同人印刷所は若くて体力がある人じゃないと無理だよ

単純に紙の束って重い。他にもPP加工のロールの付け替えも5〜10キロぐらいあるかな、もめちゃくちゃ重いし、裁断機の刃の付け替えも重いし怖い。

夏コミ、冬コミ、春インテ、GW、人が集まりそうなジャンルのイベントがあればそれも突発的にあるし、コロナ時期だと普通にWEBイベントでプチ繁忙期来るから、年に何回繁忙期あるんだよ！！ってなる

あとは結構目の良さがいる。データミスをどれだけ初期段階で気づくかとかね。一応完全データ入稿の元発注数してもらってたけど顧客からしたらデータチェックしたなら把握しろよ！ってなるわけで。

製本だとノドに文字置いたり、顔ど真ん中を持ってきたり、端っこに切れそうな台詞あったりそういうものも逐一見ないといけない。
名刺だと断ち切りギリギリを囲う枠線とかは手で微調整しながら切らなきゃいけないから手先の器用さがいる。あと神経がすり減る。

そのほかにも黒点が散ってないか、制作中に変なのりの塊が出来て本が凹んでないかとか、再出力した表紙の色味のばらつきがあるなら弾いたり、常に注意してみておかないといけないものが多過ぎて注意力散漫だと死ぬ。

そもそもの前提だけど地雷カプでメンタル凹むタイプの人間は無理。何のどんな癖の作品が来ても仕事として処理しなきゃならん。当たり前だけども。

給料は安いくせに仕事はキツイの典型例だから、やめといた方がいい
オタクの職業体験してみたいなら試用期間で辞めればいいよ