もう定着しがちだけど一次・二次創作の小説で見かけるとやっぱり萎え...
もう定着しがちだけど一次・二次創作の小説で見かけるとやっぱり萎えてしまう誤用・誤字を教えてください
【誤って使われがちな言葉】
・潮時→物事をするのによいタイミングのこと
・浮き足立つ→恐怖で爪先立っている様子。楽しそうに浮かれてる様子では足は不要
・おもむろに→突然椅子から立ち上がるなどの慌ただしい様子では誤り。ゆっくりとした動作など
・閑話休題→余談をやめにして本題に戻るという意味なので、本題を休ませて余談に入る際に使うのは誤り
・さわり→話の大事な所。話の頭の方を指して言うのは誤り
・琴線に触れる→良いものに触れて感動を覚えた時
悪い意味では使わない。逆鱗に触れると取り違えられがち。
・逆鱗に触れる→相手の怒りを誘発した状況に使われがちだが、目上の人間を怒らせた時に使う方がより正しい。
【誤字】
・永遠と× 延々と○
・せざる負えない× せざるを得ない○
【他の言葉と混ざっている】
・汚名挽回→名誉挽回と混ざっている。汚名は返上するもの。
二つとも似た意味だが、名誉挽回の方が元の評価が高く、一度の失敗でかなり傷がついた印象がある…?認識を間違えていたら申し訳ありません。
・雪辱を晴らす→屈辱を晴らすと混ざっている。本来は果たす。
そもそも雪辱が辱(はじ)を雪(すす)ぐと書き、受けた辱めを拭い去るという意味。ここに晴らすと表現がおかしな重なり方をする。
愚痴トピで見かけて気になって立ててしまいました。(一部書き込みから勝手に採用しています、すみません)
これから小説を書く際に参考になるようなトピになれば嬉しいです。
問題があれば削除致します。
みんなのコメント
良トピになりそうな予感。自分も勉強させてもらいます。
・~とゆう→~という
あえて使う(若者キャラなどに)ならまだいいのですが全部「てゆーか」「そうゆう」等の台詞は気が散ってしまう。シリアスなストーリーだと特に。
わー、トピ立てありがとうございます!
愚痴トピの方でも挙がってましたが、『憮然』は誤用がほぼ定着しちゃってて見かけるとモヤりますね…不機嫌な様子を表すのに使われがちですが、本来の意味は『呆然』と同じです。
あと『確信犯』もほぼ誤用しか見掛けない。分かってて悪いことをしている人を指して使われることが多いですが、本来は『自分の行いが正義だと信じて凶行に及ぶ者』を指します。イスラム過激派の自爆テロとか226事件の犯人なんかが該当する語です…
憮然と呆然は似てるけど違う。
意外な事が起こって、
落胆して悲しむのが憮然
驚いて呆れるのが呆然
確信犯は知らなかった…助かります。
でもなんて表現しよう
ルビも追加で!
「巣窟」になんで「すくつ」ってルビ振った!!
あと、誤字なら、おそらく「間隔」を「感覚」って書いてる方がいて、しかも紙の本になっても直ってなかったから、(本人的に正しいのか…?)といまだにもにゃもにゃしてます
●世界観・・・大半は「世界設定」のことを指している
●関係性・・・その「性」要らない
●成人済・・・その「済」要らない
我ながらこまけえなと思いつつ、どうしても気になるやつ。
しょ、職場の大先輩(かなり年配)も気になるって言ってたもーん!
あー、ごめんなさい! 小説「内」で、でしたね。ちょっと趣旨とズレちゃった……。
同人活動内で使われがちな、ということでお許しください!
かかわらず→“関わらず”ではなく、“拘らず”が正解
姑息な→卑怯な、ではなく一時的な、その場しのぎの、が正解
萎えるというか、自分が間違えて使っていた表現ですが。誤用を発見、過去の投稿を慌てて修正するまでがワンセットです……。
汚名挽回は昔は普通に使われてたのに70年代から誤用説が広まったそうで、元は誤用でもなんでもなかったそうですよ。「汚名挽回 誤用じゃなかった」とかでググると出てきます。
言葉って、誤用も使う人が増えれば辞書に収録されてポジション確立したり、逆に普通に使われてた言葉が誤用だって広まって誤用扱いになったりするので悩ましいですよね。
私も「独壇場(どくだんじょう)」が正しくは「独擅場(どくせんじょう)」だと知って、独壇場を見かけるたびにうーんと思ってましたが、これもググったら今はどちらも正しいとされてるみたいです。
あとは萎えるというほどではないですが、「すべからく」を「すべて」「おしなべて」の...続きを見る
確信犯も誤用だった使われ方が、今は正しい使い方とされてるようで
誤用され続けて市民権を得てしまうなんて、言葉は生き物だなーと思います
汚名挽回は誤用じゃなかったんですね…!
知らなかったのでしっかり頭の中に書き込みました。勉強になります。
言葉の変容はやはり難しい所ですね。
程よく今に馴染めるように選んでいきたいものです。知識はその為にありますね。
書く側は『正しさ』を気にしがちだけど、たとえ誤用でも世の中でその誤用が一般的になってる場合は、敢えてそっちに合わせる柔軟性も大事だと思うわ
やたら頭でっかちってのもねぇ
そこは当然踏まえた上での、それでも気になる!って話だと思ったんだけど、違うん?
わかってて敢えてコメしてるんだったらごめんだけど。
知った上であえて誤用を採用するのと知らずに間違えるのとは違う。どちらを選ぶか決める前段階として流布してる誤用を把握しようって趣旨のトピでしょ。趣旨に沿わないコメントは不要だよ。
ぴりつかせてしまったら申し訳ないので、参考になりそうなサイトを残しておきます~。
(基本のきだから皆見てると思うけど、一応。)
「毎日ことば」
https://mainichi-kotoba.jp/
最前線の現場の人でさえ「誤用」には苦労してるんだなと思うと何だか楽しいなと思います。
結論を覚えていないネタで申し訳ありません。
少し前に、Twitterで「独り言つ」が正しくて「独り言ちる」は間違いって盛り上がっていた気がします。辞書で調べると「独り言つ」だった気がしますが、上の方でも言われているように「独り言ちる」も一般的になっているからいいんじゃない?いやなってないだろ?みたいなやりとりを拝見したような。
どのあたりに落ち着いたのかな……と思っていたのに追えていなかったことを思い出しました。。
飯間先生のコメントがいちばんわかりやすいかなと。
ttps://twitter.com/IIMA_Hiroaki/status/1370793146263556096?s=20
(冒頭のhを削ってます)
ツリー読んでみてください。面白いですよ!
bMrf3EJCさん
ID変わっているかもですがqVWZBD13です!
早速拝見してきました!
先生は「文学作品でも使用されており、辞書に載っていてもおかしくない」と!
でも、論争になっていたくらいなので、気にされる方はいらっしゃる表現…いったたところでしょうか。難しいですね。
コメントありがとうございました!
うおートピ立てありがとうございます!自分も勉強になります!
ありがちで気になるのは『怪訝そうに』かなぁ?不機嫌そうに、という意味で使われたがちだけど、不思議で納得がいかないこと、またはその様子、のことなんだよね。昔自分も間違えて使ってた。
あとは『煮詰まる』も、もはや誤用が正しい使われ方として定着してきてますよね。物事がこれ以上進まない、という意味じゃなくて、本来は議論などが結論を出すポジティブな時に使われる言葉。
あと自分が気をつけてるのは、文をかく時つい「〜みたいに」と書きがちなんだけど「〜のように」って後で直したりする。口語を文語にするみたいな?(違ったらごめんなさい)ただこれは文...続きを見る
有用トピだー!
見て萎えてしまうというか、自分が正しいものが分からず萎えてしまうものたちです。
・的をえ……い……いて……えて…?
今は「的を得る」も誤用ではないそうです。「要点を捉える」という意味であれば。
「的を射る」が本来の使い方らしいですが、ややこしいったらねぇな……そんなとこも好きだぜ日本語って思ってます。
・確信をつ……核心?核心をつく?ハ?
「核心をつく」だと分かっていても一瞬悩みます。
iPhoneがいつも「確信をつく」と予測変換するので……。
廚と厠は某刀ゲームの二次でしょっちゅう出てきますよね!
厠で朝食をとり、みたいな文を昔読んで「うおーい!!!」ってなったことあります笑 やはり未だに間違える方いるのですね…
汚名は返上するものってちゃんと覚えられたのテイルズオブファンタジアのお陰だなあ(笑)
(作中で仲間の一人が誤用して、汚名は返上するもんだってツッコミが入るシーンがある)
結構間違えて覚えてるなあ……ってトピ主コメント見て思ったけど、琴線に触れるの誤用は見た事ないや。
「力不足」の意味で「役不足」を使っているのを見ると、出たな!となりますね。
役者不足って書きたかったのかなとも思いますが……。
上の方で使ってる方いらっしゃるしもう普通なんだろうとは思うんだけれどやっぱり「悩ましい」って聞くと脳内で峰不二子がうっふーんってしてくる…いやめっちゃ悩んでるんだよね、わかってます…細かくてすいません…
こういうトピ助かります。
間違っていると気づかず使っているものを調べることはしないので。笑
でも、微妙なものもありますね。
誤用のほうが市民権を得ていたりすると逆に正しく使いづらかったり…それでも正しく使うべきなんでしょうけど、難しいですね。
最近誘拐モノを書いていたんですけど、拐うと攫うって何が違うんじゃ〜って調べたことがあって、
攫う=主語が人間でなくとも使える(例:人気を攫う)
拐う=主語が人間(例:身代金目的で拐われる)
って調べてわかってなるほどな〜、と思いました。
皆さま周知の事実だったらお恥ずかしい限りですが、一つ勉強になりました。
学生キャラや成人キャラが知恵熱出した、みたいなのを見るとちょっとモヤッとします。
言いたいことはわかるんですけどね!
知恵熱 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E6%81%B5%E7%86%B1
敷居が高い→ハードルが高い
申し訳ありません→申し訳ない
最近意味や使い方が変わったようですが、昔は誤用だったのですごく気になります。
「気を遣る」を気絶と思われていたようで、「殴られた〇〇は気を遣ってしまった」みたく、中々おかしなことになっている話を昔読んだことがあります。
定着はしてないけど、R18小説で「しとどに」が正しいところを「しどしどに」としている人をたまーに見かけます
気づいたら最後、濡れ場どころじゃなくなります
聴く……音を意識して"きく"こと。音楽鑑賞とか。
聞く……自然と耳に入ってくる音を"きく"こと。
訊く……誰かに何かを問うこと。「私に"きかないで"」の"きく"
これ↑正しく使えてる小説とか漫画には滅多に出会えないからできれば浸透してほしい……「道を聞く」とか「Aに予定を聞いとくね」とか、モヤるんよ。常用漢字外だから仕方ないけど……
常用漢字外だからって書いてるとおり、自分は「きく」は基本的には「聞く/聴く」の二択だと思ってる。
...続きを見る
訊ねる、は使うことがあっても、訊く、では使わない。
会話文だったらひらがなにしてる。
訊いておくね、って書いたら、かた苦しく見える。
「瞳孔を開く」を目そのものをカッと見開く(´⊙ω⊙`)意味で使ってる例をときどき見るけど、瞳孔は真ん中の黒目の部分なので、開くと夜の猫みたいにかわいくなっちゃうよと思ってる
◯ベッド(寝台) ×ベット
◯バッグ(鞄) ×バック
◯ティーバッグ(紅茶) ×ティーパック
◯ケージ(檻) ×ゲージ
この辺は一般的に言われてますが小説でもよく見ます。モヤモヤする。
あと既出ですが「そうゆう」「ゆってた」を使う人も生理的にダメです。頭悪く見えてしまう…