下手な時から努力して大手になりました。
全てが上手くいくような全能感はありませんが、下手な頃よりも精神的に落ち着いて活動できてます。

私は絵馬になった事実よりも、多数の人から認められた実感の方が、自己肯定感を上げてくれてる気がしてます。
下手な頃って上を見るしかないから落ち込むし、評価されない事実が苦しいし、自分が絵を描く時間より短い時間で、上手い人がどんどん上手い絵を完成させるのがつらいし、ムカつくし、嫉妬するし、こんなこともう辞めたい！って、嫌になる時間がすごく多いと思うんです。

でも上達すると、色んな人から認められます。
自分で自分を否定する行為の間に、他人から評価された事実が挟まります。時には嬉しかったコメントを思い出します。

下手な頃は「どうせ自分なんて、いくら練習しても評価されない才能の無いクズなんだ…」って、自己否定が自傷行為になってましたが、上手くなると、良い意味で自己否定できるようになりました。
努力して上達してきた自分と、自分に足りないことを客観的に見つめて、「今の自分は絵が下手だ。今の自分にはこれが足りない。だからもっと伸ばそう！今まで頑張ってきて上手くなれた！だから努力すればもっと上手くなれるはずだ！」みたいな。

それに上手くなるほど、絵のおかしい部分が見えやすくなります。
そうすると絵の直し方も今までの経験的に大体分かってくるので、何もわからず模索していた頃より上達速度が上がった気がします。
要領を得て、吸収スピードが速くなってる感じ。

だから下手な頃より早くもっと上手くなっていくし、絵を描く事が楽しいです。
悔しさは今でもたくさん抱えてますが、それ以上に描く事が楽しいと思える環境になったので、総合的に見れば上手くいってると思います。

万フォロワ絵描きです。どこ行っても名義変えても同人誌出せば売れるみたいな状態ですが別に自己肯定感上がった感じしません
絵を描くことが楽しいと思える日の方が稀で、あとは描きたくないけど自分にはこれしかないから…って感じです
最近は上げたイラストや漫画への反応が増えすぎて若い人？に変な絡み方をされたり逆カプのタグをつけられたり面倒なことばかりで悩みは尽きません

良いことは絵を描けばお金がもらえるのである程度自由があってまあなんでもできるところ
実家が余裕なくて大学行けてないのでもう少し落ち着いたら自分のお金で通いたいなという夢持ってなんとか生きてます。絵はある程度描けるようになってしまったんで新しいことをひたすら学びたい欲だけが溜まっていく…