やる気が出ないなら、ゴールをもっと簡単なものにするのが大事かと。
らくがきをゴールにする。ネームは数ページの短いものにする。
完成のイメージが出来ないのに、なんとなく遠くにゴールを設置すると失敗します。
自分が描けると思ってる作品、意外と描けません。
作業の中で何か違う気がすることが多い。それは、情報または資料がない、対処を知らない、理解が足りない状態です。
知ってることなら迷いません。シンプルでもありふれていてもいい、描けるものを描くようにしたほうがいいです。
おにぎりならすぐ作れても、人がお店に出してるような本格的なメニューを作ろうとすると作り方がわからなくないですか?
自分が完成させられるものを作っていくのがいいです。
その工程の中でちょっと工夫するとやる気が出てきます。
デジタルに運ぶとわからなくなるというなら、デジタル系の講座を受けてみたり、操作の本を買ってみるのがおすすめです。
繰り返しますが…手が止まる場合、それは自分が情報または資料がない、対処を知らない、理解が足りない状態です。
遠回りが必要な工程を抜いて、自分ができる工程だけで作品を完成させる。
そして、ついでに地道に苦手なことや知らないことを少しずつ克服していくのがいいと思います。
関門が多すぎると誰でも手が止まります。
ご自身が何が苦手なのか。どうして手が止まるのか。それがわかったら、課題リストに書き込んでとりあえず置いておく。いっぺんにできるようにはならないからです。
まずは楽しさを優先させながら自分が描けるものから描く。ついでに、のんびり講座サイトや講座系動画を見てみては。焦らないのが大事だと思います。

完成というゴールばかり見ているから腰が重くなるんじゃないですかね？

ネームと下描きが出来たなら、結構進んでると思います。
今からその下描きの、１P目の一コマ目だけペン入れしてみてはどうですか。
それが出来たら2コマ目、それで疲れたら今日は終わり。
今日はご飯を食べてゆっくり休んでまた明日続きをやればいいと思います。
これが終わってもまだこれがある、とか先を見てしまうからしんどくなるんだと思います。

デジタルの工程にしても、やっていくうちに慣れるしかありません。
それがどうしてもできないというなら、最初から最後までアナログでやれば
いいと思います。プロの作家さんでもそういう方はおられますので
デジタルが無いと漫画が出来ないということもありません。

それから、いくら時間があったとしても、その日にできる作業量にも個人差があると思います。
他の人よりは時間があるのにというのは自分の首を絞めるだけなんで考えない方がいいですよ。

あとは単純にページ数が多すぎるのかもしれません。
まずは3Pとか5Pとか、少ないページ数を完成させる体験してみると次の自信につながると思います。

漫画はとても地味な作業の連続ですが、積み上げていけば必ず完成するものなので
ハードルを極限まで低くしてみてはどうでしょう。
最初から多くの事を考えてしまうとその場から動けなくなってしまうので。