やってる人は『どうせAIに奪われる程度の画力、奪われる程度の個性』と思っているから
罪悪感どころか、むしろハンコ絵の奴が吠えてるｗとかネタにマジレスｗｗｗ程度にしか思ってませんよ
水木しげるが完全に自分の絵を学習されて苦言を呈したら聞くかもしれませんが
六桁フォロワーのツイッター絵師が苦言を呈しても『お前の代わりはいくらでもいるからうるせえよ』状態です
それだけ上手な絵師は飽和状態だし、似たような絵柄があふれかえってるのも現状です
なので法規制がない以上はAI絵師はどこまでも『盗まる程度の才能しかないくせに偉そうにするな』です。
なぜ分かるかというとスレなど読んでいて同じような言い分を山ほど見ましたから…

生成AIを使用している人に訊かれているので
絵描き・字書きでAIも利用している立場からコメントします。

結論だけ言えば罪悪感はありません。
　
　
長くなりますが、「罪悪感は？」「どう思っているのか」という心情を聞かれる上で、合法か違法かの認識は非常に大切だと思うので、トピ主は望んでいないかも知れないですが合法性・違法性の認識から語らせてもらいます。

まずAIを利用する上で画像を用いるのは「学習」段階と「生成」段階の2種類あります。
前者はAIのモデル作成時などのもの、後者はi2iなどの利用時などのものです。

AIによる「学習」段階についてですが、これは「今現在の段階」では合法だと考えています。
論拠や出典については割愛しますが、文化庁の見解でも学習段階で著作者に許可を取る必要なく学習することは合法だというものが出ています。
これは「引用」と同等だと考えています。
なのでSNSなどでよく見かける「無断学習禁止」という文言は「無断引用禁止」と同じことを言っているようなものだと感じています。（倫理性については後述します）

次にAIの「生成」段階についてですが、こちらは法的な根拠はまだ出ておらず、技術に法律が追い付いていない部分だと感じています。今現在の段階では、合法とも違法とも言えない状態なんじゃないでしょうか。（私の情報も古く、最新の見解が出ていればレスコメください）
なので、私自身は自分が作成した画像を元にi2iをすることはあっても、ネットの拾い画からi2iをすることはありません。

そのため「今現在の段階」で「私の使い方」は基本的に「合法」だと考えています。
ただ、それは飽くまで「今現在の段階」の話になります。
合法だからといって「問題ではない」とも考えていません。

既にSNSなどでも多く議論されているように、著作者の意に反してAI学習されることへの嫌悪感や被害のこともあり、AI学習・AI利用を前提にした法整備というのは行うべきだと考えています。
その中で私は、できることなら「AI学習に使われる画像は、AI学習に賛成した作者のコンテンツのみ使われた方が望ましい」とは考えています。（そういった運用や法規制が実現可能かどうかは別として）

しかし、それは今後のことの話であり、今現在は例え「無断学習」などと非難や揶揄されようとも合法なものは合法だと考えています。
なので、法律や法解釈を変えたいのであればそのように働きかけるのが筋であり、合法な利用者を「違反者、無法者」と罵るのは筋違いだと考えています。
　
　
長くなりましたがトピへの回答です。　
＞学習元にされた無断データの作者に対しての罪悪感などはまったく湧かないのでしょうか？
罪悪感はありません。
例え利用しているAIモデルが無断転載サイト内のコンテンツをAI学習していても、それ自体は著作権法内では「合法」と言えます。
何故なら「AI学習」は著作者の了承や意図に関係なく「引用」するのと同等だからです。
なので合法な手段で作られたAI学習モデルを使うことに罪悪感はありません。
罪に問われるべきは「無断転載サイト」にアップロードした者です。

また無断転載サイトでなかったとしても、SNSやブログに著作者自身がアップした画像は「AI学習」することは無断であっても合法です。

絵に限らず文章であっても、私のツイートやコメント、論文、小説などがAI学習モデルの中に入っているかもしれませんが、それは「引用」と同じ合法な形で「AI学習」されただけだという認識です。
絵描きメインなので、私の絵もどこかで学習されているかもしれません。
しかし、そこに抵抗感はありません。
誰しも芸術を嗜んだものであれば感覚としてあるとは思いますが、基本的に芸術は模倣から始まります。
著作権が親告罪で曖昧に運用されているのも、その芸術性を加味しているからだと理解しています。
そのため人が学習するのに私の絵を使おうが模写しようが抵抗感はないのと同じです。
（ただ明らかな「トレパク」「盗用」となれば意見は異なります。）

なので罪悪感があるかないかと訊かれたら「合法なものを使う上で罪悪感を抱く必要はない」という回答になります。

ただ将来的に非合法なものになるのだとしたら、その時の法律や規制に従うまでです。
そのあたりはエアガンや煙草や児ポと同じものだと考えています。
法改正や規制されるのであれば、その法律や規制に従います。
　
　
＞言ってしまえば転売ヤーの出品物を購入するのと同じ事ではないでしょうか。
法的に考えるか、倫理的に考えるかの違いだと思います。

昔に買ってプレ値になっている不用品を古物商許可なしでフリマアプリで売るのと、転売目的で買ったゲーム機をプレ値を付けて古物商許可ありでフリマアプリで売るのと、その差を法的に規制するのは難しいと思います。
だからこそ「中古品を買っても転売品は買わない」という自身の倫理で判断するしかない、ということじゃないでしょうか。

実際にAIも著作権ロンダリングのような使い方をしている人がいることも知っています。
ビッグデータとしてのデータセットではなく、特定クリエイターの特性だけを模倣したAIモデルやデータセットは倫理的に問題があると考えています。
私自身がそういった特定クリエイターのデータセットを利用していないから「私の使い方は合法」と認識しているだけであって、現行法ではAI界隈全体の動きは倫理的に不足している部分があるとは感じています。

現行法では著作権というのは（イラストに関して言えば）「作品の画像」を保護するのが基本であり、「絵柄」や「画風」や「キャラクター」を保護しません。
なので特定クリエイターを模倣したデータセットも法的に問題がないと言えます。
しかし、そういった現行法では保護されない部分にも議論の余地が出てきているのではないか、自分の作家としての半生をそっくりそのまま模倣したAIを勝手に作られるのは倫理的に問題があるんじゃないか、と考えます。

ただ飽くまで私自身は、自身の倫理に照らしても許せ、法に照らしても合法だと判断できる範囲で制限（合法と認識している大規模データセットのみ、i2iは自作画像のみ）してAIを使っています。
「中古を買っても転売品は買わない」という自分ルールを守っているからです。
そのため「罪悪感はない」わけです。