Twitterで「他の作家さんは〇万字の作品書いててすごい」とか...
Twitterで「他の作家さんは〇万字の作品書いててすごい」とか
「〇万字なんて自分には無理だ」と言っている字書きの相互さんを見かけました。
その方の作品はいつもかわいらしくて好きだったので、
内容が良いなら文字数関係ないのでは?と思ったんですが、
ずっと前にこのサイトでも
「他の字書きに〇万字書いた、今度の本は長編だとマウントをとられた」
という意見が書き込まれていたのを思い出しました。
なので、その相互さんを「短い話でも好きだよ」などと下手に励ましても
逆に傷ついたりするのだろうか?と思い、その時はスルーしました。
ちなみに相互さんは普段静かでとても優しく、かまってちゃんな人ではありません。
本当に「〇万字書けない」という事に悩んでいるようだったのですが
そこまで文字数に悩む理由はなんなんだろうと疑問に思いました。
そこで質問なのですが、字書きさんの間では文字数を多く書くことが目標だったり、〇万字以上の作品がすごい、などの風潮があるのでしょうか?実際にそういうマウントをとってくる方は多かったりしますか?
みんなのコメント
確かに「○○万字超えちゃった〜!!」というと無条件に上手いように見えますが、実際のところ140字が上手い人の短編集の方が読み応えあるイメージです。
私の周囲では、ワンドロに合わせて文庫メーカーで画像4枚程度の文を書く方が多いので、そもそも長編を書く/書いてることを誇示する方は居ないです。
そうなんですよね。文庫メーカーの画像でやってる方もいるので
余計に長編にこだわる理由が分からなくて。
長編がうんぬんというより、相互さん自身が作品に自信が持てないという
ことなのかもしれませんね。
三万字が今までの最長の字書きです。マウントされたことはないですね。
短くても面白い話もたくさんあるので、特に長く書こうとは思わないです。なんとか結末を付けたいだけです。
ただ、支部投稿の十万字超えの長編で、これまでハズレ!ってのに出会った事がないんですね。(同人誌ではあります)ある程度以上の長さを書ける人は、力量がある方が多いとも感じてます。
なので、長編書きさんには尊敬の目を向けてしまうところは確かにありますね。
短くても良い作品ありますよね。
相互さんもまさにそういうタイプです。
ポンポンと作品を上げてくださるので毎回楽しみですし、
なので落ち込んでた様子を見るとなんだか悲しくて……
文字数ってそんなに大事なことなのかなと思って質問してみました。
ある程度の長さが書けると力量がある、という考えは納得できました。
確かに長編になればなるほど結末とか難しそうですね。
落としどころに迷いそう。
それができる人はやはり一目おかれるのでしょうね。
文字数少ないと読む気がしないというご意見を見たとか、実際に短い話はスルーされてしまうとその方が感じているからとかですかねえ…
私自身は短くても長くても話の内容や文体が好みでなければおもしろさとは関係ないと思ってます。自ジャンルにもその風潮は見られませんが、たくさんジャンルがあるので、そのなかには文字数をマウント要素のひとつにしている方はいらっしゃるのかなと思います
あーなるほど……それはあるかもしれません。
最近特に短い話を上げられてたんですが、
リプもいつも7個くらいはあったのに
それはひとつもついてませんでした。
(その後自分ともう一人がリプ送ってました)
そういうところで気にしているのかも。
そうなんですよね、例え140字でもくすっと笑えたり、
このシチュいい~!とかなるんで
気にしなくていいよとは言いたいんですが
何を気にするかは作家さんごとに違いますしね。
マウント要素……難しいものですね~;
私的には1万とか2万文字書けるように頑張りたい気持ちはあります、ただ別に短いのが全然ダメ!というのは全くないです、内容が良ければ全然伸びるし、○万字書ける人だけがすごい!なんてことは無いです!○万字書くのがその方の目標ならもちろん応援してあげたりとかすればいいと思います!(ついでにわたしの周りにはマウント取ってくるような人はいないです)まとまってない文で申し訳ない
いえ、よく分かる文です!
本当におっしゃるとーりで、
内容が良ければいいじゃないかと思うんですよ。
ご意見をお聞きして今ふと思い返したんですが、
その方が〇万字目標!と言っているところは今まで見た事が無かったです。
もしかしたらひそかに目標として立てていたのかもしれません。
だから文字数にこだわっていたのかも……
今後そういう決意を言われたら、その時に応援するようにします!
前にここで「友達が10万文字の小説書いたけどものすごくつまらないから読むのが辛い」ってトピ思い出しました。
何万文字書いてもつまらないものはつまらないし字数マウント取りたい人の作品って字数稼ぎに余計な文を無理やり入れてくるから大体面白くないんですよね…。
個人的にはサラッと読める一万以下の文がいいので字数がかなり多い作品は敬遠しちゃいます。
字数多いのが正義ではなく字数と多いかつ面白い作品書ける人がすごいし、星○一みたいにショートショートでめちゃくちゃ面白い話しかける人ほど尊敬する。
人それぞれだけど。
あ、自分も星〇一大好きです。笑
ありましたね、そのトピ!ちらっとしか見てなくて忘れてました。
やっぱりその人ごとに何万字書こうが面白くなければ
字数ってプラスにはならないですよね。
でもやはり字数マウントは存在するのですね……
自分もコメ主様と同じで「面白い作品書ける人がすごい」という考えです。
星〇一も、他の作家の長編でも、面白いが一番ですよね。
相互さんにも自信もってもらいたいなあと改めて思いました。涙
2000字程度のSSばかり書く字書きです。Twitterメインなのでそれで特に不自由も不都合もないですが、一人の相互さんがいつも「○○字になっちゃった」「既に○○字…」ととにかく字数について頻繁に呟くので、みんなそんなに字数を意識してるのかな、とたまに気になったりはします。そもそも新書メーカーに流すまで文字数を全く見ていないので…。その相互さんをマウントとは特に思わないですが、特に○万字がすごい、みたいな風潮もないと思ってます。オフの本にする際にはやはり多少そこを意識せざるを得ないんでしょうが。
自分の場合は書きたいものを書いていたら結果2000字程度で、それが自分にとって適正な文字数なんだ...続きを見る
なるほど、字数呟きの相互さんにとっては気にするところなのかも
しれませんね。
こちらの相互さんも、そういう呟きを見たのかもしれません。
本にするなら気にするのはちょっと分かります。
自分も漫画描きなので、ちょっと厚めの本ができたら嬉しいですし
次もこのくらいで描きたいと思う事はあるので。
やはり各々適正数字があるということですよね。
長編を書ききれる胆力がある字書きもすごいし、短編で物語を収束させることのできる字書きもすごい。で良くない?
物語にはそれに適した文章量があるので、一概にどちらがいいと論ずる必要はないと思います。
適切な文章量を見極められず、無駄に長く書いたり、必要な描写すらかけずに短すぎたりすると「面白くない話」になるだけで……。
そうですね。おっしゃるとおりです。
どちらが良いという事はないので、短くても面白いよと
言おうとしたのですが、字書きさん達にはそういう目標数字みたいな
ものがあるのかな?と思って質問させていただきました。
その世界を書くのに適切な文章量があれば問題ありませんよね。
全く同じ考えです。
掌編も長編も書く字書きです。文字数は作品の内容に関係ないと思っています。
140字でも、千字でも、5万字でも10万字でも、内容の良し悪しには直接的な関係はありません。
その話(ネタ)に合った文字数がありますので、それを適切に選べていればよいのだと思っています。
ただ、長い話を書くのは一時的なパッションだけではなかなか難しく、ある程度の根気と体力が必要なので……他人のそういった点を「すごい」と表現していることはあります。
(わたしは長編も書きますが遅筆なので、コンスタントに10万字〜の小説を出してくる人には圧倒されてしまいます)
上の方も言われる通り、適切な文章量が選べているかが重要ですよね。
10万字書いてあってもつまらなければ意味が無いですし。
でも確かに、「長い話を書くには胆力がいる」という点では
長編を書けるということのすごさが表せられるのかもと思いました。
その相互さん、実は飽き性らしいので、
文字数というよりは”作家自身の根気と体力に憧れている”
そういう可能性もあるよなとご意見をお聞きして気付かされました。
内容の良し悪しに関係はありませんが、読後感はかなり変わってくると思います。
これはかなり極端な例ですが、日本文学の中でも名作と名高い「雪国」や「金閣寺」、あれらが長編小説ではなく短編小説だったら恐らくは今と同じ評価にはなっていなかったと思いますよ。本来、長編小説というのは短編では収まりきらない量のストーリーがあるので長編小説なんです。
その字書きさんはたまたま文字数に焦点を当ててお話していますが、本当に憧れているのは単なる字の数ではないのでしょうか。
紐解いていけば「長編に向いた壮大なストーリー」「長くても淀みなく書き続けられる根気や筆力」「長編を仕上げた時の満足感」などに憧れているので...続きを見る
読後感、確かにそれは結構重要な点かもしれません。
短編は作品数は多く読めるけれど、長編には長編にしかない読後感、
満足感みたいなものが高いのはそうですよね。
他の方も言われる通り、どちらが優れているということではなく
”どちらかでしか味わえない感覚”というのは存在すると思います。
本当に憧れているのは文字数では無い、という一言に
はっとしました。
もっと深く広い世界観を表したいということなのかもしれません。
なんかすでに出てるけど、まず長編を書き切れることが長くできる構成力や息切れしないスタミナ的な意味ですごいと言われると思う
ただそれと作品の良さは全く別で、短編も長編もおもしろいのはおもしろい、つまらないものはつまらないんだよな
だから長編すごいっていうのとか文字数マウントにはその辺が絡み合ってるんじゃないかなと思う。長編すごいの意味を履き違えているというか…
そうですね、長編を書ききるという行為自体は確かにすごい労力ですし
そこに憧れる気持ちは分かります。
自分も長編漫画とか見ると問答無用ですごいと思いますし。
でもそれが面白さには直結しないのはほんとにそうです。
短くても面白いものはたくさんありますし。
長くてもつまらないものもたくさんある。
長編すごいの意味をはき違えてる、というのもなるほどなと思いました。
ただ書けばいいというわけではないですものね。
字書きですが、その文字数を書けるだけのストーリーを作る力と集中力があることを尊敬するので〇万文字書ける人すごいと度々呟いてしまいます。
卑下してるわけでも慰めて欲しいわけでもなく憧れのようなものなので、たくさんの文字数を書いたという人を目にしてもマウントと感じることはないです。
文字数に限ったことではなく、連載を長期間きちっと続けている人や、短編でも決まった周期で投稿できる人をすごいと感じるので、単純に文字数どうこうというより持続力や発想力という部分に憧れを感じるのかもしれません。
あくまで自分の意見ですが、参考までに…
上の方々も言われる通り、
「憧れるのは文字数だけではない」ということなのでしょうね。
その作家さん自身の労力自体にすごいと思うのはよく分かります。
普段漫画を描いているので、「分厚い本すごい」と呟いたことはありますし
それはコメ主さまと同じ、それを描かれた事への賛辞のつもりでした。
自分も単純に、文字数関係ないよ~!と思ってましたが、
相互さんが悩んでいるのはそこではないんじゃないかという
ご意見を多く聞いて、ああ自分の考えも浅かったなと
改めて認識することができました。
参考になりました。
書き込んでいただいた皆様ありがとうございました。
・面白い話に文字数は関係ない
・相互さんが悩んでいるのは文字数ではなく
長編を書く事自体への憧れの可能性もある
この二点の他にも色々な視点のご意見をお伺いする事が出来て
自身にとっても勉強になる回答ばかりでした。
相互さんは無理に励まさず、もし今後辛そうな様子であれば
それとなく話し相手になろうと思います。
ここでお聞きした事も、この言葉が必要そうだなと思う時が来たら
さらっとお話してみます。
これにてトピはしめさせていただきます。
お優しい皆様に心から感謝いたします。
たくさんのご意見、ありがとうござい...続きを見る