大体いつも3000文字から1万文字の短編しか書けない字書きなので...
大体いつも3000文字から1万文字の短編しか書けない字書きなのですが、これが自分のスタイルだと思っています。
そんな私には、この15年以上愛してやまないSSがあります。そのSSを読んだ時涙が止まりませんでした。読者さんの感想も多くついていて、短いけど読む価値があります!と皆さん絶賛でした。
そのSSの文字数を知らない事に気がついて、昨日投稿サイトに調べに行きました。
…わずか756文字でした。
たった756文字で。10数年の間愛して何度も思い出す話がまさかこんなに短いとは。読んでいる最中、もっとずっと長いと勘違いしてしまう程に、あと1文字たりとも落とせないパーフェクトな行間、セリフ。
今まで、中編も長編も書けないと悩んだ時期はありましたが、これほど短くとも人の心を掴む物語があるのだ、私にも書けるだろうか?と短編に対する思い入れが深くなりました。
皆さんは、ものすごく短いお話で心を掴まれたことはありますか?商業、同人関係なく体験談を聞きたいです。
みんなのコメント
心奪われる140文字には何度も出会ったことがあります。ツイッターです。
狙って140文字にしてる凄い方々も大勢いますし尊敬していますが、エッセイとして非凡な体験談を語る文才あるツイッタラーに出会ったときは衝撃でした。フィクションとノンフィクションでは戦場が違うという見方もあるかと思いますが、エッセイ方面は短文でも度肝を抜かれる表現力、語彙力、構成力の方が散見している印象です。みなさん文筆家じゃなくて仕事をしつつ、趣味でぼんやり自分の壮絶な過去を呟いたり昇華されてる感じですけどね。
ああいう方々が本気で筆を取ったら実力派の純文学路線で売れるんだろうなあ、と思ってます。
小学生の時に、短編SFで有名な星新一さんを知り面白さに夢中になりました。
あれこれ書きすぎなくても頭にスッと入ってきてインパクトのあるオチで印象づけるスタイルは今も私の目標です。