私も同じ悪癖がありましたが、そのおかげで地雷を克服できましたよ！

地雷をわざわざ見るのってなんか痛気持ち良いというか。ささくれを剥いたり、かさぶたを無理やりはがすみたいに、やっちゃダメ、すごく痛いんだけど謎の快感もある……これと同じだと思います(私にとっては)。

昔、名前を見るだけで苛立つCPがありました。作品を見かけるたび、なんだこれ、ありえねー、きもちわりなどと憤っていたのですが、次第にその不快感がクセになってきて。
様々な作品を漁っていました。
そして地雷CPのなかで神作と呼ばれる作品や、神作家の解釈を見聞きする中で、段々と 何故彼らはその2人をくっつけるに至ったのか、その2人のどんな所が魅力的なのか
少しずつ、あ、そこだけはなんかわかるかも。みたいな部分が見つかり始めたんです。
それを繰り返すうち、これまで「地雷 」と呼んでいたものが、私は萌えないけどまあ好きな人もいるんだろうなというひとつの「作品」に変化していきました。

なんでそんなことするのか、理解出来ない。自分にとってありえない。そういう事柄って怖いですよね。
でも、この世で人が生み出す創作は、あまねく全てに人の意思や考えが宿っています。
まず人間がいて、それぞれに色んな考えがあって、そこから作品が生まれるのです。

作品を通して、腰を据えてその人の考えをじっくり聞いてみれば、自分にもなんとなく理解できる部分が見つかるかもしれません。同じ人間同士の対話ですから望みはあります。
ほんの少しでも、あ、わかる。と思えれば、それはもう怖いものではありません。

トピ主さんは今、良くも悪くもその地雷に興味のベクトルが向いてる状態です。
それはチャンスでもあります。
本当に興味無いものには、なんの感情も湧かないからです。
何故そんなことを書くんだろう。意味がわからない……今はそれが怒りに繋がっているのかもしれません。
しかしそれはそのまま疑問へと変換することが出来ます。
疑問があれば、解消したくなるのが人間の性です。
もしかしたらその答え探しのつもりで、トピ主さんは地雷原へと突撃しているのかも。

地雷と呼ぶくらいですから、なるべく減らしたいものです。
考えようによっては、トピ主さんはそのチャンスへ踏み出そうとしている、そんな意見もありますよとお伝えいたします。
あくまで私個人の意見ですので、どうか無理なさらず。
トピ主さんが快適にオタクライフを歩めますように。