「飽く迄も仮定の話です」という文を文系の人に「誤字だよ」と指摘されたことがあります。
「悪魔でも」でしょ、と。
結論から言えば「飽く迄も」は誤字ではないのですが、今思えば「あくまでも」を「飽く迄も」と表記するのは漢字知識ぶった表記だったかなとちょっと後悔しています。
タイピングで変換できるからと、あえて難しい漢字を使ったりするのが自分の悪いクセでもあります。

ただでさえ難しい日本語、本来の意味と昨今の間違った用法がごっちゃになって「ニュアンスが伝わらない」なんてこともザラです。
ここに標準語だけでなく方言なども加わると…

「単語の誤字誤用のみご指摘下さい」と注意書きがあったとしても、十中八九それ以外の構成やら文法の指摘や批評まがいのコメントが来るかと思います。
SNSやネットの世界には「日本語が読めるけど読んでない人」が驚くほどたくさんいます。
私見ですが、トピ主さんの場合は誤字脱字確認のために匿名サービスをオープンにはしない方が無難かな、と思います。

誤字脱字が多い人は、
・文章をある程度（一文や段落ごと）書いたら一呼吸し振り返って確認する。
・タイプミスはクセが出やすいので特にその箇所を注意する。
（例：そんなことない→そんなことまい、隣り合ったキーを押してしまう、など）
・推敲と校正は割り切って別々に読み返す。
プロの字書きでも校正という段階を踏みます。落ち着いて誤字脱字誤用のみをターゲットに読み返すクセを付ける。
・文字検索を駆使して変換や間違い探しを効率化する。
・プリントアウトして紙やパソコン⇔スマホなど媒体を変えて読んでみる。
意外と紙で読むと間違いに気が付きやすくなります。私はそこで赤字を入れたりします。

私は注意欠陥障害なので本当に誤字が多くて辟易していましたが、自分の特性を知ってからは逆に気をつけるべきポイントも分かりやすくなり、ミスをなくすための落ち着いた時間を余計に設けたことで誤字は以前ほど多くはなくなりました。
参考までに。

似たような経験、とは若干違うかもしれませんが…
昔相互だった人の作品を紹介した際、「闇落ち」という言葉を使ったところ、「私の書いたキャラにそんな言葉使わないで」と激怒されたことがあります。
誤用でも失礼な表現でもなく、正義感溢れるキャラが悪に絆されて染められてしまう…みたいな内容だったので、そう表現しただけだったのですが。
この言葉の何かが気に障ったらしく、TLで数日に渡り空リプ愚痴を連投、終いには作品ページに「闇落ちという表現しないでください」とわざわざ書かれる有様でした。
流石に付き合いきれんと思い、潔くブロックしました。

自分では問題なく使ったつもりの言葉でも、突然イチャモンつけられることありますよ。
私の場合は相手の地雷を知らずに踏み抜いてしまったのが原因でしたが、変なのに絡まれるくらいなら何もしないのが吉です。
フォームの設置より、趣味に理解のある友人や同ジャンルで仲良しの方がいらっしゃれば、直接読んでもらって指摘してもらうようお願いするくらいの方が安全だと思います。