原作内に存在するけど人物像が一切不明なキャラの描写は、二次作品で...
原作内に存在するけど人物像が一切不明なキャラの描写は、二次作品ではどこまで許容できますか?
以下フェイク込みです。キャラAは息子持ちの父親ですが、妻(息子の母親)が本編の数年前に通り魔の被害で落命しており、Aはこの通り魔に復讐するために息子を親戚に預けて裏稼業で暗躍しているという背景が原作に書かれています。(Aも息子も原作ではそれなりの重要ポジション)
ただ、A視点で彼の過去が明かされたことは原作中では一切なく、読み手がこの事情を知るのは息子の口から「母は通り魔に命を奪われ、父(A)は復讐のために息子の自分と縁を切って裏稼業に身を投じた」という説明のみとなり、Aの妻は造形も名前も性格も一切が不明です(台詞も原作内では一切なし)
ただ、Aと息子の顔つきがそんなに似ていないので、息子はかなり高い確率で母親似の顔だと推測され、それで妻の顔は多少想像できるような感じです(息子は線の細い美形なので、妻もそれなりの美人だと考えられます)
そこで本題ですが、もしAの若い頃(結婚前)から現在(通り魔被害で家庭が壊れ、裏稼業に身を投じる)までを長編として作りたいと考えた場合、どうしてもAの妻の描写は必要になると思います。(Aが妻を心から愛していたことは原作内描写からもほぼ確実なので)
その場合、妻の描写はどこまで許容できますでしょうか? 一応例として色々書いてますが、他にも意見があれば適宜書いてもらえれば嬉しいです。
【1.作中内存在の可否】
①妻がある程度オリキャラ状態になるのを覚悟のうえで、妻との出会いエピソードなど、二人の交遊シーンもAの深掘りに必要な範囲で描写する
(キャプションに「Aの妻がそれなりに出てきます」と注意書きすること前提。この場合でも、描写はモブから逸脱しない範囲に留める)
②「俺は一人の女性と知り合って結婚した」「数年後、俺と妻の間に男の子が生まれた」などの必要最小限の出来事にだけ妻を出し、それ以外は徹底的に妻の存在を消す
【2.名前の有無】
①徹底的に名無しで通す(「彼女」や「妻」や「母さん」などの呼び方を駆使して押し通す)
②キャプションに注意書きしたうえで独自の名前を付ける
【3.造形描写の有無(文章作品の場合)】
①息子の外見からある程度読み取れそうな部分については、クドくならない程度に軽く描写する(明るい茶色の髪、灰色の瞳等)
②外見描写には一切触れない
【4.顔の描写の有無(漫画作品の場合)】
①顔もきちんと描く
②首から下だけ、後ろ姿だけに留めて、顔は絶対に描かない
恐れ入りますが、よろしくお願いします。
みんなのコメント
別に好きなように書(描)いていいと思いますが、オリジナル要素が強いと没入感が減るから多少ぼかしてくれると好みです
自分が話を作るならなるべく原作から読み取って無理のない範囲(ありそうだと思える)にする
原作で描かれる可能性のあることは確定させずどうとでもとれる部分を作る
【1.作中内存在の可否】
①と②どちらでも
ただし今後原作で描かれる可能性が少しでもあるなら描写(口調など)は曖昧にする
【2.名前の有無】
①
理由は上に同じ
【3.造形描写の有無(文章作品の場合)】
②外見描写には一切触れない
【4.顔の描写の有無(漫画作品の場合)】
②
ある...続きを見る
コメントありがとうございます! 「オリジナル要素が強いと没入感が減る」というお言葉、肝に銘じます。
原作は既に完結していて、A関係も含めてこれ以上設定情報が出ないことは確定しているので、Aの妻を描写するなら何もないところから描かなくてはいけないような状況でした。言及不足ですみません。
オリキャラ状態で出すことは許容できるけど描写は必要最小限に留め、もし原作で今後出る可能性があるような場合は描写を下手に確定させずに曖昧にとどめておく旨、よてもよく分かりました。
原作面して描かれるの基本は嫌だけど、二次創作作者の「だったらいいな」本だったら特にどういう描かれ方しても楽しめる
コメントありがとうございます! もちろん原作面などするつもりはなく、あくまでA深堀りのための二次創作本として分を守るつもりです。そのように仰っていただけると心強いです。
前提として、何のために書く・描くものかにもよるとは思います。
夫婦や家族の描写をテーマにしたいのであれば、ある程度捏造で詳細に描いても良いかとは思いますが、そうでない(父子の過去描写として必要に迫られて)なら、原作の情報設定から出来る限りかけ離れないほうが気に入って貰える確率は上がると思います。捏造キャラとのやりとりをたくさん見せられても…という感じなので。
【1】②
【2】①
【3】①
【4】②
コメントありがとうございます! 今回の目的は夫婦・家族描写というより、Aを作中のような行動に駆り立て、息子をあのような境遇に追いやるに至ったAの心の動きを自分なりに深堀りしてみたいというのが主な動機でした。(トピでも書きましたが、Aは本当に過去描写が皆無なので)
そうなると、発端である妻の喪失がAに与えた衝撃、そして健在の頃の妻と息子がAにとってどれだけ心の拠り所になっていたかという部分も描きたいというのがあったので、原作内でろくに情報のない妻の描写はどれくらいが望ましいかと考え、質問に至った次第です。
捏造キャラとのやり取りをたくさん見せられても、というお気持ちは本当によく分かりますし、...続きを見る