一人称小説における回想シーンの表現について。 初歩的な質問...
一人称小説における回想シーンの表現について。
初歩的な質問であれば申し訳ありませんが、考えているうちにこれは果たして正解なのかわからなくなってしまったため質問させていただきます。
現在執筆中の小説に、一人称視点で過去のことをひとり振り返るシーンを書く必要があります。
その人物が回想するに至るまでの前置きはさくさくと書けたのですが、『俺が、あの日のことを引きずっているからだ(フェイクです)』という一文のあと、実際に回想させる際の文章の時制に悩みはじめてしまいました。
話においてそこそこの長さを占めるため、すべてを過去形もしくは現在完了形で語らせるとしつこい気がして、今は回想冒頭の『あの日も今日と同じ、嫌になるくらいの快晴だった』以降はすべて当時の「俺」の一人称として書いています。
ですが、あまりにそのパートが長いと読んでいるうちに読み手が回想と現在パートが混在してしまうのではないか、メリハリがなくなってしまうのではないかと不安です。
私のような書き方は、読み手にとって時系列を混乱させてしまうでしょうか?
また、そこが書き手の力量だというのはよくわかっていますが、実際に回想シーンをひとつの作中に入れ込んだ方の中で、こういう工夫をした、こういう文になるよう心がけたことなどありましたら教えて頂きたいです。
みんなのコメント
シーン区切り入れてればごっちゃにならないと思いますよ
回想が終わって現在パートになった時も、回想前の特徴的な描写など入れれば読者には伝わるはずです
(授業中に過去を思い出している設定であれば、回想終了と共にチャイムが鳴って我に帰る、とか)
あんまり一人称で書かないのでアドバイスにならないかもですが…
俺が、あの日のことを今もまだ引きずっているからだ。
五年前のあの日。俺はまだ高校生で、何も知らず暢気に暮らしていた。
──五年前
てな感じで思いっきりこっから過去!って書いちゃったらどうですかね?
現在に戻ってきたら、また改ページ等でわかりやすくしたら混乱はしないと思います。
(下手な例ですみません)