小説を書く際に、ほぼ一人称視点の三人称視点? 三人称視点だけれ...
小説を書く際に、ほぼ一人称視点の三人称視点?
三人称視点だけれども、フォーカスは一人に寄っているものというのでしょうか。
(GWから小説に挑戦しているので詳しくなくてすみません)
とにかく、そういう小説の地の文で「彼」ではなく、「相手」や「向こう」、「男」を使いたいのですがこのなかでおかしなものはありますか?
自分の書いている世界観では「彼」という感じではないなと思うので。
みんなのコメント
トピ主が言ってるのは三人称一元視点のことかな?
Aはドアを開けるなり、思わず顔をしかめた。目の前に立っていたのはBだったからだ。この男は先週自分にとんでもなく無礼なことを言ってきたというのに、あれから謝りもしない。
例えばこんな感じ。地の文は限りなくA視点に近いけど一人称ではなく、他人であるBを「この男」呼ばわりしてる。それはなぜかというと書いてある通り、Aに無礼を働いてきた相手だから。つまり言葉の選び方にもAの心情が反映されている。
だからトピ主が言ってる「相手」「向こう」も選択肢としておかしくはないと思うよ。
おそらく三人称一元視点のことですかね。
この場合、地の文には俯瞰目線からの描写のターンと、特定キャラ目線の描写のターンがあると思います。
俯瞰目線でキャラを描写するターンなら「男」、特定キャラ目線で相手キャラを描写するターンなら「相手」「向こう」が自然に感じます。
ただ、全てのケースにおいてそうとは言い切れません。例えば、特定キャラ目線でも「男」が自然な時はあると思います。「この男、許してはおけない」「こんなチャラい男を信じられるか」みたいな、相手キャラの属性を強調する時とか。
小説は文脈で判断するから一つの単語だけ抜き出して適切か不適切かってのは判断できないよ
通しで読んで不自然じゃなかったらそれでよし
「相手」や「男」は三人称一元視点の地の文でも使えるけど、私ならキャラの初回登場時限定で使う。
名前が判明したら、以降はキャラ名で統一する。
名前判明後も「相手」を使い続けると、冷たい・客観的・そのキャラと距離を置きたいといった印象を読者に与える。(意図した演出なら、アリ)
「男」は使い続けると、なんで名前分かってんのに「男」呼びなの?と読者を混乱させるから、私なら名前判明後は使わない。
一場面に複数の男キャラが登場した時、混乱を引き起こすし。
「向こう」は地の文の心理描写で使える程度かな。
(例:向こうは数を揃えてきた 等)
ただ「向こう」って指示代名詞だから、私なら候補...続きを見る
三人称一元視点に自由間接話法という書き方もあります。
個人的には三人称の地の文で、一人のキャラクターを向こう、と表現するのは避けますが、自由間接話法だと自然だと思います。
例↓
Aは声を荒らげたが、目の前の男はどこ吹く風という表情で煙草に火をつけた。その余裕がAは気に入らない。先に話を混ぜ返したのは向こうだというのに。
地の文を一元視点で「男」と表現し、「向こう」を使った最後の一文が引用符や伝達節を省略した自由話法、三人称に混ざるほぼ一人称です。明確に合ってるのか分かりませんが、だいたいこんな認識でやってます。
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