実際美味しいカップケーキを食べるのがやはり一番だとは思います。後は、少し大袈裟に分かりやすくでしょうか。
私もそんなに語彙力はないのですが
『ふんわりと焼き上がったカップケーキを手に取り割ってみれば湯気が立ち上り甘い香りが食欲を刺激する。焼き立ては何でも美味しいと聞くがこのカップケーキも御多分に洩れず外はカリッとした部分を残しつつ中はふわりと柔らかい。甘さも控えめで何個でも食べられそうな至高の味に思わず顔が緩んでしまう。美味しくてほっぺたが落ちそうなんて例えがあるが、まさに今私の頬は美味しさのあまりニヤけてしまいいつもより垂れ下がって落ちそうと言えなくもない。あの例えは本当だったのだと実感した瞬間だった』
長くてくどくなってしまうのが僕の悪い癖。ですが凄く美味しいと言うのを全面に伝えたいならこれくらい誇張しても良いのかなと思います。

自分の場合ですが、カップケーキの描写自体は「チョコチップとバナナの定番の組み合わせだ」くらいにしておいて、キャラたちが食べるシーンや、「美味しいね」と言いあうシーンに力を入れます。たぶん、読者さんが読みたいのはカップケーキではなくキャラなので。リアルでも、美味しそうに食べている人がいたら「美味しいのだろうな」と感じませんか？そのノリです。
「カップケーキに手を伸ばして『熱い！』と◯◯は言ってはにかんだ。焼きたてなんだから当たり前だろうに」「ふんわりと膨らんだカップケーキに◯◯は歯を立てた」「味付けは××の好みに寄せてあった。シナモンが効いていて、それがくすぐったい」みたいに情報を追加していきます。
大抵のひとは美味しいカップケーキを食べたことがあるか、想像できるでしょうから、カップケーキ自体の描写は頑張らなくても美味しいことは伝わります。カップケーキを食べて喜ぶリアクションの方が読者が見たいもの、かつ説得力があるものと思います。

上の方も書いてますけど
レシピ本とかグルメ動画とか見てみるといいと思います。
レシピの材料見てもいいですし
実際作ってみるとか、買ってきて咀嚼しつつ味を感じるのもよいかと。

小説に登場するのが手作りなのか店で買ったのかはわかりませんが
手作りならば「素朴」「バターの香り」などが使えますし
店のものならば「華やかな香料」とか「生クリームの上にちょこんとちりばめられたナッツ」とか
外見のことから触れてもよいでしょう。

多分１行でさっと流すような感じですよね。
カップケーキは読んでる人のほとんど（小麦アレルギーやお菓子苦手な人方以外）が
食べた経験があるのでそこまでこだわらなくても大丈夫な気もしますよ。

どちらにせよ「ふんわり」「香ばしさ」が売りな食べ物ですので
私ならばまず外見に触れ、味に触れのみで次の場面にうつると思います。

参考になっていたら幸いです。

カップケーキを詳細に決めていますか？
作者さんの頭の中に無いものは物語の中に現れません。
もしキャラのいる国(もしくはおおよそこの国のイメージ)があるのであればその国のカップケーキを調べます。
材料はなにかで味や香りは変わりますし、焼きたてなのか市販品なのかでも変わります。
プレーンなものでもクリームが乗っているのか、そのクリームは砂糖多めのクリームで甘いのか、ミルク感のある味なのか、甘さ控えめでさっぱりなのか。
カップケーキの土台はプレーンなのかチョコなのか、チョコチップが入っているのか、レモン風味なのか。
その国でオーソドックスなものを選ぶか、キャラの好みがあるのであればキャラの好みを選ぶか。
決めたらレシピを調べ材料を確認。甘さに関しては砂糖の分量で変わるのでキャラの好みに合わせる。
手作りで焼きたてなら甘くて香ばしい香りが強めですし、市販品なら香ばしい香りはしませんが、ほっとするような優しい香りがほんのりしたり。
味のバランス＝2種類以上の味のバランスとなるはずなので、レモン風味で甘みと酸味なのか、プレーンな生地で生地に甘味はないがチョコチップが甘いのでバランスが良いのか。
など、カップケーキひとつにも設定を決めておくと書きやすいと思います。

あらやだリロードしてなくて妙なことになっちゃったわね！？
これだけじゃなんなので

「こんがりと焼けていて、味のバランスもとれていておいしい」
十分良いじゃないの？
「こんがりと焼けていて、味のバランスもとれていておいしい。一口、二口と食べ進め、気づけばひとかけらも残さず食べ切ってしまっていた。」
とでもしておけば「おいしくて一気に食べたんだな〜」って思って貰えるんじゃないかしら？
五感で描写するといいなんて言われているけれど五感が奪われた描写だってアリよ！（他コメさんへの返信参照）コメディタッチな作品のときに活かして欲しいわ！
あとは「おいしい」という単語を使わないとしたらどう書こうかな？と考えてみるのも良いわね！
トピ主さん！苦しい時が伸びる時よ！
ナイス向上心〜〜〜〜！！！！☝️゛

カプの片割れが食いしん坊キャラなので、食べるシーンが出てくる二次創作をよく読みますし書きます。
はっきり言って食べ物の描写はありきたりな表現でいいです。「こんがり焼けたおいしそうなカップケーキ」とか最低限の描写でさっさと進んでしまいましょう。
「カップケーキおいしそう」と思ってもらうのが狙いの作品なら別ですが、くどくど説明されても読者は「別にそれ読みたいわけじゃないんだよな〜」と無意識にフラストレーションが溜まったり蘊蓄っぽさを感じてうんざりしたり、読み飛ばしたりします。

もちろんそういうディティールが素敵な小説も存在しますが、トピ主さんが苦手ならサクッと進んでしまった方がいいと思いますよ。

トピ文を見て、まず、主さんは三人称と一人称のどちらで書いているんだろう～と思いました。
三人称なら『しっとりしている』『ムラなく焼き色がついている』『香ばしい』『ちょうど良い甘さ』などのあまり飾りすぎない、一般的によく用いられる表現で済ませてしまっても良いと思いますが、一人称でそのキャラの主観で語るのであれば、そのキャラの性格や好みを通して表現を探るのも良いと思います(もちろん三人称でも書き方によっては使えます)。本来甘いものが苦手な人なのにそのカップケーキを美味しいと感じたのであれば、『ほどよい甘さだった。正直、ぼくは甘いものがあまり得意ではないのだけれど、これは素直に美味しいと思った』みたいな言い方もできるかもしれません。舌が肥えているのか、料理・お菓子作りをするようなキャラなのか、それによっても変わってくるのではないでしょうか。そうではないのに味について過度に修飾してしまうと、なんだかそのキャラと合わずにちぐはぐになってしまう場合もあると思います。『ひとくち食べる。生地はふんわりと柔らかく、数回噛むとすぐに消えてしまった。甘くて、美味しかった』みたいな簡単な表現のほうが意外としっくりくるかもしれません。
あとはカップケーキのビジュアルや種類にもよりますね！他の方がおっしゃっているように、どんな材料が使われている？クリームは乗ってる？どんな色をしてる？とか、考えてみるのも良いと思います。
個人的には『味のバランス』は私が洋菓子の味のバランスについてあまりわからないのでどうやろか～って思いました。カップケーキを美味しいと感じる要素、みたいなことなのかなと思いましたが、それを知っているとなるとかなり舌が肥えているように感じます！もちろんそういうキャラなら何も気にならないとは思いますが！(気分を害されたらすいません…！)

長々と失礼しました＆トンチンカンなことを言っていたら申し訳ないです。
がんばってください～！

はいはいはいはい！お菓子大好き！お菓子作りも好きです！！
カップケーキといえばリンゴもいいしレーズン入りもいいしチョコとかクリームチーズもいいですよね〜！！このトピを見て一瞬で知ってるタルト屋さんの美味しいカップケーキや作って美味しかったクリームチーズとチョコのカップケーキのレシピを思い出しました。美味しい描写は美味しいお菓子を愛するところから！！

マフィンカップを剥がしてひとつかぶりつく。サクッとした軽い食感を味わう端から、ポロポロと飾りのナッツ類が零れ落ちた。おっと。手で受け止めて口に放り込むと、生地の濃厚なチョコの味に、香ばしいアーモンドが加わり幸せを感じた。
チョコとアーモンドのカップケーキ美味しいよね！！！！急いで食べるとマフィンカップ剥がす時にあちちってなっちゃうから少し冷めるのを待たないといけないけど！！表面がカリッとしていて中はふんわりしているのがジャスティス！！トッピングのナッツやドライフルーツが食べる時ポロポロ落ちがちで、でもたっぷり乗せたいお年頃！！頬張った時にチョコ系ならダイレクトにチョコのビターで濃厚なお味にときめきますし、プレーンならバターの優しい味を表現したらいいと思います！！あんまり甘いって直球表現すると、濃ゆい甘さを感じちゃうからちょこっとぼかすかな！表現の語彙は味そのものを描写するのもいいですけど、そこから世間一般に連想されるイメージをもとに、感じて欲しい味のイメージを再構築すると良いですよ！濃い甘さならガツンとか濃厚とかとろりとか、軽い甘さならサクサクとかふわっとか！！バターがじゅわっと広がるのもいいですよね！！てろり、という表現もグッドです！バニラエッセンスの香りも書くだけで美味しそうな感じがするし、生クリームは滑らかとかぽてっとしたとか書くとかわいい美味しい！！です！！

お菓子に対する基礎知識や好奇心があると表現の幅も広がるのではないかな、と！！ぜひ！！この機会に！！お菓子屋さんへGO！！！！！