私は映画とか好きなので、そういうとこからヒント貰ってたりもします。
後は短編集や一話完結型の漫画とかだと終わり方が色々見れるのでオススメです。
好きな漫画で挙げてしまうと「スプリガン」「不思議な少年」「愛しの可愛い子ちゃん」とかですね。
　
　
■背景＋台詞
私はこの終わり方がとても好きなので、多いです。

家と星空＋台詞「今日は楽しかったね」「うん」
歩いて遠ざかっている２人の背中＋台詞「今度は負けね―からな」「おう、受けて立つぜ」
路傍の花＋台詞「明日は雨降るかな？」「どうだろうねぇ」

ちょっと引いた感じの終わり方です。
　
　
■続き匂わせ
本当に続くかどうかは良いんですけど、匂わせ終わりすごく好きです。
後は最後の最後で伏線回収的な感じとか、作中の裏側で実は、的な感じ。

倒して埋葬したと思った人物が墓から手を伸ばしたカットで終了
→映画「パシフィック・リム」
主人公たちを困らせていた洗脳寄生生物がまだ誰かにこっそり寄生していたのを示唆して終了
→映画「エイリアン」
悪党が一網打尽になってハッピーエンドかと思いきや隠れヤバい奴が実は生き残って逃げ延びていたエンド
→映画「コン・エアー」

■笑顔
これも好きです。
笑顔や泣き笑い顔のややアップが多いです。
映画でいうと「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の最後とかはまさにそんな感じで好きです。

旅人が「じゃあ行くわ」と言って、見送る側が「またね」と笑顔のカットで終了。
手料理を振る舞った親が「おいしい？」と訪ねて子供が「おいしい！」と元気よく答えるカットで終了。
暗殺者が仕事を終えて報告し相手から流石ねと言われて「プロですから」と笑顔で答えるカットで終了。
　
　
■夢オチ、妄想オチ
「…っていうのはどうかな」と妄想で落としたりするのも割と好きです。
（っておい）とはなるんですが、割と無茶な設定とかでも本編が描けるからですね。

上のコマがそのまま妄想吹き出しになってて、下でキャラが妄想してる画で終わる感じですかね。
　
　
■後日談
後日談が４コマだったり奥付ページのイラストで付いてるパターンです。
正直、本編がどんなに微妙な終わり方であったとしても後日談あるだけで許せちゃいます。
というか、後日談自体がやはり終わらせ方の１つなのかもな、とも思います。