要点を得ない小説について特徴を挙げてください。独自の解釈でかまい...
要点を得ない小説について特徴を挙げてください。独自の解釈でかまいません。
反面教師にさせていただきたいです。
読み始めた頃は読みやすくて綺麗な文章だと思っても、読了後、何を伝えたかったのかよく分からない小説に出会うことがあります。(対象はプロアマ問わずです。)
中にはテーマ性は一貫しているものの、なぜかちぐはぐに感じる物語もあります。
皆さんはこういった小説に出会ったことはありますか。また独自の解釈でかまいませんので、要点を得ない小説の特徴について挙げていただけると助かります。
みんなのコメント
登場人物の心情や環境が、最初と最後であまり変わっていない
話に必要のないエピソードや描写まで削らずに(ある意味丁寧に)書かれている
個人的には、早筆で、何作もコンスタントに作品を投稿する人の文章が薄いと感じることが多いのですが、推敲やプロットの練り込みが足りていないせいだろうなー…と思っています
まず大前提としてトピ主に伝えたいことがある。それは「小説はなにかを伝えるため書かれたとは限らない」っていうこと。
新たな文章表現の模索とか、あるいはよくわからないことをよくわからないという形にしたいがために書かれることもある。そういうのは純文学の領域だから同人でやってる人はなかなかいないだろうけど……
そういう小説もあるし、そもそも自分が伝えたいことをうまく受け取れなかったっていうだけの可能性がある(そのほうが確立は高いと思う)ので、そういう小説に出会ったときには自分がなにか足りないところがあるんだなと考える。
……というと答えになってないのでひとつ答えを言うと、単純に練り込み不足、...続きを見る
最近、数年前の自作を読み返したときに、まさに要領得ないと感じた
当時も微妙だなと思ってた中編小説だけど、特徴
・テーマが定まってない、一言で表せない
・いくつかの言いたいことがゴチャゴチャに出てくる。例だけど、AB小説で、AがBを好きになった理由、Bが自分の気持ちをうまく言えなくなった原因、ABの好きなスポーツで新技を習得する話、みたいに色んな要素が入ってて、それらが連携してない
・連携してない理由は、プロットが雑、テーマ設定があいまい、シーンばかりが先行してる、起承転結のバランスが悪い(転だけめちゃくちゃ書きたいことがある、とか)
・地の文で説明しすぎ、解釈文や設定説明みたいな小説...続きを見る
そもトピ文からして「要点」でなく「要領」では……?
読み手の日本語読解レベルによって、持つ印象も違うでしょう。
つまり作品自体が稚拙だから読みにくいのか、読み手の読解力が足りないから難解に感じるのか、一口に断定することはできません。
また小説の読み方は感性にも大きく左右されます。
小難しい叙述トリックが好きな人には楽しい小説も、感覚だけで読みたいタイプの人にはつまらない、意味が分からないと思うことがあります。
そのため、特徴を上げようとすると自分の感性や感覚に合わないものを槍玉にあげるだけになるかと思います。
5さんの意見に尽きる
誤字脱字、てにをは、用語用法のミスのような文章としての体を成していないレベルではない場合、トピ主さんがプロを例に挙げているので、職業=作家として出版されるレベルのものになると、それは読み手の知識や感性、時代や社会に依存するよ
例えば絵画や音楽に置き換えて考えてみて欲しい
ロック、ジャズ、クラシック、歌謡曲、ポップスetc人の好みは無数にあるけど、どんな音楽や歌手、バンドが好きか、それは人の感性や好みの問題だよね
「クラシックが理解できない(要領を得ない)」って言っても「ふーん、好みじゃないってことね」って思うでしょ?
だからこの質問は、個人の好き嫌いを聞いて...続きを見る
早速コメントいただきありがとうございます…! 皆さんのご意見大変勉強になります。
そして盛大な誤字失礼しました…。指摘してくださった方々ありがとうございます。
よかったら皆さん引き続きコメントいただけると嬉しいです。
何が言いたいのかはっきりと伝えない、とくに事件が起きるわけでもない、登場人物のそのときの心情を描くことが狙いの小説もありますね(純文学がそうです)
しかしこの質問の目的が、反面教師にしたい、ということなので恐らく純文学を書きたいわけではないでしょうから、筆者が意図せず、要領を得ない文になってしまっている小説の特徴を聞きたいのでしょうね
・テーマを決めていない
・勢いで書いているので、登場人物の行動に矛盾が生じるが、気にしていない
・一文が長くて何が言いたいのかわからない
・視点が固定できない(一人称、三人称)
・設定を複雑にしすぎて扱いきれていない
まずは、テーマを決...続きを見る
要領を得ない文章だとすぐ見切って次行くから何で判断してるか自分でわかる所だけ
一文の情報量、文章が書かれた目的と目標があやふやなまま進んでいくものは読まない
ひどいときは、読点の前と後ろで目的と目標がばらばらになっている
ミスリードを誘う文章?と思って最後まで読んだけど何言いたいか分からなかった時とか本当に時間の無駄
自分が描くのは漫画でセリフを最低限に絞る傾向があるから聞き流して欲しいんだけど、
変に「粉雪舞う季節うんぬん…」みたいなオシャレな一文より、そして12月中旬くらいでいいよって思う。凝った文章は上手い人じゃないと浮くしわかりにくい。
あとセリフで説明するなって言うのもわかるけど、自分も含め今は読解力ない読者も多いから説明してくれと思う。
「テーブルの上に緑の紙を叩きつけた」離婚届と認識出来るのは事前に結婚描写があって、片方が離婚したい心理描写かケンカがあったほうが親切かなと。
あと適切な余白行あると読みやすい。ギチギチだと一瞬視線外れたときどこだったか分かりにくくなる。こんなでいいか...続きを見る
要領を得ない文章と聞くと私の場合は読み手が迷子になる話の場合ですね。
迷子というのは読んでいてどう感じていいのか分らず、心の中でモヤモヤしている状態です。
例えば先が分からないけど今は敵を見つけるための行動だ、というのが分かれば迷子ではないです。
主人公やキャラの行動がストーリーにもキャラの心境などを表すわけでもなく、「何?」という状況は読んでいてほんと要領得ないなあとなってそれ以上読まずに投げます。
要はジェネシスやら渚カヲルやらみたいな台詞回しするやつらのことだろ?てめえ何言ってっかわかんねえんだよ、人類に理解出来る言葉で書けやってなるやつ
テーマは明白だけど読んでも読んでも要領を得ることができなくて狂いそうになる小説の代表「フィネガンズ・ウェイク」をトピ主にオススメしたい。
比喩表現が過剰すぎる小説とか…
ひとつひとつの比喩は凝っていて綺麗な言葉なんだけど
ほぼ全部のシーンでキャラの一挙手一投足にいちいちつけられるとさすがに話が進まないし何の話だっけ?みたいになる
最初はシンプルな文章書いてたのにだんだんと装飾が過剰になって文字数が長くなっていく人が一定数いるように感じる
字書きとして年数を重ねるとただ「笑った」「泣いた」と書くのは抵抗が出てきてそうなるんかな?
たとえば世界の舞台や小道具設定の説明で10000文字くらいだーっと書き連ねた後で登場人物がプリン食べてブリン美味しい500文字で終わっちゃうような話
プリンは世界設定に全然関係ないし登場人物はパティシエでもない
今まで延々書いてた壮大な世界の話どこみたいなの
オチが取って付けたような弱さというか、やっつけ感がある小説かなあ。
タイトルが○○な割に本文にはあまり関係ないとか、多分このシーンを描きたかったんだろうけどそれ以外の部分が適当すぎて熱意の差が読み手に伝わってくる。そういう中途半端な作品は読み終わっても心に残るものがない。
大体キャプションで「途中から迷走しちゃいましたがもう諦めて投稿します……」とかって自虐の入った言い訳をしてるので、読みながらあ~なるほどってなる。
大した事件も起きないまま、
例えば朝起きて夜寝るまでの行動とか、そこまで言わなくても主人公が『ただ』片想いの相手と付き合う話とか、最後に『だから?』って言いたくなる小説。
二次ならまだいいのかもしれませんが、一次でそれをされると、なにも思うものがなく時間の無駄~って思っちゃいます。
私はそういう小説は「雰囲気小説」って呼んでる。気持ちが押しつぶされそうなときにこういうの読むと、すごく救われる気分になったりするよ。何も起こらない、何も変化しない。ただ普通(だと思う)の日常が、普通に流れている描写に、とても癒される人もいる~。
ただのワンシーンを2万字くらい丁寧に(ダラダラ)書いていたところだから、ぶっ刺さった。
なんも無い自カプの姿を書きたかったんだよ⋯⋯
二次創作小説に関してはじっくりワンシーンが書かれた作品すごくいいと思う……!
個人的な好みだけど、CPのちょっとした日常が切り取られてるような作品がすごく好きなのでコメ主さんにはそのまま書いて欲しい(トピ違いだったらすみません)
まさに今書いてる長編の一部に、お付き合い前の推しカプが互いの気持ちを秘めながら買い物する1日を冗長に書き込んだ場面があるんだけど…
自分で読んでほああ…ってなるからどこも削りたくなくて
こういうの、求めてくれる人いるよね!だらだらしてんなって思った人はバックすればいい
自分がこれでいいと思ったらいいんだよ他人からお金とってるわけでもなし
自分が読みたくて書いた推しカプを他人にタダで「厚意」で見せてあげてる!この心意気をもつの大事
AとBが出会って何かが起きて、というのではなく、Aが誰かに出会って話とかするけど、その誰かとどうなるわけでもなく、Aのモノローグ的なものがあっても出来事との関連性が読者には伝わって来ず、A自身はいつもの日常に戻っていくだけみたいな。Aの中では何かが動いてるとしても、それを読者に対してわかりやすく説明することを放棄していてこちらで読み解くしかないみたいな
プロならそれは文学として敢えてそうしてるんだろうけど、普通のエンタメでそれをやるとただ読者が置いてきぼりになる
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