感想を貰う書き手としてのいち意見を書くね。
まず、私はだけど読み手がどういう解釈をしてどういう感想を持ったか、それが正解なのか不正解なのかを作者として気にした事がない。正解の感想が欲しいと思ったこともない。
作品それぞれ伝えたかったものは明確に設定してるしあるけど、わざと濁して伝わりにくく書いたりもするから(私はいくつかテーマを織り交ぜて1つのテーマだけ隠しテーマにするみたいに書くのが好き)思ったままの感想を投げてくる事はとても嬉しいよ。そんなふうに考えたのか！って自分でも意図してなかった事を知れて新たな魅力の発見にもなる。

ここからは更に私の話だけど、私は作品に仕掛けをするのが好き。だから色々仕掛けを入れながら書いた話に読み手がスルーして気付かなかった事を知ると、性格悪いけどしてやったりって気持ちになるし、繰り返し読んでたらもしかして…前と感想変わっちゃうんですけどみたいな感想来た時なんか両手挙げてガッツポーズするよ。
そんな書き手もいる。初手からズバズバ当ててくる読み手さんの感想はもはやライバル視してる。絶対違うオチにしてやるわ！とか思って大幅変更したりして、こうきたかー！って言われるとフフン。ってなる
まぁ読み手の感想に対してこんなふうに思って話を書く人間もいるから、あまり気にしなくていいと思うよ。
そもそも伝えたかった話が伝わらなかった、悲しいと嘆く書き手は書き手の力不足だからね！読み手が気にする事じゃない

たくさんのコメントを有難うございます。ひとつ一つの言葉を、じっくりと拝読しました。
まとめてのお返事で申し訳ありません。

作品を誤読してしまったことに対して、書き手・読み手双方の立場からのご意見を伺うことが出来、相手に嫌な思いをさせたかということについては、これ以上思い悩まなくて良いのだと思いました。有難うございます。

コメントを読んでいく中で、私の抱いていたもやもやの正体は「悔しさ」なんだな、と思いました。私もその時点でそう思っていたのに、相手の作品を見て自分の解釈が変わったわけではないのに、どうして同解釈で書かれた作品を、初読でそのように読み取れなかったんだろう、と。

相手に読解力がない人だと思われた！ってことが嫌なのかな、と分析してくださった方がいらっしゃいましたが、そうなんだと思います。
読解力というか、その時点で同解釈を持っていたのに、そう思っていなかったように伝えてしまったことが……。私もそう思っていたのに、それまでの自作品もその解釈で書いていたのに、相手の作品から読み取れなかったばかりか、誤って伝えてしまったというのは、「自分が心からその解釈で好きCPのことを考えられていなかった」ということだと感じてしまって、それで落ち込むのだと思いました。

私はその解釈で書いています、と相手に言ったことが無かったので、先に言われてしまい、悔しかった……言いどころを逃した気持ちというか、私も始めからそう思っていたのに……という感情が湧き上がってしまうのだと思います。

どこまでも独りよがりな悩み苦しみで、情けないばかりです。こういう自分の中の落ち込みは、まだ消えそうにありませんが、コメントを受けて、少なくとも相手にとってはそんなにたいしたことではなかったのかも、迷惑をかけたわけではなかったのかもと、少し気持ちが軽くなりました。

相手の方はその後も変わらずやり取りをしてくださっているので、誤読されたことを怒っているわけではないのだと思います。
私も自分の中のもやもやを少しずつ減らしていって、いつか機会があったら、あの作品のあの解釈、ほんとにしっくりきていますと、素直に伝えられたらいいなと思います。