女性は感情移入しやすい生き物です。
登場人物の女に感情移入します。

①冴えない女×意地悪だけどたまに優しくてイケメン男
とか
②頑張って働いてるけど損ばかりする女×普段怖いけどちゃんと見てくれてる堅物上司男
とか
③見栄ばかり張っちゃう痛い女×それを見抜いて優しく受け入れてくれる年下男
とか
④同年代の男に飽きた疲れ女×貫禄あるイケオジ
とか
⑤強がり系女×ヤ〇ザの当主

とかはキュンキュンしやすいかと。
あとは手っ取り早くBLだと
自分がモブに取られそうになってるところを攻めが助けに来てモブをボコボコにするのが好きかもしれません。

とか。どうでしょうか？

せっかく主題やターゲット層がはっきりしてるのに、それを書ききる実力がないから悩んでいるという話でしょうか？
それとも、ターゲット層ははっきりしているが、主題に何を置けばいいか分からないという話でしょうか？

前者なら、テーマに沿って作品の主軸をブラさずにエピソードを配置する練習をすべきですし
後者なら、ターゲット層にウケている作品を分析し、どのような要素が「女性にウケる」かを整理したほうがよいと思います

トピ主さんは身の回りに女性にウケている作家がいるのですから、絵柄がフワフワとか、かわいらしいとか、そんな抽象的な分析をせず
もっと具体的に自分の作品と何が違うのか考えてみては？

余談ですが、私はトピ主さんの質問は問題解決より「私の話を聞いて！」感があるというか、
いわゆる「女っぽい」書き方だなあと思うので
女性に共感する力がある＝女性ウケする作品を作れる力は十分にあると感じました
男性脳みたいに、自分を決めつけるのは勿体ないですよ
応援しています、頑張ってください

トピ主が受け狙いする女性層の中に、トピ主のトラウマでもある
＞小中学校でも、サークルでも「○○さんの味方するから」と言う理由で仲間はずれを作ったりする人たちに巻き込まれて大変な思いをしたことがトラウマに
こういう人達も「女性受けする作品」のターゲット層に含まれている自覚はありますか？

＞女友達と話すよりも男友達やカレシと話すほうが面白い
トピ主がカレシより面白くないと思う女友達のような女性達もターゲットの範囲内ですし、
＞女性の友人には研究者や医者なども多い
高学歴が多い職業以外の、言葉を選ばずに言えば低学歴の女性達だって、女性受け狙いのターゲット層に入ります。
そういう人達も含んでの「女性受け」です。商業作品ならともかく、趣味の範疇なら無理に受け狙いする必要は無いのでは？

それでも女性受けを狙いたいのなら、トピ主が苦手とするような女性達の心も掴む事が肝要ですから、そうした女性達を知らない・分からない・理解できないではなく、自ら寄り添っていく姿勢が大事だと思います。
少なくとも女性達を軽んじるような態度で向き合っている間は、良い結果を出しにくいのではないでしょうか。
顧客の要望を汲み取り、成果物を出す。それこそ賃金の発生する仕事に取り組むくらい、真剣にやってみたら変わるかもしれませんね。

子供のときから女性のコミュニティになじめないけど、女性向け作品描いてウケてるタイプの作家です。
そういう女だけどトピ主の女受けしてみたいな～って気持ち、よく分かるよ。
締めてるから返信いらないです。応援のつもりで書きます。

自分も昔TLとか描いてて、編集さんと意見が衝突しまくってたから向いてないんだろ～な～って男性向けに移行してお仕事をさせてもらってるときに、自分ではかなり矯正がんばったつもりだったけど編集さんからは「やっぱり女性向けの作風ですね～〇〇さんは」って言われました。
（絵は男女どちらにも受ける絵らしいですが）
自覚なかったけど、え？そうなの…？って気付かされて以降はそちらに全方向に切り替えました。
やっぱり努力してもにじみ出るのが作風だと思うし、意識せずに出来る得意な方に馴染もうかなって。

少年漫画より数は少なくても「これは好きだな～」って思える少女漫画とか乙女ゲーもあるし、それを参考に自分の好きなタイプの男をプレゼンするように漫画描いたら、女性読者から熱い感想がたくさん来るようになりました。
ストーリーとか重視してくれる人もいるけど、基本は作中の男にときめきたい女性が多いです、女性向けは。

金カム私も大好きですけど、好きなキャラは誰ですか？
金カムが女性受けするのはBLに近い関係性とかの見どころもあると思うけれど、やはり男たちの生き様がカッコいいし、こんなこと言うと低俗かもだけど、みんな軍人らしく良い身体してるので、そういう男性的な絵柄のカッコよさも取り入れられるなら面白いかもです。
私は女の子はずっと萌え系ですが、男の子は頑張って憧れのBL作家さんみたく顔長くて等身高い絵柄に矯正したところ、〇〇くんの事が大好きです！みたいなちょっとガチ恋っぽい感想も貰えるようになりました。
絵は見れないのでなんともですが、絵柄の影響ってかなり大きいんだなとも感じます。

トピ主も客観的なアドバイスを貰える出張編集部に行くとかどうかな？
私はいまだに女性に苦手意識持つことも多いけど、だからこそ女性に共感されたいよおおおおお！なんで馴染めないんだよおおおおおお！！って気持ちがしこりのようにずーっとあったから、今は漫画でそこが肯定されてかなり浄化されたよ。
いろいろやった結果、男性受けする作風の方が得意みたいだしやっぱこの路線で行くぜ！ってなるかもしれないけど、それはそれでいいと思うしね。

というか、作品で人間を泣かせるって相当のものですよ。
そんなあなたの作品はあなたにしか作れないです。
応援しています。

トピ主さんに足りないのは「感情」の表現なのかな、と思いました。
ストーリーなど大筋、マクロの部分は非常に良いのだと思います。
その上で、キャラクター単位のミクロな部分が弱くて、それが女性ウケしない要因の１つだと思いました。
　恋愛物語の作り方
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　動きと感情表現
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　デジタルイラストの「表情」描き方事典　想いが伝わる感情表現53
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なので、こういった本などでキャラクターの感情を豊かに表現することが、女性読者獲得に繋がるだろうと考えます。

論拠としては以下の通りなのですが、そもそも締め後みたいで書き込むか悩みました。
が、せっかくの匿名の場なので意見を述べさせて貰いたいなと思ってコメントします。
少し長くなりますが、興味ある方はお付き合い下さい。
　
　　
■男性脳・女性脳
最初から少しトピズレにはなりますが、「男女モザイク脳」という概念があるので、それについて勝手に書いていきます。
以前NHKスペシャル『ジェンダーサイエンス』で取り上げられていた内容です。
http://www.kimajime.com/archives/52293201.html

よく「男性脳」「女性脳」という言葉がありますが、
完全な男性脳を青一色、完全な女性脳を赤一色とします。（仮定です）
人間個人の脳をマッピングすると、赤と青が入り混じった市松模様・モザイク模様のようなイメージになるそうです。
男性でも赤の部分があり、女性でも青の部分があります。（もちろん、その場所は個人によって異なります。）

その中でも、青の比率が高い人は「男性脳」、赤の比率が高い人は「女性脳」と一般的にカテゴライズされます。
実際、男性は青部分の方が赤部分よりも多く、女性は赤部分が青部分よりも多い傾向があるそうです。
これがよく世間一般で言われる「男性脳」「女性脳」の概念です。

しかし、先述したように、男性であっても赤の部分があり、女性であっても青の部分があります。
例えば、
いかつい男性でも「かわいい動物が好き」という特性があれば、その部分は非常に女性的だと言え、
華奢な女性でも「FPSゲームなどで人を撃つのが好き」という特性があれば、その部分は非常に男性的だと言えます。

もちろん、何をもって「男性的」「女性的」とするかは疑義が残る部分です。
人生の経験的な背景、周囲の文化的背景も影響するためです。
中国では赤が演技のいい色のため、赤色を好むこと＝女性的とは言えません。
また、女性が男性にアピールするために男性的な趣味を好んでするという戦略を取ることがありますが、これも同様です。

ただ、１～３歳くらいの赤ちゃんを使った実験で興味深いことが分かっています。
赤ちゃんの周りに、様々なおもちゃを置きます。
パトカーやロボットのおもちゃ、かわいい動物のぬいぐるみ、バービー人形などです。
すると、男の子はパトカーやロボットのおもちゃ、女の子は動物のぬいぐるみやバービー人形に
興味を示して手に取る確率がとても高いことが分かっています。

つまり、ある程度は本能でも「男性的」な傾向、「女性的」な傾向は存在するということです。
これについては、性による役割の違いとか生物学的な内容にもなってくるので割愛しますが
世間一般に言われる「男っぽい」「女っぽい」という感性は、無意識的でも概ね合っているということです。

よく
「狩りが男の趣味とかいうな、狩りが好きな女性だっているだろう」
「ぬいぐるみ好きだからって女っぽいとかいうな、男がぬいぐるみ持ってて何が悪い」
みたいな意見をSNSでは見かけます。
この正体こそ、「男女モザイク脳」です。
男だから脳が青一色ということはなく、赤い部分も当然あるわけです。
その赤い部分が「おもちゃの好み」に関係する領域であれば、その部分だけ女性的な男性だということです。

「男勝りな女」は、脳内の青の領域が多い女性ということですし
「女っぽい男」は、脳内の赤の領域が多い男性ということになります。
女子スポーツ選手に男性的な女性が多かったり、主夫に女性的な男性が多いのは、そういう傾向の現れでもあります。

ただ、男＝青一色、女＝赤一色と考えず、人＝赤と青の組み合わせモザイク模様だと考えれば
昨今のジェンダー問題のすれ違いは、かなり解決に繋がると考えます。
「男！」「女！」ではなく「部分的に男」「部分的に女」みたいな感じです。
トピ主さんは、青部分・男性的な部分が女性としては多いのではないかな、と推察しています。
　
　
■男性の好み・女性の好み
私も男女の好みについては専門家ではないので、正確性は欠けると思いますが、述べていきます。

男性はよく「問題解決が好き」で、女性は「過程を語るのが好き」みたいなことを聞いたことがあると思います。
「社会問題について論じる」という内容は、非常に「問題解決」に近しい内容です。
つまり、社会問題をテーマにした創作物などは、女性よりも男性が好む内容だ、と言えます。
「誰と誰が最近付き合ったんだって」みたいな人間関係の過程の話は、女性が好みやすい内容と言えます。

こういった好みにおける男女の違いというのは、様々な分析がされています。
【漫画】女性脳と男性脳の考え方の違い５選【マンガ動画】
https://youtu.be/WM3NP5fazT0
【BSマンガ夜話にて】漫画の「男性向け」と「女性向け」は何が違う？
https://youtu.be/-dXVxJmg5TE
【叡智】エ◯マンガ3873冊読んで分かった真理
https://youtu.be/KOGjae_xPho
【悩み相談】男性向けの女性キャラクターとは? 男性向けと女性向け漫画違いは何?
https://youtu.be/UfaJsqjWQNI

男性向け作品は「エロいかどうか」で人気が左右され
女性向け作品は「エモいかどうか」で人気が左右される、
そんな傾向を私自身は感じ取っています。
（もちろん、要因要素がそれだけとは言いませんが）

トピ主さんの作品は、エモさ・感情に訴える部分が少ないのではないかな、と感じました。
もちろん読んでないので、ここまでのトピ主さんのコメントからの推察になります。

他にも述べている人もいますが、女性ウケするようなエモさとは何かを知って取り入れるのが解決方法の１つですが、
恐らくその部分が非常に男性的な感性をしているからこそ、トピ主さんは女性ウケする内容になってないのだと思います。
勉強して欠けている女性的な部分を補うか、長所である男性的な部分を伸ばすか、どちらかになるんじゃないでしょうか。

女性にウケたいというのであれば、男性ウケするような社会問題や科学などは控えめにして
対人関係や情緒的な描写を増やすのが、安直ですが私から言えるアドバイスになります。
（正直、作品を読んでない以上はこういった抽象的なことしか言えません。）

その上で、特にトピ主さんがどこに力を入れれば良いのかと言えば、
冒頭に述べた「キャラクターの感情」であったり「キャラクター同士の人間関係」なのかな、と考えています。

推察からスタートしているコメントなので的外れかも知れないですが、何かの参考になれば幸いです。

狭い範囲の身内でわちゃわちゃしてるような物語よりも大河的なスケール大きめの物語を書いてるってことかな？
確かに女性向けは心理描写重視で舞台のスケールは小さめの物語を多く見かけますので、こちらのほうが多数派なのかもしれません
ただ、私は女ですがスケールの大きな話や歴史政治が関わるシリアスな物語が大好物です(成人向けでもそれ以外でも)
普通の二次創作のCPでも話のスケールがデカいと大興奮で長文リプを送って可能な限りの拡散をするタイプのオタクなので、私はむしろそういう万人受けしない話を書く方が減ってしまうと悲しくなってしまいます…
決してトピ主さんのご意思を否定したいわけではありませんが…
個人的には、最近人気になりやすい作品は庶民的・等身大の感性を全面に出したような、感情移入しやすいものが多いと思っています
私の巡回してるジャンルの中だけの話ですが、日常ものはここ2〜3年特に伸びが大きいです