゃないけどおすすめ。
BLだけど木原音瀬さんの吸血鬼シリーズ
残酷描写というか痛いことに関する描写が上手い
エンバーミングする人の話なので死体出てくるし、途中で主人公が犯罪に巻き込まれて暴力振るわれたりするんだけど、吸血鬼なので死なないから結構なことされるししっかり描写されてると思う
する側じゃなくてされる側の描写になるけど
小野不由美の黒祠の島
ホラー表現が秀逸な作家さんだから当然っちゃ当然だけど残酷描写も目の間で繰り広げられてるような錯覚を起こす描写の上手さでトラウマです
結構グロ耐性ある方なのに…
櫛木理宇の依存症シリーズ
柚月裕子の孤狼の血もまぁまぁあった
あとはシリアルキラーについて解説してる動画や資料書籍を漁るとか?私そういうの好き(っていうと誤解受けそうだが)で昔は殺○博物館ってサイトを覗いてたけど、わかりやすいし読みやすいしで悪くないかなと思うよ
但し被害者の写真がガッツリ載ってるページもあるので、現物を見たくない場合はお気をつけて
出てないもので、リアル系ではなくSFだけど
飛浩隆 「グラン・ヴァカンス」
詩的で美しい残酷描写は一見の価値あり
伊坂幸太郎もわりと痛い描写ある
あの独特のテンポ感のウィットに富んだ会話があって、それ故に、残酷な描写がひときわ痛くつらく感じる気がする
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