トピ主さんの壁打ちで4年という時点でキャラ、作品への愛が無いと続かないことだと思うので、作品を拝見した訳ではありませんがもうそれだけで愛を感じてしまいます。
流行りのサイクルが早い今の時代、多少キャラが崩れていたとしてもひとつのカプ、ジャンルで数年続けていると言うだけで愛を感じてしまいますね。フェイクは入れますが、キャラの性別を変えてキャラを愛でていた人が居て、いやもうそれは別人では？と最初思ったのですが、数年後相変わらず昔のテンションでそのキャラを愛でていたのを知った時、これもまた作品に対するちょっと変わった愛なのではないだろうか、と思いました。何事も情熱がないと続かないです。愛が数値化して見える分かりやすい一つの目安かなと思いました。
個人的な話ですが、推し！推し！好き！可愛い！好き！推し！って思いながら描いた絵に対して、愛を感じます、とコメント頂いた時は伝わるものなんだなぁと思いました笑

今まで見てきた中で一人だけ原作愛に脱帽した書き手がいました。
もともと上記で出ているように、原作の本当に細かいネタだったりサブキャラの関係性や性格の書き方も上手い方で、わかりづらいキャラの心理も的確に捉えていて凄い方だなあと思いました。
その中でも特に原作愛を強く感じたのは、別世界線のパロだったのですが、カプの性格だけでなく、原作での二人の関係性の変化や心情の変化の流れもそのまま落とし込んだような話を書かれていた時に、｢この人はキャラの関係性だけでなく、原作の話や演出自体も好きなんだな｣と思いました。
また、原作で使われていたセリフを細かいところで使ったり、パロの設定も二人の内面に絡めた意味を持たせていたりと細かいところで原作の二人をすごく感じました。
一番驚いたのは、山場で原作のシーンをオーバーラップさせるような比喩表現を使って、作品を読みながら原作のシーンを想像させるような仕掛けをしていたことです。気づいた時には鳥肌が立ちました。
原作を読んでいる人ほど楽しめるような作品になっていて、読めば読むほど発見や余情がある小説でした。この作品を書くのも大変だっただろうな...と読む度に感じます。
ただの自分の好きな小説語りになってしまった気がしますが、こういう小説を読むと、原作愛が強い方だなと思います。自分も原作を読み返そうという気持ちになりますね。