線画の前に下書きはしてる？下書きはどの程度の粒度でしてる？
資料や人の絵を並べてるなら向上心はあると思うし、一気に完成を目指すのを一度やめてみたらどうかな。

一度雑に下書きを描いて、その日はその絵はそこで止める。
寝て起きて見てみて、おかしいなと思った部分を直してみる。
次の日も、サムネサイズでおかしくないか、左右反転しておかしくないか、見てみる。
もしカラー絵をかくなら、下書きの時点で雑に色をおいてみる。（カラーラフでググって）人は、線より面の方が形を認識しやすいから、線の状態よりおかしい場所が見つけやすい（頭蓋骨大きすぎるな？とか）
５回でも１０回でも繰り返して、これはもう今の自分で直せる場所がないな、と思ったらペン入れをしてみる。
出来ればVer番号をつけて古いものは残しておいて。

これのいいところは、確実に前日よりもよくなるところ。
ちょっと線を太くしてみたり、ちょっと左目をずらしてみただけで、びっくりするくらい見栄えがするようになる。
そういう成功体験を気軽に何度も味わえる。
一気に描くと疲労してて、気付けるものも気づかないしね。

この方法はとても時間がかかるけど、「うまく描けない」ってPCを閉じるよりも小さな成功体験を重ねられるから、時間をかける価値はあると思う。

どうしても、自分の絵が変に見える。けれど、どう直していいか分からない。
そういう絵は添削対象としてとても価値が高いから、それもとっておいて。
何枚か「どうしても直せなくてお蔵入りにした絵」が溜まったら、多分共通点が見えてくると思う。この角度の顔が描けない、とか。
そしたらクレムでもどこかの講座でも直すヒントを探せるようになる。

あとは、描くのを楽しくする手法として「沢山案を出す」っていう方法もある。
例えば、パフェを食べてる女の子を描こうと思ったら、いきなり描くんじゃなくて棒人間的なラフを沢山描いてみて。
「こちらにあーんともちだす女の子」
「パフェと自撮りをしている女の子」
「パフェに夢中な女の子」
隣からの構図、カフェの背景込の構図、向かいからの構図、色々描いてみて。
それぞれ１０秒くらいで描ける雑さでいいから。

その中から、３枚くらいよさげじゃん、と思ったものを選んで、少しラフに描いてみて。
多分どれかは「他よりいいじゃん」って思える下書きが生まれる。
そうやって選びぬかれた一枚は、描くのも楽しいし実際うまく描けてることが多いと思うよ。

楽しく描けるようになるといいね、頑張って！

相互に言われたショックなことについて、もっと明確に怒った方がいいと思います。
相互に直接怒らなくてもいいので、１人でブツクサ文句を言うのでもいいので。

何がショックだったのか、自分的に相互の言った事の何が気に入らないのか、自分の言い分があるならそれも事細かに並べ立てて、自分の弁護士のごとく自分をちゃんと守ってあげるんです。

何も防御をしないまま受け入れてしまっているように感じました。
めちゃくちゃ刺さるボディーブローを防御なしに食らったら痛くないはずがありません。

頭の中で「他人から見ると微妙なんだろうなぁ…」なんて考えが浮かんできたら、「微妙ってなんだよ！ここのこの辺はいい感じじゃん！この辺も頑張ってるし微妙とは言っても以前と比べたら…」とかなんとか、自分の味方の弁護士を召喚して全力で弁護するんです。ちゃんと自分を守ってあげて下さい。

成長するために自分の作品を冷静に客観視しているつもりで、貶して冷や水を浴びせてしまってはいないでしょうか。
あくまで応援する気持ちがベースにあってのダメ出しなら聞く価値がありますが、
軽く見たり痛めつけるだけのダメ出しはスルーして受け止めなくても大丈夫です。

この辺が変だな、と自分の作品にダメ出しする時は、自分の一番大事な友達に伝える気持ちで言うと良いらしいです。
一番大事な人相手に伝えるとしたら「こんなのダメだね」とか「なんでもっと頑張らなかったの？あーあ」なんて言わないはずだと。

絵を描いている過程では難しかったり面倒くさい事が出てきますが、上手くできても出来なくても、大事な友達を応援するつもりで自分に声かけしていくのが良いと思います。