相場より安い仕事を受ける事の是非について 最近、「業界や他クリ...
相場より安い仕事を受ける事の是非について
最近、「業界や他クリエイターのためにも相場を下げるような依頼は断った方がいい」といった考えを目にすることが増えました。
もちろんそれが正しいと思う気持ちもありますが、実際のところ私は「報酬は安いが実績にはなる(知名度が高い企業や有名IP)」という案件をなんだかんだで受けてしまうことが多いです。
特に駆け出しの頃は「この仕事がきっかけで次につながるかもしれない」と思って受けたこともありますし、今でも「○○に関わりました」という肩書きが得られるなら正直割り切ってしまうこともあります。
自分はクリエイター業界で言うと正直有名な方ではないので、有名IPの仕事は「ぜひあなたに」という内容ではなく第一候補が辞退した・急遽代わりのクリエイターが必要になったなどのおこぼれ的なものも多いです。
なので価格交渉をすると自分より安く請けられる他の人に仕事が流れるといった経験もままあり、結果として足元を見られた金額でも即答で受けるのが常になりました。
(知名度的なメリットがそこまでない安い仕事に関しては断られてもいいの前提で強気に価格交渉してますが)
ただ、そうした行動が「自分が業界の単価を下げる一因になっているのでは」と後から自責してしまうこともあります。
とはいえ生活のためには理想ばかり追っていられないというのも事実です。最初から高い報酬の依頼しか来ない強いクリエイターになれればそれが一番いいですが…。
皆さんは相場より安い仕事の依頼が来た時どうしていますか?
同じような経験がある方がいればぜひ考えを伺いたいです。
みんなのコメント
ごもっともだと思います
その点で言えば自分は報酬より仕事自体の知名度アップや規模感に重きを置いているので、多少安くても受けようという判断になっているのかなと思いました
(さすがに一か月かかる仕事に5万以下などの条件提示されたら交渉するかもしれません)
なんというか、他のトピでも言われてたけど、安請け合いは相場下げる以前に自分が良いカモにされてる事実があり、どれだけスキル上がってもその値段で買い叩かれ続けるリスクがあるよとだけ
確かに仕事なら何でも受ける!というスタンスだとコメ主さんのおっしゃる事態になってしまうかなと思います
自分の場合は必ずしも安く受けたからと言って買い叩かれ続けているわけではなく、その次の依頼では単価が上がったりもしているので、何でも安請け合いせずある程度見極めれば買い叩かれリスクについてはまあ大丈夫かなと思っています
安い仕事を何件も受け経験を積みスキルを磨き大きな仕事への取っ掛りにする
これは正しいしいきなりサクセスストーリーなんかは無いし地道さに勝る堅実さはないと思う
自分が相場を下げてるってことにはならないと思うよ
個人1人の金額では動かないしそう簡単には変わらないからそこは気にしなくていい
買い叩かれ続けるのもよくわからない
自分の値段が上がったら自分から値段交渉出来るし
買い叩かれると言ってる人はなんの経験も無くて自分の憶測で言ってるだけだね
そうですね、実際多少条件が悪くても大きな仕事を受けたことでそれを見た企業から条件のいい仕事が回って来たりもしています
最初から割りのいい仕事ばかり回ってきたら一番いいんですが、駆け出しだとそうも行かないですね…
ある程度キャリアを積んだら値段交渉する事も勿論大事だと思います
自分の経験と重なる部分も多いご意見でとても心強かったです、ありがとうございます
フリーランスなりたての頃はなんでも受けてました。でも場数をこなしてスキルが上がってきたら、安くて数をこなさないといけない仕事や工夫のやりようがない(=納品する仕事に付加価値を付けにくい)仕事に時間を取られるのが嫌で断るようにしました
買い叩かれるということもありますし、自分よりキャリアが浅い人がこなして学びの機会にすべき仕事だとも思ったので
そうしたらもっとレベルも単価も高めの仕事が来るようになりましたよ。そのためにスケジュールを空けておいたのも良かったなと思ってます。今の時代、安い仕事で我慢しても「その値段でやってくれる人」になって、底なしに搾取されるだけです
仰る通り、キャリアに合わせて受ける仕事を変えるのも大事ですよね
「自分よりキャリアが浅い人がこなして学びの機会にすべき仕事」というご意見は業界全体の事を俯瞰して見られていてなるほどと思いました
今までもある程度自分の中で受けないラインというのは設定していましたが、もう少しラインを上げて自分の価値を高く設定してみるのも一つの手かもしれないですね
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