接点という接点がないのに、届いているのかも分からない空リプ投げ合...
接点という接点がないのに、届いているのかも分からない空リプ投げ合うだけの関係。
この関係を何と呼べばいいのか分からないし、そもそも最初から名前などつかないのかもしれない。
全てにおいて実体がない。
だから仮に周りに話したとしても、ただの思い込み扱いされて誰1人信じてはくれないだろう。
空リプを宙に投げる行為は虚しい。
しかし本当に虚しいのは、空リプ以外に投げるものがないことかもしれない。
ああそうだ。
もし「どんな関係ですか?」と質問されることがあれば、「向こうに聞いてくれ」と答えを丸投げすることとしよう。
みんなのコメント
あれから10年…
イベントで初めて会った私たちは、イベントのたびに仲を深めあっていった…
ツイッターでは相変わらず空リプを投げ合うだけなのに、
リアルでは手を繋いで、一緒に出掛けて、ご飯を食べて笑いあって…
この関係を何と呼べばいいのか分からないし、そもそも最初から名前などつかないのかもしれない
「お二人はいつも一緒にイベントに出てますね!どういうつながりなんですか?」
「向こうに聞いてくれ」
「トピ主さん、またツイッターって言ってる」
もう時代はXだよ 彼女は笑う
(私にとってインターネットは虚しさであり、そこがどんな場所でも、呟くという行為はただ虚しいだけだ
虚しさを感じるためにあなたに空リプを投げ続けているのかもしれない)
彼女はふざけた亀裂の入ったXのアイコンを見てにやついている
(だって、今は虚しさなんて…)
「あなたに初めて空リプを投げたときは、まだツイッターだったし」
「論点のすり替え?ほんとネット弁慶コミュ症ツイッタラーだよね」
彼女の視線がわたしに投げられる
胸がドキドキしてくる
(空リプでなら、言いたいことが言えるのに…)
わたしも彼女にまっ...続きを見る
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