間取りやマップが明確に浮かぶような、分かりやすい風景の描写につい...
間取りやマップが明確に浮かぶような、分かりやすい風景の描写について
建物や部屋・街の風景を描写する際、どのようなことに気をつけて執筆していますか?
トピ主は、間取りやマップに矛盾が生じないよう、図に起こした資料を用意したり、出発地点や目的地はどこか?どんな目的があるのかきちんと整理してから執筆しています。しかし、資料や整理した情報を的確にアウトプットできているか、読者に風景描写が伝わっているか客観視しきれず、よく不安に感じています。
とある参考書では、プロの小説家でも間取りが異次元空間に陥りやすいとありました。
異次元空間にならないための事前準備や執筆の工夫がありましたら、アドバイスいただけないでしょうか。また風景描写が巧みで、間取りやマップが明確に浮かぶような小説や小説家がいましたらご紹介いただけると幸いです。
みんなのコメント
綾辻行人の館シリーズや霧越邸〜というミステリ小説がありますが、あのシリーズは特殊な建物ありきで事件が起こるものなので、読者にフェアであるために必然的に建物描写が多いです。
参考になるかもしれません。
オススメいただきありがとうございます!やはりミステリ小説だと、風景や間取りを的確に描写されてますよね。
丁度GWなので、早速読んでみたいと思います!
それは間取りが完璧に伝わらないといけない作品なの?ミステリーとか脱出とかならまだしも、推しカプ読みたくて読んでるからそこまで細かく気にしてる人は少ないと思う。
コメントありがとうございます。はい。二次創作を書いています。
例えば、次の授業に向けて、本校舎の教室から西校舎にある理科室へ移動するシーンが必要だとします。トピ文に書いた事前準備や、最低限の風景描写・場面切替を取り入れて執筆したものの、匿名箱で「Aくんのクラスの教室は本校舎にあるはずなのに、何で急に西校舎の情報が出てきたのか。そして理科室に来たのか分からなかった。読み直したら、「ああ、授業のためか」と思い出したが、わざわざ読み直さないと分からない文章は読み手に配慮してないので改めてほしい」と指摘を受けてしまいました。
移動の合間に心理描写を少し挟んでいるので、恐らく心理描写を読んでいる間に...続きを見る
なるほど。丁寧にありがとう。指摘されたんだ…。
解決策としてはいっそ敢えて詳しく描写しないとかもありだと思う。"西校舎"という情報は必要なのか、授業のために理科室に行く情報だけでは駄目なのか、とかたぶんもうしてるだろうけど情報の取捨選択してもいいかもしれない。
とはいえ、正直その匿名メッセージは押し付けがましいと思わなくもないな…。もし可能なら仲のいい相互とかに分かりにくいか聞いてみてもいいと思う。
こちらこそ丁寧にアドバイスくださりありがとうございます。
なるほど、確かに西校舎という情報は要らなかった可能性がありますね…。情報の取捨選択はすごく大事ですね。アドバイスいただいて改めて感じました。
実は壁打ちのため親しいファン友達がおらず…。先日、コ○ナラで添削依頼をしまして、情報の取捨選択がきちんとできているか、客観的にご意見いただきたいと考えてます。
改めまして、二度もご返信くださりありがとうございました!情報の取捨選択を気をつけて行きたいと思います!
小野不由美さんの残穢。
分かりにくいけど、位置関係の理解が必要な部分、かなり丁寧に描写していた。
図解で解説しているサイトもあったので、すべての人に理解されていたかは自信はないけどね。
描写の注意点なら、難しいものを説明したいなら簡潔に。
早い段階で必要な情報を提示。
一文を短く。
目が滑らないように適度に改行を入れる。
漢字の多用をしない。
を、普段の文章よりも気をつけること……かなぁ。
小説の紹介や、描写の注意点などありがとうございます…!
確かに、風景を詳細に書こうとして一文が長かったり文章がくどかったかもしれません。今、次回作を書いている最中なので、注意点に配慮しながら次回に活かしたいと思います…!
風景描写を分かりやすくするというより、地理情報が必要な場面を出すなら、そのシーンが読み手の記憶に残るように気を付けるかな。
情景描写の巧みさは場面の解像度アップに繋がるけど、位置関係の記憶を残すのとはちょっと違うというか。
だから誰がどこにいるかが重要なら、まずそこにいる事を明示しておく。それで読み手の記憶に位置を植え付けておく。
位置を覚えさせたうえで、細かな描写は二度目にやる。
殺人事件の小説とかも、まだ殺人が起こってないうちに誰がどこへ行ったかとかを書いておいて、事が起きてからおさらいするみたいに、まず一回目は位置情報以外の事は読み手に深く考えさせないようにする。そんな感...続きを見る
コメントと具体的なアドバイスをくださりありがとうございます。
確かに、情景描写と位置関係の説明はまた別物ですよね。位置関係の説明に、情景描写を挟んでいたので、余計ややこしくなったのかもしれません。
居場所を提示して記憶させる、とても参考になります…!ありがとうございます、早速次回作に取り入れたいと思います!
異次元空間にならないために、私ならそもそも建物を別紙で書き出さないと自分で把握できないレベルの複雑さに設定しないです
そんなもの、どれだけ描写しようが読者も別紙を作らなければ正確には理解できないものになると思うからです
勿論、建物の構造を緻密に設定しないといけない作品ならこの限りではないですよ
でも本当に必要で無い限り、複雑な設定なんかない方が相手に伝わりやすいと思いませんか
本棟に教室も理科室もあればそれで済む話です
心理描写のために距離を稼ぎたいなら廊下の端の、とか
考え事をしていてついゆっくり歩いてしまう、とか
地理よりわかりやすい理由に置き換えると思います
コメントありがとうございます。
せっかくアドバイスしてくださった手前申し訳ないですが、原作に基づいた二次創作をしている関係上、本棟に教室と理科室を配置すると、原作の設定を無視することになり、できかねてしまいます。ごめんなさい。
複雑な設定は原作が設けたものなので、私にはその設定を変えることができないのです。
他の方からもアドバイスを受けていますが、位置情報の明示や情報の取捨選択をすることで分かりやすい文章を心がけたいと考えてます。
横からごめん。
三浦し○ん先生の指南書に、ぼんやり描写にならないように間取り図を書くって例があるんだけど、それに倣ったんじゃない?
トピ主も言ってるけど、情報の取捨選択が良くなかっただけで、図面化することはそこまで悪手じゃないと思うけどな。
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