透視図法が何回勉強しても理解できません。 漫画を描いています。...
透視図法が何回勉強しても理解できません。
漫画を描いています。背景がしっかり描き込まれた作品が好きなのに、透視図法がいつまで経っても理解できず3Dや素材頼りになってしまいます。
透視図法について解説している動画を見たり、ネットに載ってる講座を試したり、教本を買ったり、自分でノートにまとめながら実践してみたりもしたのですが全然ダメです。
描きたい構図を自分でざっくりラフにすることはできるのですが、ペン入れでパース定規を準備する段階で「この構図に合わせるなら二点透視?三点透視?どっちになるんだろう」と毎回悩んでしまいます。
さすがにお手本としてよく例示されるような典型的な一点透視、二点透視などならわかるのですが、教本に載ってるどの構図や解説にも当てはまらない角度を描きたい時に応用する方法がわからず混乱してしまう感じです。
地頭の悪さもありますが、おそらく立体的に考えることが壊滅的に苦手なのだと思います。
じっくり考えてネットで色々調べながらならなんとか形にすることはできるのですが、ひとつの背景のパースを決めて定規を準備するだけで一時間以上かかってしまいとても実践に活用できているとは言えません。
こんな初歩的な部分で躓いている身ではありますが一応商業で仕事をいただいており、アシさんを頼まず一人で作業しているので締切に間に合わせるには3Dや素材に頼らざるを得ない状況です。
でもいつか自分の好みの背景を描きこなして満足いく作品を作りたい…
パースについて理解するコツや自分も苦手だったけど克服したという方がいればアドバイスをいただきたいです。
みんなのコメント
パース線を理解するより実写ドラマや映画の構図模写して感覚で立体感掴んだ方が楽かもです
コメントありがとうございます
模写などはしていて、パースや透視図法のことを考えずにフリーハンドで描きたい構図を形にすることはできるのですが、
清書段階でパース定規を使おう!となった時に「自分の描いたこの構図は何点透視なんだ…?」と急に頭が真っ白になってしまう感じです…
人物画で例えると、ほぼ正面の顔なら一点透視、斜め顔だったり変なポーズしてるなら二点透視、煽りや俯瞰なら三点透視、みたいなもん
わかりやすくありがとうございます
二点透視や一点透視っぽい構図でもたまにこれは三点透視です!と紹介されてる時があって頭がこんがらがってしまったのですが、
とりあえずY軸に視点が動いてたら全部三点透視ってざっくり考えちゃっていいんですかね…
透視図法って基本的な手法だし、複雑な背景だと一点透視と二点透視の組み合わせもあるし、
広角や魚眼のパースなんかは曲線の透視図法だからもっと複雑になる
それに全部が全部をパース定規で描こうとしても同じように複雑になる
基本となるパースだけ目安で引いたら、あとはフリーハンドで描いてもいいのでは?
>Y軸に視点が動いてたら全部三点透視ってざっくり考えちゃっていいんですかね
それでいいと思うよ
逆にY軸の変化がない限りは三点透視にする必要ないし
人物画だって正面から見た絵に俯瞰や煽りの構図を無理やり組み込むことなんてほとんどないでしょ?
ああ…そうなんです
講座を見ていた時一点透視と二点透視の組み合わせもある!というのを聞いてますます混乱していたところです
将来的に人に原稿を手伝ってもらう時、描いた本人がパースを理解してなかったら指示もできないような…となんとか理解しようとしていたのですが、現状を考えるとフリーハンドで開き直った方がいいのかもしれません
理解が及んできたら、この記事とかも読んで見るといいかも
https://togetter.com/li/1360893
消失点ずらしの内容で、絵の消失点は必ずしも1つである必要はないって話
こういう絵を見ると、一点透視や二点透視が基本でしかないってのが分かると思う
コメ7さん
重ねてありがとうございます
人物絵を描く時でも、正面顔は正面顔でも完全に水平になる角度なんてそうそうないし、そうなると綿密には背景も全部三点透視なんじゃないか…?とごちゃごちゃ考えていたのですが、今の自分のレベルに合わせるならそれくらい単純に考えた方がよさそうですね
画角や距離の理解が足りてないんじゃないかな
人の顔だって10cmの距離で見たら上下左右に広がりが出るから三点透視みたいな描き方をする必要があるけど
10mの距離で見たらその必要はないよね
ビルもほぼ真下から見上げるとY軸で見上げる動きが出るから三点透視で描いたほうが自然になる
けど10km先からそのビルを見るときに、Y軸で見上げる必要はないよね、だから三点透視にする必要はない
画角や距離への理解が足りていない、その通りです
背景含めて理想のものを描くならその部分への勉強も必要なのですが、もうさっぱりで…
説明していただいてなんとなくですがパースと画角の関連性がわかった気がします
具体的なページもあわせてありがとうございます!
一点透視とかニ点透視とか忘れて、点と線じゃなくてグリットで考えてみたらどうかな〜とにかく自然に見えるようにすることを念頭に置いたらいいと思う。
ありがとうございます
たしかに透視図法の型に当てはまるの自体自分には合ってなさそうなので、自然に見える背景をフリーハンドで描きこなせるよう目を鍛えていきたいです
コメ9さん
ありがとうございます!
そのページ、以前読んで「???」となっていたのですが今読んでも「???」でした
一点透視も二点透視もわかりやすくパースを捉えるために簡略化された手法でしかないって感じでしょうか
そうなるとますますもうフリーハンドでいいかな…ってなってしまいますね
今の自分にはレベルが高すぎるので理解できるようになったら改めて読んでみたいです
透視図法って堅苦しく考えるから上手くいかないんじゃないですかね?アイレベル上にある同じ高さの人物はどこにいようが比率も同じって考えれば、もう少し気楽に描けるようになるかと。
なんとなくそれっぽい空間を描く事は出来るがスケールを合わせることが苦手なら、最初は和室で練習するといいと思います。
1畳の大きさは大体180cmx90cmと決まってるので、その上に人間を配置するとスケール感を掴みやすいです。6畳や8畳の部屋を作るだけで部屋の面積がこのくらいって分かるので、畳は空間把握の練習にとても良いですよ。
さらに1畳を二等分すれば90cm×90cmの正方形を作ることが出来るので、1辺と同じ長さで...続きを見る
おっしゃる通り公式に当てはめるような考え方が向いてないのだと思います
スケールを合わせるのもたしかに得意ではないので、和室練習さっそくやってみようと思います!
詳しく練習方法について教えていただき助かります
室内と室外どっちで迷うのかなって思いました。
漫画と言うことで、視点を変えることでドラマチックにしたり、背景を大きく丁寧に取る事で奥行きを出したり、様々な角度からの描写が必要になってくるので、一枚絵とはまた違った大変さがありますよね…。
お恥ずかしながら両方ですね…
背景を描きこなしている方々はこういう技法をしっかり理解して使いこなしているのかと思うと本当にすごいです
こちらの書籍が、グリッド画法では分かりやすくてオススメなので紹介しておきます。
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ありがとうございます!
一つ目の本は特に初心者向けっぽくてよさそうですね、さっそくカートに入れてみました
建築知識も何冊か持っているのですが、初歩的な段階でつまずいているので宝の持ち腐れみたいになってしまってました…
練習しながら参考資料として改めて読み直してみます
私の認識ですが、
1点
壁に向かって三脚付きのカメラを立てて、真正面に向ける
2点
カメラを水平方向に(横に)回転させる、または、カメラを垂直方向に(縦に)回転させる
3点
カメラを水平方向にずらしてさらに垂直方向にずらす。
つまり、三脚のハンドルを持って、斜め下に向ける。とか、斜め上に向ける。というイメージ。
部屋の中なら、床の隅に向ける。とか、天井の角に向けるイメージです。
(2点を組み合わせる。という感じです。)
ここまで三脚付きのカメラで例えましたが、自分の首に置き換えてもokです。
とはいえ、私は1点が好きなようで、1点ばかりになりがちなんですけ...続きを見る
わかりやすくありがとうございます!
スマホで実際に撮影、いいですね
ブロックもよさそうなので試してみたいです
やはり資料を見ながら実際にイメージに近い角度を探るのが一番安牌かもしれません
うまい!すごいと思います!
このトピも参考になりました。トピ主のおかげです。ありがとう。
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