わたしも面倒くさがりです。

10年以上二次創作やってますが、面倒くさがりの性格は治ってません。1時間以上描いてると飽きてきます。
10年前と比べれば量をこなしているので上達はしていると思います。作風も安定してきました。
解釈については描いてない時も頭の中で整理できるし、考察が好きなので面倒くさがりな性格とは関係なく深められてる方だと思います。

私も面倒くさがりな自分ダメだなーどうにかしたいなーと常々思っていたのですが
ふと根本的な性格は治らないと悟り、いい付き合い方を模索する努力を始めました。
1時間以上作業すると飽きてくることは分かっているので、作業が雑になる前に終わります。一眠りしたり家事をしたり原作読んだりネサフしたり、好きなことしてダラダラします。しばらくしたらまた作業します。描き始めに「あ、今日はもうダメだ」とわかる時は今日の作業は終了です。途中でもそれを完成としてアップするか後日仕上げます。(絵に飽きてしまう事が多いので大体アップかゴミ箱です)
このやり方をしてたら完成速度が上がりました。そろそろ自分の限界が来るから急ごう！となるので。

あと作ったことがなければ同人誌作ってみるのもオススメです。
短編しか描いた事ないし、めんどくさそうだし無理そうって思ってましたが、1日1ページというルールで描き始めたら明確にノルマのある作業の方が楽で良かったです。あと終わったあとに「短編しか描けないと思っていたけど〇〇ページも描けた！」という自信がつきます。

トピ主さんも自分の歩幅を理解して付き合い方を寄せると上手くいくかもしれません。

ブランクありですが、足掛け10年ほど同じジャンルで描いている友人がいます。
就職して一度完全に同人を抜けたのですが、出産を機に戻ってきました。

絵こそ初めはぎこちなかったもののすぐに勘を取り戻し、ブランクの間何も描いていなかったとは思えないほど漫画が上手くなっていました。絵もどんどん上達して、凄いと思って聞いたらやはり社会に出て様々な経験をしたことで描きたいものが増えた、深くなったと言っていました。絵の方も、それに見合うレベルで描きたいから頑張って練習したそうです。

ここからは私の推測ですが、元々漫画、映画、絵画が好きな子だったので、同人を離れている間にも色々な作品に触れていて、センスがみがかれたんじゃないかと思います。
それに同人全く無関係の仕事でも、全力でやることで、人としての深みが出て、それが自然と作品に反映されたのかなと思います。

若い時から上手い方が嬉しいのは当たり前ですが、歳を重ねてからでないと得られないものはあると思いました。

中学生の頃から二次創作同人誌を描いてイベント参加しています。
それこそその頃の漫画は1ページギャグが多く、長くシリアスな漫画などは描けませんでしたが、高校を卒業する頃には単純な10ページ未満のラブストーリー（ただし顔漫画）くらいなら描けるようになっていました。
もとより漫画を読むのが好きで、特に何か絵を習ったことはありませんし教本も全く見ません（面倒くさがりのため）が、ストーリーの起承転結は自然に身に付いていた気がします。
一枚絵より漫画を描くことが好きで向いているのだと思います。
大人になってデジタルに移行したのをきっかけに原稿作業がとても速くなり、背景などもパースツールなどが使えるため描けるようになりました。それに伴って平均30ページくらいの作品を生み出せるようになりました。
それから8年くらい経ちましたが今は100ページでも描けますし、しっかり起承転結もできていると思います。構図も自分の癖はあるものの、魅せ方を意識して描けるようになりました。
二次創作ですので具体的な数字はジャンルに左右されますが、マイナーでも旬ジャンルでもどのジャンルに行ってもその界隈では大手と言われる部類に入ります。（ずっとBL描きなのは変わらないです）

というように私は結構時間をかけて現在に至るため、これをしたらすぐに上手くなるというのはお答え出来ないのですが、大半18禁同人誌を出しているため、それを描くのはかなり練習になると感じてはいます。
面倒くさがりなのは変わらないので、基礎だの読本だのよりとにかく枚数、楽しく好きな本出してればついでに上手くなるのゴリ押し精神でやっていました。
集中力は残念ながら歳を重ねるごとになくなっています。前は1日5ページくらい平気だったのに今は1日2ページくらいが限界です。

中学生からBL漫画同人誌を描いています。現在20代前半の商業漫画家です。
元々漫画が描けず一時期イラストで食ってた人間なんですが、やっぱり漫画を描かないと金にならないので仕方なく漫画を描いてます。めちゃくちゃ嫌でしんどくて毎回地獄です笑

ぶっちゃけ2年前くらいまでノドやタチキリを知らなかった（よくわかってなかった）レベルの人間で、適当に描いて適当にエロ本出してたんですが、なんか知らんけど有難いことにそこそこ売れてたのでとにかく数描いて出しまくるという生活を送ってました。

正直今でもあんまり上手くない漫画を量産しているなという自覚はあるのですが、セリフだけは本当によく褒めていただけます。
漫画って「見る」と同時に「読むもの」なので、印象に残るのってやはりセリフなんですよね。もちろん絵が上手いに越したことはないんですがセリフが良いと面白い漫画として評価される傾向にあるかな…と。
特に練習法はないですが、映画見るのは⭕️だと思います。私の場合は極力、一個の吹き出しに2行以下の文章の掛け合いで会話が成り立つようにしています。
少しでも参考になれば幸いです。

小学生の時から漫画の創作同人をやっているアラサーです。
中高生くらいの頃の自分の作品を見ると、漫画の技法だけでなく、物の考え方やキャラの掘り下げが浅いなあと自分でしみじみ感じます。
今の自分の作品がどの程度しっかりしたものになっているかはわかりませんが、少なくとも子供の頃に描いていたものを幼いと感じる程度には、物の見方が変わってきたのだろうと思います。

自分の場合、漫画の内容を深めるためにインプットしたものは特にありません。
ただ、好きだと感じる漫画や小説や映画作品を観たり、興味を惹かれるアクティビティなどに参加したり、仕事に就いたりしてきただけです。
どれも考え方を深める助けになっていますが、一番役立ったのは、いろいろな人とのつきあいでした。
自分とはまったく違う価値観の人たちといろいろな話をしたり遊びに行ったり一緒に仕事をするという体験を通じて、事象の多面性を学べたと思います。
その体験から、自分とはまるで違う性格のキャラクターにもある程度の説得力を持たせることができるようになったと感じていますし、実際に読者の方から「キャラがリアル」というご感想もいただけています。

読書など自分の内側の体験だけでも考えを深めていくことができるタイプの人もいますが、やはり一番刺激になるのは、自分自身でいろいろな体験を積むことだと思います。

絵については、最近は様々な動画や解説サイトが無料で観ることができますので、まずはそういうコンテンツを観てご自分なりに試してみてはいかがでしょうか？
やはり独学だと身につかないと感じるようでしたら、画塾を検討してみるのも良いかもしれませんね。

・「上手くなってから描こう」では一生描けないので今から描いた方が良い
上手くなったと満足できる日はたぶん来ません。向上心がある人なら尚更です。

・めんどくさがりな性格が改善される日を待つよりも、今の性格のまま描き始めた方が良い
漫画のレベルが上がって評価されている人は、コンスタントに同人誌を発行している人が多いように思います。
webでもいいんですけど絵ってブラウザマジックがあります。

内容が深い漫画が描けるかどうかはその人の向き不向き、正確によるかとおもいます。
絵はものすごく上手いけど記憶に残らない作品、絵は粗削りだけど何度も思い返してしまう作品、トピ主さんも思い当た
るのではないでしょうか。
日常生活の中で人間関係、社会に揉まれてください。様々な人の考え方に触れてください。いろいろな人の生き方や生活、出来事に興味を持ってみてください。
そうするとキャラクターが「こういう場面ではどういう感情の動きをするのか？」「実際に目に見える表情や動き、しぐさはどんな反応をするか？」「内面と相反する動きをするのはなぜか？」「過去の何がきっかけでその反応をするような正確になったのか？」「CP2人が体験するイベント、エピソードは何を入れれば効果的か？」
・・・・キリがないくらい思考を広げていくことができるようになります。
深い作品って一概に言えませんが、個人的にキャラの心の動きが繊細に、複雑に動いても納得させられるような、それでいてBLとして萌える！みたいな作品だと思って書いてみました。

ここ数年コンスタントに同人誌を出しているのですが、描けば描くほど絵も漫画としての出来も解釈も少しずつ自分の好みに近付いているし、本の頒布数も増えています。
私もめんどくさがりで、ウェブにあげる漫画だとめちゃくちゃ端折りたくなるんです。結果いまいち何が言いたいのか分からない短いポエム漫画が爆誕します（もちろん雰囲気のある素敵な短い漫画は世の中にたくさんあるのですが…）。しかし本にするとなると長さがある程度欲しいので端折らず丁寧に描くことになるし、そのなかで「ここはもっと深掘りしたい」「ここの台詞不自然かも？もっとピタッとくるやつないかな」と自分の中の解釈を深めるきっかけにもなります。
あと、好きな漫画のどこが具体的に好きなのか（台詞？キャラの表情？二人の関係性？ストーリー？漫画の構図やコマ割り？）と、逆に刺さらない漫画はなぜなのか考えるのもおすすめです。好きなもの集めをすることで、自分が描きたいものや目指す方向性がみえてきます。

成人してから同人活動を始めたアラサーです。
今描いてる漫画は、最初の頃に描いていたものよりは上達したかなと思います。
漫画を上手くなるために映画を観たりしているということなので、それ繋がりで一つ。
私が始めてみて明確に効果があった方法が、映画を観たあと、面白いと感じた部分や上手い表現だと感じた部分を一度書き出してみて、なぜ良いと思ったのかを考えてみるという方法です。
ただ観て「面白かった」も良いと思うのですが、インプットとして観るのであれば分析をした方がもっと身についてくると思います。
例えば
起承転結が上手く感じる→なぜそう感じるのか→起承転結の「転」の表現が意外だったから
という分析ができたら、じゃあ自分の作品でも「転」を意外なものにしてみたらどうだろう。など、応用もしやすいです。
BL二次創作をしているのは、まずきっかけとして良いと思ったCPがあるからですよね？
「良い」と感じられる感受性があるのであれば、映画の「良いところ探し」はそんなに難しくないと思います。

あと、自分が漫画を描いていると忘れがちですが、漫画を描かない人の方が多い世の中で「ありきたりなネタの短い漫画」を描けるだけでも一般的に見るとすごい才能だと思いますよ。
才能不足を嘆く気持ちも痛いほどわかりますが、それで自信を失ってしまわないように、自分のペースで頑張ってください。
応援してます。

みなさんコメントありがとうございます！本当に参考になります。
みなさんのコメントを読んで、私は自分が傷つきたくなくて、他人との交流を避けていたことに気付かされましたし、自分のことしか考えられない自己中でそんな人間に人の気持ちなんて考えられないし描けないなと思いました。
自分の興味があることしか知ろうとしないので
そこを改善すればいいと思うのですが、今までそう生きてきてしまったのでこの先自分がそうなれるか不安です。一番嫌なのはこのまま創作をしないで終わってしまうことです。
どうすれば他人のことが考えられるようになるでしょうか？
また、実は最近ハマったジャンルがあり、半年後にオンリーがあります。出たい、本を出したいという気持ちはあるのですが、自分の絵が拙すぎることや他作家の方が出した同人誌を読んで自分が見たいものに近いやつばかりで、でても仕方ないしネタ被りだし売れないかな………とネガティブになってしまってます。でもどこかやっぱり諦められない気持ちがあります。他力本願で申し訳ないのですが、
みなさんでしたら申し込みしますか？締め切りはまだ先です。

自分が漫画を描きたいなら描けばいいと思います。
トピ主さんは他人のことが考えられないとか交流を避けてるとか言いながら、ずいぶん自分の気持ちを他人に委ねてるように見えます。
描きたいから描く。その気持ちがあれば面倒くさいと思いながらも気づいたら何百、何千枚と描くでしょうし、物語を勉強したいなら積極的に映画や小説、アニメや漫画、なんでも観て感じ取って自分の中に蓄積していくと思います。
長く生きてても、たくさん作品を観ても、学ぼうとか感じとろうと思って作品に触れなければ、なんの蓄積もされません。消化されるだけです。

本当に漫画を描きたい、誰かに読んでもらいたい、あわよくば評価も…
そう思うなら自然と行動に移っていくのではないでしょうか。
やらない後悔より、やって後悔しろって思います。

例えばですが、
Aは自分が傷つきたくなくて、Bとの交流を避けていたことに気付き、自分のことしか考えられない自己中でそんな人間に人の気持ちなんて考えられないし幸せにできないと思った･･･。みたいな話だったらめっちゃ描きやすいんじゃないでしょうか。創作って他人を慮れる素敵な人格者にしかできないわけじゃないと思います。
あんまりそこを繋げて考えてると堂々巡りになってしまう気がします。

同じジャンルなのだから傾向が似たり多少ネタ被りするのは普通です。でも違う人間ですから、一コマ一コマ模写でもしない限り同じ作品にはなりません。

トピ主さんはこの世に一人の特別な存在で、いいところも悪いところもトピ主さんだから持てている唯一無二の個性です。
やらない理由を探してしまう気持ちも分かります。でもせっかくハマったジャンルのせっかくのオンリー、でないともったいないですよ。申し込むことで自分自身の背中を押せると思います。

「イベント申し込みますか？」「こんな私にも漫画創作ってできますか？」
というのがトピ主さんの質問ですよね。
私の答えは「申し込みます！」「できるできないじゃなくて、やるかやらないかです！」となります。

ここでいくら、イベント申し込もうよ、人の気持ちがわからない人間でも漫画描けるよ、と答えてもらったとしても実際に行動に移すかどうかはトピ主さん次第だということはわかりますよね？
「●●大学受かりたいです。申し込みますか？学校行ってない私でも勉強ってできるでしょうか？」と聞かれてるのと同じようなものです。
勉強も漫画も、周りが何を言おうと本人のやる気と実行力次第なんです。
出来ない理由や言い訳を考えるのは誰でも簡単にできます。
会ったこともない見ず知らずの人に少し言われたからって「どうせ私は人の心がわからない、だから漫画も無理」といじけていたら本当にトピ主さんの現実になってしまいますよ。

あれこれ考えずに一コマでも描いてみてください。
某大手出版社の編集部もツイッターで「とにかくまずは一つの作品を終わらせてください。悩むのは後からです」と何度も何度もつぶやいていました。