絵師さんによって「自分の努力を横から掠め取ろうとするなんて卑怯」という考えの人から「どんどん聞いて！人に教えるの大好き！」という人までさまざまですよね……。後者のタイプの人でも、周りから「教えたがり」とか「ジャンル自分」とか煙たがられるのを恐れて表では全くそんな素振りを見せない人もいますし、ぱっと見で判別なんてできませんよね。

失礼な聞き方でなければ一度方法論を伺ってみてもいいんじゃないかなと私は思うのですが、相手を不快にさせたくなくて躊躇する気持ちもよくわかります。
もし聞くなら、トピ主さんがここに書かれたようなその絵師さんのカラーイラストへの称賛をメインにして、「もし差し支えなければ……」という感じで技法の質問をサブに添えるのはどうでしょうか。
「カラーいつもどうやって描いてるんですか？」だけだと不躾ですが、「○○さんのカラーイラストが本当に素敵で大好きです。こんな色遣いができるようになりたいと常々憧れてます。この絵なんて特に云々」みたいな感じで、「作品への感想、褒め言葉」を主題にすれば不快に思われる可能性がグッと低くなるんじゃないでしょうか。(絶対とは言えませんが……)

「やっぱり聞く勇気が出ない」ということなら、一旦その絵師さんの画風は忘れて、教本などでカラーイラストの勉強をがっつり始めてみるのも手だと思います。
回り道になりますが、勉強するうちに絵を見る力が向上し、「もしかしてここってこう描いてるんじゃないか？と気づきが得られる日が来るかも知れません。
いきなり憧れの絵を最短距離で目指すのではなく、基礎の力を養ってから改めて憧れの絵に少しずつ近づく努力をするというのもありだと思います。