良かったら意見を聞かせてください。 自カプにすごい小説...
良かったら意見を聞かせてください。
自カプにすごい小説の上手い人がいます。
ストーリー、構成、感情描写、程よい性描写と文句のつけどころがないです。
とくに構成が見事で、前編・後編のそれぞれに起承転結があったり、一話通しの話だと起承転結転結ぐらいの凝った構成になっています。
プロなのかと思うレベル。当然大人気です。
ただ、自分はその人の作品を「上手い。面白い」とは思うのだけど、読んでもあまり萌えないというか感動しません。
あとハッピーエンドにも関わらず読後感が悪いというか、いい話を読んだなあという気持ちになりません。
これは私が勝手に感じるだけなのですが、あまりにも上手すぎるので、手のひらで転がすがごとくストーリーを作ったりキャラを動かしたりしてるのではないかと思ってしまうのです。と言ってもストーリーに不自然なところはまったくないのですが。
単に自分の好みに合わないだけなんでしょうか。
自分も字書きですが嫉妬するには作風もレベルも違い過ぎるので嫉妬ではないと思うのですが。
上手くて面白いのにモヤモヤするのはなぜなんでしょう?
みんなのコメント
私は、イラストでよくトピ主さんの状況と似た状態になります。
「とても上手だけど、それだけだな」とか「端正だけど心を動かされないな」とか。
自分でも何故だろうと長いこと不思議だったんですが、あるとき自分が好きで好きでたまらない方たちの作品を並べてみたところ、理由がなんとなくわかりました。
私は、それを創る人/個人が強く反映されている作風が好きなんだと思います。
それは商業ベースの風潮にあっては、いなたさや歪みとして排除されてしまうことも多いものです。
ただ、対象を描くその人の眼差し、その人の目に映る世界を忠実に描いた作品のほうが、私は他者の存在を感じて心が動きます。
大げさに聞こえる...続きを見る
> 私は、それを創る人/個人が強く反映されている作風が好きなんだと思います。
分かります。
二次創作はある意味で破綻していてほしいんです。多少荒削りでも拙くても良いので心を揺さぶられたいんです。
評価なくても描写が上手でなくても刺さる作品は刺さる、の逆状態かな?と思いました。
客観的に上手さと好みって相関はあっても完全一致はしないですしね。
絵がうまくても漫画がうまくても刺さらない時は刺さらないので、書き手の技量の高さと好きなものはイコールではないんだと思います。
技術力が高ければ「下手だな…」でブラウザバックする確率を下げられるってだけで刺さるかどうかは個性とか特色次第なんですよね~
上手なのが逆にノイズになってるのかなーって思いました。
没入感が薄れてしまうとか?
同じ字書きとして嫉妬ではなくとも、何かブレーキをかけてしまっているとか?
考えればキリがないですが、ベストセラーだからと言って、全人類がそれに100点をつけるかと言ったらそうではないです。
トピ主さんはそこにハマらなかったと言うだけな気がします。
それもあると思います。
とにかく構成が見事で、それは裏を返せば構成の王道パターンなので、その人の作品を何作か読むうちに次はこうくるなというのはある程度分かります。次でキャラは闇堕ちするなとか。
あー、わかります、わかります。形が整ってるだけというか、上手なだけで響かない人っていますよね。セオリー通りに上手いからこそ、逆にすべてが予想の範囲内に収まるというか、既知の感情ばかりで面白味がないというか。刺さらないことの言語化って難しいですよね。
レスをくださった皆さん、ありがとうございます。
個別に全員にお返事できず申し訳ありません。
トピを立てたあと改めて考えてみて、結局のところその上手な書き手さんの作品は自分にとってはどちらかというと苦手な作風なんだろうという結論に至りました。
ただ明確な地雷があるわけでもないので今まで苦手だと自覚できず、とにかくストーリーが上手いので、ついつい読んでしまい、読後にモヤモヤするパターンだったようです。
作風が苦手だということが自覚できたので、これからは自分で気をつけようと思います。