神字書きに打ちのめされて自分にがっかりしてしまう気持ち、とてもよく分かります！
話の系統や解釈が似ていると、どうしても自分と比較してしまって至らない部分が見えてきてしまいますよね（本来比べるものではないですが…）。読者の反応が数字になって見えた日にはもう、目も当てられませんでした（私の場合は）。
手っ取り早い乗り越え方は「その人の作品を読まない、できれば他人の書く自カプを読まない」ですかね。臭い物に蓋理論ですが、見えないものは無いものと一緒なので、嫉妬で苦しくなったり、落ち込んだりすることはほとんど無くなります。私の場合、インプットはプロの作家の本や他カプでやっており、ほぼ壁打ち状態です。

また、神の作品にあって自分の作品にないものがあるように、自分の作品にあって神の作品にないものあると思います。細かいニュアンスだったり、何気ないシチュエーションだったり……そういう部分を伸ばしてはどうでしょうか。自分の好きを突き詰めるというか。
トピ主さんはおそらく「自分の好きをうまく表現できる人が現れて、自分の好きすら自信がなくなってしまった」状態でもあるのではないでしょうか。自分の好きを突き詰める＝自分と向き合うことになるので、それはそれで生みの苦しみがありますが、自分が描きたいことが見えてくるので、根本的な解決としてはかなりおすすめです。ここで読者ウケは狙わない方がいいです。表現の鋭さが鈍ります。
私もたくさんの神字書きに打ちのめされながらも、それでも書きたい気持ちを捨てられず半ば執念に近い気持ちで描き続けています。それは自カプが好きだからです。創作に込めた想いや自カプへの愛は必ず読者に伝わります。どうか良い字書きライフを…