立ち絵みたいということは、いつも「立っている人」を描いているということで合ってますか？
であれば、単純に体制や視点を変えてみたらいいんじゃないでしょうか。
小物を足したり、頑張って家具を描いて添えるとイラストらしくなります。

・座っている状態
　→あぐら、体育座り、ヤンキー座り、しゃがむ、椅子に座る、ベッドの上で読書など
・横になっている状態
　→ゴロ寝、上から見た大の字、片肘をつく、腕枕など

あとはポーズに大きな動きをつけてみては？
小さな動きだけ(手のポーズだけとか)だとやはり立ち絵感が出てしまうので、具体的に何かをさせたり、今何をしていた所なのか想像して、日常の一部を切り取ってみる。
必ずしもキャラがこちら(カメラ)を向いているわけではないと考えてみましょう。

・大きな動き
　→両手を大きく広げる、片手を上げて挨拶、ジャンプする、ダンスする、全身で決めポーズなど
・視線を正面以外にする
　→空を見上げる、横顔、本を読む、ドリンクを飲む、食事中、料理中など
・2人以上の絡み
　→肩を組む、向き合って腕相撲、スマホをいじる片割れを横から覗き込む、相手の頭に顎を乗せるなど

最初のうちはフリーのポーズ集や構図集、写真集などを模写してみるのもいいと思います。
参考になれば幸いです。

私も構図を考えるのがとても苦手でした。
自分がいいなと思った構図の写真やイラストの構図模写をして練習しています。
細かく描かなくていいので、紙に小さい枠を描いてその中にざっくりシルエットを置きます。
ただ模写するのではなく、ここにこれを置くと目立つ、全体がまとまる、みたいな感じで分析しながらやってみるといいと思います。

あとはラフを描くときにデジタルの場合はキャンバスを画面の半分くらいに縮小して、全体を見るようにして描いています。アナログなら構図模写と同じように小さい枠に描いてから大きい紙に描くようにするといいんじゃないでしょうか。
私はあまり動きのあるポーズを描きませんが、上を試すようになってから構図を褒めてもらえることが多くなりました。よかったらお試しください。