板タブを15年、液タブを4年ほど使っています。板は15年で2回買い替え、液は4年で既に1回買い換えています。

自分は板でも液でも仕上がりや扱いやすさ自体には大した差を感じていません。
板の方が目や体に良いな…程度です。液タブは肩こりが酷くなり、目も悪くなりました。
描くスピードは液の方が早いといえば早いのですが
細かい所まで直感的に描きこめるので、結局時間がかかる…という事も多いです。

少しお金はかかりますが、購入前に一度レンタルしてみる事をレンタルをおススメします。
私は板→液に変更する際に、wacomのcintiq13を1か月間レンタルしました。
買ったのは別機種ですが「液タブがどういうものか」わかるので
自分に合っているのが液タブか、板タブかが体感できます。

板タブを10年、液タブを3年ほど使っています。
結論としては描きやすさで言えば私は液タブが合っていました。
近接する並行な線(紐や服のラインなど)が圧倒的に描きやすいです。
狙ったところにきちんと線が引ける感じはします。線を整えたり、太らせたりする時が特に恩恵を感じます。
ただ、その辺は液タブの性能によるかもしれません。視差についてなど、調べれば出てくるかと思います。
(ちょっとお高いですが私はcintiq proを使っています)

あと私はフェルト芯+ペーパーライクフィルムがベストですが
どちらもガンガン削れていきますので普段は普通のプラスチック芯を使っています。
液タブの性質上、紙ではなく透明のフィルムを貼るしかないのでコストや画面がぼやけるといった点が気になるかもしれません。

板タブと違って画面が手で隠れたり、ペン先が太っているので、非純正の長くて先が尖っているステンレス芯も使用しましたが、
ペンの中が壊れたのか最近調子が悪く、使用を中断しました。先が長いとどうしても視差も出やすいです。
純正で視差が出にくければかなり魅力的だな〜と思います。wacomが出してくれないかな…。

やはり姿勢はどうしても悪くなりやすいです。
あと気づいたらすごく近くで見ていることもあるので、目も悪くなりそうです…。

姿勢改善には、boyataのノートパソコンスタンドや左手デバイスを使っています。
ただ、腕が浮く姿勢になるので腕が疲れやすいかもしれません。(肘置きなどを使うといいのでしょうか？)
漫画を描く時だと、トーンを貼ったりする時は板に切り替えると良いかなと思っています。

他の方がおっしゃっているように、家電量販店やアニメイト、あとはwacomだったら公式ストアでも試せるみたいです。
レンタルも少し高いですが、じっくり使えるので利用してみても良いかもしれませんね。

すでに出ておりますが、ipadもありかと思います。
視差が限りなく少なく、どこでも使えて、絵を描く以外の用途に使えるのも魅力的ですよね。
ただ中にOSが入っているということは、おそらく耐用年数はあまり長くなさそうだと思っています。容量にも左右されますし…。
あとこちらも画面がツルツルなのでペーパーライクフィルム必須です。ペン先も削れやすく高いみたいですね。
個人的には、PC用のデバイスと同時に持つならありかなと思っています。安いものではないので、余裕があればですが。

長々と失礼いたしました。