俗に言うアニメ塗りやセル塗り、バケツ塗り系の塗り方(線画が重なっ...
俗に言うアニメ塗りやセル塗り、バケツ塗り系の塗り方(線画が重なっていない、はっきりとしたシンプルな一本線的なもので下塗り?+簡単な影や光のみのシンプルな色塗り方法)って難しいのでしょうか?
私の勝手な思い込みでアニメ塗り系の塗り方よりもギャルゲ・ブラシ塗りや厚塗り系の塗り方の方が難しいのだと思い込んでいたのですが、シンプルな塗り方はむしろ地の画力がそのまま表れるため誤魔化しがきかず「上手い」「(光や影等に)違和感がない」と思わせるのはかなり難しいというツイートを目にし…
それぞれの塗り方で難しいの種類が違うから一概にどの塗り方が難しいとは言えないということは分かったのですが、実際にアニメ塗り系の一見シンプルめな塗り方は地の画力が出やすいのでしょうか?意外と難しいものなのでしょうか?
※シンプルな塗り方を否定する意図はありません。純粋に気になっただけです。
私は見るだけで自分では描かないので実際に絵を描いている方のお話を聞きたいです。
みんなのコメント
何か描くときは写真を見ながら描くのですがアニメ塗りのように影と光の境界がはっきりとしている写真はあまりない、もしくは狙ったライティングではないので自分で境界を決めながら光を入れていくアニメ塗りはすごく難しいと感じています。影の入れ方も平面的に入れるのか物の凹凸を生かして入れるのかとか、何段階に影を分けるかとか自分で判断しなくてはいけない部分が多いと思います。
アニメ塗りに限らないと思いますが線の強弱も影を表現する手段になるのでそういうとこも難しいと感じる部分です。
ゲームのパッケージ見るといわゆる厚塗りとアニメ塗りのミックスのような絵が多くて、光が狙った位置に効果的にパキっと入っており、か...続きを見る
私もアニメーターではなく、アニメ塗り経験者であるだけで専門家ではないので間違いなどもあるという前提で書きます。
その①:色トレス線
よく絵の手法で「色トレス(線)」という単語を聞くと思います。
肌の主線などに肌色などを載せて塗りと線画を馴染ませる手法です。
しかし、元々はアニメ業界用語で、影やハイライトの境界線を色鉛筆で描く輪郭線のことです。
よく影の輪郭線は水色で表現されます。
ラフや下書きの段階で影を水色系で描いたりしている人がいたら、アニメーター経験者かその知識がある人です。
この色トレス線で影との境界線を引くのが、また難しい。
塗りながらであれば見て判別できます...続きを見る
体感ですが、線画時点でデッサンがしっかり取れていないとアニメ塗りの方が難しい感じがします。形がはっきり見えてないと迷いなく影を落とすこともできないでしょうし。
厚塗り系は塗りながらの調整がしやすく、また、塗りで絵の情報量が増やせるので、デッサンが多少狂っていても魅力を出しやすいです。
アニメ塗りが引き算の魅力なら厚塗りは足し算の魅力という感覚でしょうか…。私も昔は逆だと思っていましたが、自分が描くようになって実感しました…アニメ塗り、シンプルながら奥が深い…線画が綺麗な人なら色はバケツでバサッと流し込んだだけでもきれいな絵に感じますし、デッサン力つけたいです。