うちのめされた商業小説、ありますか? 二次も一次も書く字書...
うちのめされた商業小説、ありますか?
二次も一次も書く字書きです。数年間書いてきて、(自分、ちょっといいの書けるんじゃ……?)と驕りが出てきた頃に小○洋子先生の「薬指の標本」と、宇佐○りん先生の「推し、燃ゆ」を読んで打ちのめされました。支部の評価で一喜一憂してる自分がバカみたいだ〜!!と初心に帰りました……笑
人をうちのめすパワーのある小説をもっともっと摂取したい!ので、有名でもマイナーでも、うちのめされた小説があれば教えてください!
みんなのコメント
最近打ちのめされたわたしにタイムリーなスレですね
雪の国の話を書き終わった直後、浅田次○先生の「母の待つ里」を読んでしまい、自分の文章が恥ずかしくなりました……似たような景色を描写してただけに、その実力差が歴然でした……透明感、情緒、言葉選びのセンス、先生が30以上は年上なことだけが救いです。
3回は読み直すつもりですが、本当に恥ずかしかった。この程度で文章力があるなんて思い上がっていたと顔から火が出る思いです。
コメントありがとうございます!
自分が書いたものと同じシチュエーションを圧倒的な文書力で書かれていると打ちのめされますね。
お恥ずかしながら上げていただいた先生を、お名前は知っているのですが、読んだことはなかったので、読んでみたいと思います!ありがとうございます。
コメントありがとうございます!
国内外問わず文豪の作品でもありがたいです。
もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな状態、めちゃくちゃわかります……!
中島らも「今夜、すべてのバーで」
脳が気持ち良くなる文章ってあるんだな…と驚いた一冊
ただセンスが良い文章って訳じゃなく、大量の知識と濃厚な体験に裏打ちされてることがひしひしと伝わって、その粋さがまた「もう一回人生やり直したとしてもこんな文章書けないだろうな」と打ちのめされました
コメントありがとうございます!
読んでいるだけで作者の知識や経験が分かる小説、とても憧れます。
リズムやセンスの良い文章を読んでいる時、圧倒されますねえ
超有名どころの文学作品で、
「刺青」谷崎潤一郎
「羅生門」「地獄変」芥川龍之介
文豪による知性と性癖のマリアージュ
「夢十夜」第一夜 夏目漱石
とにかく美しくて、そこはかとなく悲しい
不思議な世界観なのにわかりやすいところが🌾津さんの歌詞と似てるなと思う
やっぱり文豪の小説、改めて読むと文章の上手さに書かれる癖にぶん殴られますね。
🌾津さんも確か歌詞に文学作品の影響を受けてる〜みたいな話を見たことがあります。
コメントありがとうございます!
少し古い作品なんですが、石田衣良の「ブルータワー」が好きです。
ファンタジー的な要素を現実的な要素と絡ませてこれほど表現できるものなんだなと……感想を言う語彙がない。
お恥ずかしながら初めて聞く小説だったので、調べてみたら面白そう〜!!!!!今度買ってきます💪
打ちのめされたら言葉が出なくなるあの感覚を味わいたい……
【殺戮にいたる病】我孫子武丸
小説という媒体の特性を活かしきった構成がゆえの爽快な読後感、でも読んでいる間は気持ち悪い!と全力で拒絶反応が出そうになる描写は小説を読む楽しみを思い出させてくれたと同時に「ミステリー小説を楽しむならこれ読めばいいじゃん」としばらくやる気を失った(私はミステリーを書くので)笑
読みました!!めっちゃ好きです!
あ、あ〜〜〜!!!ってなりながら最後駆け抜けました。
「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」状態になるの、めちゃくちゃわかります
ベタかつ好き嫌い分かれると思うけど、村上春樹。あと川端康成。
前者はひたすら滑らかなジャズが聞こえてくる…読むたびに「くっそう春樹ィ…! めっちゃスムーズだなぁ おい!」ってギリギリする。
後者は作者が10代のときの文章読んで脱帽した。
わかる
村上春樹ってなんかばかにされがちだけど(そうなるのも理解できるところはあるけど)、やっぱりとんでもなく文章が上手いなって思う
なんか照れちゃって好きな作家とか聞かれても素直に言えないんだけど、本当にすごい作家だなって思う
春樹作品大好きです!
私も「神の子どもたちは皆踊る」と「スプートニクの恋人」、あと「パン屋再襲撃」にはうちのめされましたし多大なる影響を受けている気がします。
唯一無二だな……と思いながら何度も読み返しています。
14です。
春樹ファンと言うのがなんか気恥ずかしいのわかります〜
スプートニクのすみれは正に高尚様で共感性羞恥心にそわそわしました…
かなりマイナーかもしれないけど西村滋の「お菓子放浪記」が良かった
読みやすくやさしい文体でちっとも気取ったところがないのに心に沁みる文が盛りだくさんで、上手すぎる……って驚嘆しちゃう
あと単純に話がおもしろい!
コメントありがとうございます!
こうやって上げていただく事で初めて知る作品も多いので、あげてくださって感謝です。
優しい文体、沁みる文章、というものが大好きなので、絶対読みます!!ありがとうございます
薬指の標本、私も大好き!良いですよね。
同じ小川さんので「森の奥で燃えるもの」(短編です)に打ちのめされました。
「ああこういうの書きたかった…!」て話で。
あとは太宰の「葉桜と魔笛」とか。
美しく切ない、ちょっと仄暗い、やるせないみたいな話が好き。読後の寂しさ、映画の余韻のような感情が湧き上がる作品が好きです。
賛同者が!!嬉しい!!
小川先生の小説は私が理想とする物語のリズムやBGMを、とてつもない文章力で出力されているので、何の作品を読んでも圧倒されます。
太宰作品もうちのめされた方が多い印象ですね。私は斜陽にうちのめされました。文章がうますぎる……。読んだ後に余韻が残る作品、大好きです。
たくさんのコメントありがとうございました!
当たり前ですが、人によってうちのめされた小説が違い、沢山の作品を新たにしれることができて良かったです。
まだまだ知りたいので、良かったら書き込んでください〜
マイナー寄りかもしれないけど山尾悠子さん
とにかく文章が宝石のような硬質な美しさで、唯一無二の世界観に憧れます
舞城王太郎の「好き好き大好き超愛してる。」
全然改行ないしレイアウト変だし文章もぶっ飛んでるのに、気がついたら読み終わってて、あまりの切なさに泣きすぎて吐いた。
天才っているんだと思った。
推し燃ゆの衝撃めちゃくちゃわかる
自分と比較するの自体烏滸がましいんだけど、しばらくのたうち回って立ち直れなかった
町田そのこさんの作品はものすごく読みやすくてスルスル入るのに油断した隙に後頭部を殴られる衝撃があります。
あと高村薫さんが大好きなんですが、どれを読んでもただただ天を仰ぐしかない。
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