皆さんが出会った、ぐいぐい読ませる文の特徴を教えてください。 ...
皆さんが出会った、ぐいぐい読ませる文の特徴を教えてください。
ストーリーが面白くてぐいぐい読ませてくる作品もあると思うのですが、どちらかと言うと文章そのものでぐいぐい読ませてくる作品の特徴が知りたいです。
なぜならトピ主がよく前者の感想をもらうのですが、後者の方に憧れがあるからです……。また、ストーリーが面白い上に文章も読ませる作品が欠けたらそれはもう神字書きになれるのでは!?という期待(?)もあります。ストーリーと文章の両方で読者を引き込んでみたい……!
皆さんが出会った「夢中で読んでしまった」ような文章の特徴を教えてほしいです!
みんなのコメント
自分で「グイグイ読める!」と思う小説を読んで、特徴を知るといい
ここで聞くより自分の心と身体で覚えた方がためになるよ
ストーリー以外の部分でって事だとやっぱり文章読んでてストレス無いかだな。
具体的には一文が長すぎない、こそあど言葉を使いすぎない、語彙や表現は豊富だけど下手に小難しい言葉や漢字を使いすぎない、文末の言葉を同じ(~だった。~だった。ばかりで終わるとか体言止めばっかりで終わるとか)にしすぎない……などなど。
会話文と地の文の割合は内容によって適切な分量変わるからあまり気にならない。商業作品で会話文だらけでも凄く面白い話も稀にあるし。
漢字表記とか語順とか比喩を難しくし過ぎずに「スムーズに読める」ことはもちろんなんだけど、ところどころ立ち止まってハッとさせるような表現を入れる「メリハリ」が大事だと思いますね。
例を挙げるのが難しいんですけど、たとえばそうだな~誰かと言い合いになってるときに、相手のことをとことんバカにした言葉が連なってるんだけど、その中にぽつんと「そりゃ申し訳ないと思っていますけど」とか入れてたりして…。
読んでると「あれ?ちょっと弱気」ってくすっと笑ってしまうような小技が効いてると言うんでしょうか。面白いストーリーとこれを両立させたら、確かにファンは増えると思います。
グイグイ読めないのは
>ストーリーが面白い上に文章も読ませる作品が欠けたら
とか誤字がある文章だよ
好みにも大きく影響されるからなんとも言えないけど…
・難しい単語を多用してない
・音読(文章を読む時は脳内で音読する形が多い)した時にリズム感があって心地良い
・文意が直感的で、シンプルな文章でも芯を食った描写になっている
自分にとっては上記のような感じです
比喩(直喩も暗喩も)が上手い、語感・音感がいい、目で追っているだけで「綺麗だな」と思う、
絶妙なタイミングでキーとなるセリフがある、心情描写が豊か
こんな感じかな
意外と普通の文章なんだよね、ぐいぐい読ませてくれるのって。
言葉を順番通りに読んで、順番通りに理解できる。それが最初から最後のページまで続く。意味がわからなくて読み返すことが一度もない。頭の中にはっきりと映像が浮かぶ。
そういう文章かな。
一文が長くてもテンポやリズムがよくてするする読める人もいるんだよね。かといって長いだけでもなくてメリハリがある。あまり難しい言葉は使っていなくて頭に入りやすい。
ぐいぐい読ませる文章って、つっかえる事なくスムーズに読み終わってるから読後に残るのはストーリーの良さで、文章力の巧みさじゃないんだよね
読ませる文章を考えるよりトピ主の中でこれがあると読むのが止まる文章を考えた方が早いよ。その逆が読ませる文章だろうから
誤字や文法違いのなさは前提として、とにかくリズムかなと
一文がやたら長くてもそれが独特のリズムになっててするする読める物ってあるので、文の長さよりも文を頭の中で読み上げた時の響きの美しさかなって思います
谷川俊太郎作品は?
平易で一作品が花火みたいにパッと広がってすぐに終わって、もっともっとと欲しくなってするすると一冊が読み終わる
BLだと、一人称の文が読みやすくて好き
平易な言葉になりやすいし、心情がわかりやすいから
一人称は、簡単でダサく見えるけど、視点の制約が多いから、書くには意外と技術がいる
キャラごとに使う単語も変化する
私は京極夏彦の文が好きだけど、漢字の変化で誰がしゃべっているかを視覚的に伝える技術に驚いたな
あと、情報開示の順番の妙とか
一度、講演を見たことがあるんだけど、口語でも異常にまとまっていて、時間きっちりにしゃべりきるよどみのなさと構成力だった
そんなもん見たことない
他の人も言ってるようにまずは読みにくいも思う部分を排除していく方が早い
読みにくい、読む価値のない二次小説の方が圧倒的に多いからな
会話がうまい。
キャラクターがはっきり見える(複数人のセリフだけでも誰の発言か分かる)とか、自然なやり取りでテンポがいいとか。追っかけたくなるんだよね。
あと、地の文と会話両方で展開していくっていうか、地の文と会話が融合して作品になってる…うまく言えないんだけど。
ムーンの神。作品数から見て完全に趣味で書いてるっぽいけど、商業でバンバン書いてくれー。
小説の書き出しが上手い作品はグイグイ読ませてくる文章で出来てると思う
美文というより、そういう文章書けるのは語りが上手い作家だと思う。語りが上手い作家の作品は没入感があるよね
分かりやすい例を出すためにプロの作家で言うと、米◯穂◯、伊藤◯劃、桜◯一◯、大御所だと浅田◯郎とかはグイグイ読ませてくるなって思う。共通してるのは一人称語りに近い一人称的三人称の語りが異様に上手いってことかな…
特に二次創作の場合はキャラが大事だから、三人称よりも一人称的な要素が強い語りの方が冒頭から引き込まれやすい
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