pixivの小説を拝読していると、ラストで「それはまた別の話」と...
pixivの小説を拝読していると、ラストで「それはまた別の話」と締めくくっている作品を何度か目にした事があるのですが、これはいつ頃から使われているのでしょうか?
昔、児童文学の「はてしない物語」で「これは別の物語、いつかまた、別の時に話すことにしよう」の表現が何箇所も出ていた記憶がありますが、ここから真似て皆さん使っているのでしょうか?
みんなのコメント
識者ではないので推測になっちゃうけど、世界の民話や昔話にはけっこうそういう〆方あるよね(日本の「どっとはらい」みたいなやつ)。
ていうか『はてしない物語』も多分そこから採ってるんだと思ってたなー。
xs0fnAC5です。
ごめんなさい、うまく伝えられなかったみたいなので補足をさせてください……。
民話や昔話など、いわゆる口頭伝承されてきた昔からある物語の結句に使われるフレーズとして「それはまた別の話」というのはスタンダードなものではないかな?という趣旨でした。
グリムではないのですが、どこかの国の民話採集にこの結句があった記憶があって……。(ただ、もしかしたらどなたかのコメントにあったように千夜一夜とごっちゃになってるかもしれず、記憶が曖昧で申し訳ない。識者の方にフォローお願いしたいです)
つまり「それはまた別のお話」という締めの言葉は、始まりの決まり文句である「昔むかしあるとこ...続きを見る
私もはてしない物語を思い浮かべました。小さい頃、その先のお話を考える時間がとても好きだったなぁ… 「その先のお話はまた今度」系は、千夜一夜っぽくもありますよね。続きをせがまれて「続きはまた明日」を繰り返す、という……
自分が支部で書き始めた7、8年前に頻繁に見かけて「流行ってんのかなー?」と思い、自分でも書いてみた記憶が…
当時すでにひとつの様式として定着してた気がするので、web以前からあるのかも。
自界隈では最近見ないけど、リバイバル的に時々流行るのかもしれないですね。新規さんが過去作を見て真似たりとか…
全体を童話調で書かなくても、その〆だけで抜け感みたいなものが出せるので(あまり何回もは使えないけど)わりと好きです
西遊記なんかだと、物語を楽しむ手段が読書ではなく語り手から聞くっていう時代だから、終わりの合図的にその手の締めの言葉が各章のラストにあったりする
子ども向けの童話でも「お話はここまでですよ」ってわかりやすくするために締めの言葉が付いてるものも多い
だから現代の大人が読む小説でそれをやるのは、上手い締め方が出来ない時の苦肉の策っていう印象を持ってしまうなぁ
自分は森本レオさんのナレーションが記憶の中にあります。なんだろうと思って調べてみたら三谷幸喜さんの連続ドラマ「王様のレストラン」で一話毎の最後の締めくくりに使われていたものみたいです。内容は、ほとんど覚えてませんがこのワンフレーズが自分の中の出典ですね。
映画監督ビリー・ワイルダーの「あなただけ今晩は」に出てくるバーテンが何度も言うセリフのようです。三谷幸喜氏はワイルダー監督の大ファンで、「それはまた別の話」は和田誠氏との対談本のタイトルにもなっています。「王様のレストラン」の締めのナレーションでも印象深かったですね。
とっぴんぱらりのぷうみたいに古代からのポピュラーな締め方っぽいから誰かのを真似しているという訳ではなさそう
上コメにもあるけど昔昔あるところに…を最初に言い出した人がわからないみたいに