実際にそういったアクションを何度かいただいたことがある者です。
親しく思っていただけることや切磋琢磨する仲間として見ていただいたことはとても嬉しかったのですが、正直、ちょっと困りました…。
ぶっちゃけて言うと、そんなアドバイスをする時間があったら自分の作品の生産に充てたいです。
また、先方から請われてのことであっても、「偉そうにアドバイスするなんて、私は一体何様だ」と自己嫌悪にも陥りました。
さらに、お伝えしたことが結局は取り入れられてなくて(私が得意としてる技法をお尋ねされたのでかなり細かく解説しましたが、「やっぱり難しいですね」「時間がかかるんですね」という感想だけでその後の作品で実践された形跡はありませんでした)徒労感もひどかったです。
今後そういったお願いをされてもお断りしますし、ブロックまではいかなくてもちょっと疎遠にさせていただくかなと思います。

意見交換して切磋琢磨したいのと、尊敬する人に絵を教えてもらいたいのって全く別だと思うのですがトピ主さんはどちらなんでしょう。
特別関わりの深くない人にレクチャーするって、
トピ主さん側にはすごくメリットがありますが相手には負担を強いるだけですよね。
コミュニケーションの主体とするにはちょっと難しいと思います。

絵に対する向上心を使う場所はスペース等ではなく、個人で勉強するかお金を払ってそういう場所で受けるべきかと思います。

ここのサイトでもよく名前がでますが、
さいと〇なお〇(う、き)先生がそういう絵が上手くなりたい人たちのためのコミュニティを月額制で作ってらっしゃいます。
教えあったり、専用の作業通話サーバーがあったりするようなのでトピ主さんがやりたいことが叶うのではないでしょうか。

飽くまで私個人としての回答にはなりますが、
そういうメッセージが来たら、できるだけ質問に答える形で返事はします。
でなければ、こんなサイトで回答コメントを書くようなことをしてないからです。
実際にpixivメッセージやTwitterDMなどでもそういった対応をしたことがあります。
　
ただ後述もしますが、教えられるのは「基礎」か「独自の応用」(＝武器)です。
基礎であれば教えるか、そういうノウハウの書かれたサイトを紹介して終わりです。
応用に関しても教えられるんですが、教えることは正直戸惑います。
なので基礎については割と簡単に教えますが、応用はケースバイケースです。
　
　
じゃあすべての絵描きが回答をくれるかと言えば、ノーです。
10人に送ったら3人から返ってくれば良いほうじゃないでしょうか。
たいていは無視されます。
　
それに、絵がめちゃくちゃに上手くても「感覚で描いてる」天才タイプの人は、人に教えることがそもそも出来なかったりします。
「丸をキレイに描きます」「キレイに丸を描くコツとかありますか？」「丸をキレイに描くことです」
「髪を魅力的に描くにはどうすれば良いですか？」「それっぽくする」
「迫力ある絵にするにはどうすれば良いですか？」「バーンって感じにする」　
みたいなやり取りとかも発生します。
芸術分野に関しては、言語化して理論的に説明できる人も少数派だと思ってます。
　　
また、人にタダで物を教えるメリットって、基本的にはないんです。
学校の先生だって、塾の先生だって、スポーツのインストラクターだって、ピアノの先生だって、対価としてお金を貰ってるから教えてくれるわけです。
それをタダで？
　
もちろん、まったくないわけではありません。
・教えることで自分の知識や技術を整理できる
・ボランティアによってイメージ向上になる
・人の役に立てるという喜びを感じられる
ただ、上記のような無報酬でもやりがいを感じられる度合いが薄ければ、タダで教えるメリットはないことになります。
　
それに絵描きに限りませんが、その技術技能を身につけるのに多くの時間や労力、金銭がかかってます。
それらを武器にして活動してるわけですから、他人に武器であるノウハウをタダで教えるようなお人好しは少数派です。
そういう意味では、今はYoutubeや支援サイトなどで自身のノウハウを披露することが金銭という対価に変えることが出来るサービスが増えました。
なのでもしあれこれと知りたいことがあるのであれば、そういった動画や有料記事を見るのが良いと思います。
　　
　　
以上が「教えを請う」場合の話です。
何かを得るのであれば、相応の対価が必要だということです。
　
　
しかし、金銭だけが対価とは限りません。
切磋琢磨、仲間やライバルのような関係であれば、お互いに自分の武器を教え合うことで、それがお互いの刺激になり成長になります。
そう、武器のギブ・アンド・テイク、貿易が成立するんです。
だからこそ、切磋琢磨する関係は武器を互いに隠すこともあれば互いに披露することもある。

ただこれが出来るのは技術的・レベル的にも年齢的にも近くないと難しい、というのが持論です。
年下が年上に教えたり、年上が年下に教えを請うのはやはり抵抗感があるためです。

私もよく絵描き仲間と絵について色々と技術的・ノウハウのことを話しますが、それは年齢差が±2に収まっている、学校時代からの同輩・先輩・後輩の間柄だからです。
流石に歳が5つ以上離れる年上に対してアドバイスをするのは憚られますし、年下に教えて欲しいというのも憚られます。
これは私個人の感覚なので「気にしない」という人ももちろんいるでしょうが…

トピ主さんは切磋琢磨するような関係を築きたいようですが、教えてもらうだけでなくご自身も他人に教えられるだけの武器やノウハウを持っていなければ「ギブ・アンド・テイク」の貿易は成立しません。
　
　
トピ主さんは「絵があまり上手ではない人がよく通話に来る」とのことですが、そういった人たちの絵を褒めたり、良い所を探したりしてるでしょうか？
絵の話をして、相手が教えて欲しいと聞いてきた時に教えたり武器を見せたりはしているでしょうか？
　
その通話窓が絵を教えている、絵の話をしている場になっているのであれば、
トピ主さんのようにそういった情報を知りたい、交換したいという人たちも集まってきます。
また来ようと来てくれます。

まずは、トピ主さんがよくいる通話の場を、そういう雰囲気に変えることをしてみたらどうでしょうか？
トピ主さん自身が武器を披露することをしなければ、他の人もそこで武器を見せ合う空気にはなりづらいです。
まずはトピ主さんから手の内を明かす、絵の話のキッカケに通話参加者さんの絵を褒めたりする、そういうことをしてみれば良いんじゃないでしょうか。
　　　
　　
少し内容が散らかったのでまとめます。

>>ご教授願いますなメッセージ送られたらやっぱり退きますか？
私個人は回答します。
回答しない、無視されたというのであれば、何度もしつこく送るのは避けたほうが良いです。
仮にどうしても回答が欲しいのであれば、「報酬を出すので添削して下さい」といった内容なら検討の余地があります。

通話などの場合なら「〇〇を描こうとしてるけど、上手く描けない」という現状だけを話したほうが良いです。
「教えてくれませんか？」と訪ねてしまうと相手はイエスかノーで答えなければならなくなります。
気持ち的にノーでも状況的にイエスと言わざるを得ないことが多ければ、その絵描きはその通話に来なくなります。
教えてくれる人であれば「なら◯◯はこうして描くと良いよ」と自然に教えてくれます。
　
　　
>>意見交換して切磋琢磨していきたい
意見交換、情報交換は対等でないと成立しません。
格下からダメ出しされてはムッとしますし、格上は格下と意見交換するメリットがありません。
自分自身も他人にある程度教えられる独自の応用した武器があったり、
自分と同レベル・同年代の人とでないとそういった仲間・ライバル関係は築きにくいです。
もしネット上でそういった関係を築きたいのであれば、絵描きの中でも年齢を気にせずに接することが出来る相手を探して、そういった人と画力を高めるためのライバル関係を築くと良いんじゃないでしょうか。
　　
　
飽くまで私個人の考えに基づいた回答になります。
参考になれば幸いです。

気持ちは分かります。
「対等な立場」って難しいですよね。

自分の中での格付け(言い方良くないかもですが)と、相手の中での格付けが合致することってそうそうないと思います。

トピ主さんが「変な奴……」と思っているお相手が、「トピ主さんとは画力近い(からリスペクトし合える！)」と思っている可能性もありますし、トピ主さんが「画力近い(からリスペクトし合える！」と思っていても、お相手が「変な奴」と思ってしまう可能性もあり……。
ままならないなと思います。

>こんな、いかにもご教授願いますなメッセージ送られたらやっぱり退きますか？
>何回もそんなメッセージ送られたらうざったくてブロックされちゃいますか？
私ならどんな方か、ある程度の仲にならないと回答しないですね……。
日頃からお話していて、「本気で上手くなりたいんだな、頑張ってるんだな」って感じる方には「こんな私で力になれるなら……」とお答えします。

もし「先生」認定されて、「教えてクレクレ」され続けたら困るなぁって考えちゃいます。
それこそトピ主さんのおっしゃる「互いにリスペクトし合える仲、切磋琢磨できる仲」ではないと思います。

「どうやって絵を勉強しましたか？」という質問だったら自分が読んだおすすめのデッサン本を教えてますが、絵で見て感覚的に取り込んでいるので技術的なことを質問されても上手く答えられる自信がないので困ります。
それはあくまでも私個人の話であって、自分が読んだ教本や使っているブラシを教えることすら嫌な人も中にはいますので「このくらいの質問なら絵描きはみんな嫌悪感を持たずに答えてくれる」ってわけではないですよ。

＞「身体のこの部分をもっと肉感的にしたいです。自分ではこうしてみたのですが、改善策教えて貰えませんか？」というのはどうなんだろう、と思いました。

こういう質問はpixiv FANBOXやnoteで有料記事を公開していたり、金額によって月○回まで添削指導を受け付けるという方々がいらっしゃるのでそちらをあたった方がいいですよ。
大多数の絵描きは絵を描くこと、描いた絵を人に見てもらうことが好きだから公開しているだけで、自分の持っている知識や技術を使って他人に指導したいという人は少数じゃないでしょうか？

切磋琢磨って同じレベルの人達が互いに競い合い、ときに励ましあって技術を磨いていくことであって、自分より遥かに技術力のある人に教えを乞うのは切磋琢磨ではないですよね。
同レベルの人たちとのVCが嫌ならお絵描き指導や添削を専門的に行っている人に直接指導を求めた方がいいと思います。

自分の開いたもくりに来る人はヘタクソで変だから嫌
もっと上手い人と仲良くなりたい、技術を吸収したい。
トピ主の所に来る人はレベルも釣り合ってるんでしょうし、その人らと切磋琢磨したら良いんじゃないですかね。自分が思ってるよりも、実力は下だったりしますよ。きっとその人たちはトピ主の鏡。
トピ主が求めるレベルの人がトピ主と付き合って、何か教えて貰えたり刺激を受けたりのメリットはあるんですか？
優しい人がボランティア精神で少しアドバイスはくれるかもしれませんが、ギブアンドテイクが成立しなければ「お互いに切磋琢磨」は不可能ですし、一方的に教わりたいなら教室へ通うとか、対価を払って乞うしかないですよ。
刺激し合って上手くなりたいという向上心は素晴らしいですが、トピ文を拝読する限り分不相応のワガママだと思います。