「自縄自縛」という言葉をご存知でしょうか。
自分で自分を縛った結果、自由に行動できずに生きづらくなることです。

また「無縄自縛」という言葉もあります。
自分を縛る縄などないのに、自分の思い込みで縛られている状態のことです。

「二次創作なんて所詮は他人の褌だ」というのは、他人の意見です。
世の中にはいろんな意見・主義の人がいます。
「エロい絵なんて汚らわしい」という人。
「BLなんて本当の同性愛者や性同一障害者に失礼だと思わないのか」という人。
「萌え絵なんて芸術の風上にも置けない」という人。

いろんな人がいます。
そういった人たちすべてからの批判を恐れる結果、どうするのが一番の正解かというと
「何もしない」です。

それが本当の「創作」でしょうか？クリエイティブでしょうか？

人の批判や意見をすべて取り入れがちなのは「怖い」からだと思います。
しかしその恐怖と戦う姿勢がないと「発表」は出来ません。

確かに、二次創作ばかりの人が「真の実力」で評価されてるわけではないと思います。
しかし、ならなぜ二次創作をするのか。
「楽しい」からです。実力云々よりも楽しいから。
子供がなぜ家族や車、動物、よく見るアニメキャラの絵を描くのかといえば、それが「好き」だから。
好きなものの絵を描くのは楽しいからです。

トピ主さんが一次創作で筆が止まってしまっているのは「好きなものを描く」というのを捨ててしまったから。
あるいは「自分が好きなもの」を見失っているからではないでしょうか。
ご自身の好きを今一度見返してみてはどうでしょうか。

一次創作でも「金髪のキャラ好きなんだよな―」とか「やっぱり武器は日本刀が良い」とか、キャラ属性とかも好みってのがあったりします。
もちろん、好きなものばかり描いてるだけでは漫画だとか長めの作品では成り立ちませんが、それは次のステップです。
まずは一次・二次を問わず「好きなもの」を好きに描かれては如何でしょうか。