起承転結の起と承をうまく捉えきれません…。 起が物語の始ま...
起承転結の起と承をうまく捉えきれません…。
起が物語の始まり、承が物語の展開だということは分かりましたが、桃太郎で例えると「おばあさんが桃を見つけた」ことを起という方もいれば、「桃太郎が鬼ヶ島へ行くために仲間と出会う」ことを起という方、承という方もいます。
起承転結を感覚的に行ってきたこともあり、自分の物語を起承転結の枠にはめようと言語化を試みると、分からなくなってしまいます。
起と承は具体的にどのように違うのでしょうか。またなぜ上記の桃太郎のように、人によって起や承の捉え方が変わるのでしょうか。
物語のメッセージ性をどう捉えるかによって、起承転結も変化するのでしょうか?
みんなのコメント
ゴルフに例えると、ボールを打つのが起、ボールが当たったから飛んで行く(当然の流れ)が承(うけたまわるとも読みますね。きっかけからものごとが引き起こされて場面が組上がっていく所です)、ボールが鳥にぶつかる、風が吹く、など当然のはずの流れが変化するのが転、そして予想外のオチに運ぶのが結です。
承の部分をどこに置くかは、そこを物語の進行の叙述部分とどこまで見なすか、で変わってくると思います
長旅の珍道中で起きる様々な出来事をひとつひとつ面白おかしく描きたければ、起承転結は旅の出来事ひとつひとつで起きるとするでしょう
でも長旅の珍道中はその人の成長過程に過ぎず、最終的にその成長の結果...続きを見る
桃太郎が生まれました
育ちました
強かったので鬼退治に行くことに
鬼を倒してみんなめでたしめでたし
伝えたかった事が結ですよ。
その対辺にあるのが起。
桃から生まれたことにしたのは、普通の人だと鬼を退治できないからバフするため。
仲間を与えたのも勝率をあげるため。それがばあさんの団子つながりだとすれば、ばあさんらも鬼退治に一役かった意味も加わり、泣かせる話になるじゃん
という分析でいます
起承転結、わたしも苦手でした!
上でコメントしていらっしゃる方とかぶってしまうかとはおもいますが、
起承転結をそれぞれ塊で捉えるというよりも
起から承に移動するきっかけ、移動させるターニングポイントの点の方に注目したらわかりやすかったです。
トピ主さんが例に出してくれた
・おばあさんが桃を見つけた
・仲間と出会った
どっちも起になりうるのは、作者が物語においてどちらがよりターニングポイントとして重要視したか?という注目ポイントが違うのだと思います。
そもそも桃太郎の生まれが特異であるとするなら前者、
冒険に出ることが大事だとするなら後者…みたいな。
また...続きを見る
起承転結は漢詩の構成についてのものなので、物語の構成に必ずしも一致するとは限らないです。
物語は三幕構成、もしくは序破急で構成したほうが分かりやすい場合もあります。
序破急を起承転結に変換する時、序を起承とする場合や、破を承転とする場合もあり、それで起承転結で分解した時に人により変わってしまい、起承が曖昧になりがちなのだと思います。
クライマックスが転、あるいは破なのはほぼ一致しますので、この範囲を何処にするか、何処に重きを置くかでも色々変わりますし、どう分解するかは物語の「魅せ方」にも大きく関わるところなので、人よって違うものだと思いますし、そこが語り部の腕の見せ所でもあるかと思います...続きを見る
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