小説内で好きな言い回しとか表現、言葉などありますか!? 私は...
みんなのコメント
以前二次創作で見かけた際に感動した表現に「飴玉の包み紙を剥くように服を脱がせた」というものがあります。どの作品だったか思い出せないので、この通りではないかもしれませんが似たような表現です。あの手の中で大切に剥いていく過程、早く中の飴を口の中に入れて味わいたいという気持ち。容易に想像できる例えでありながら、動作主の感情をこれ以上なく表現し切った手腕に感服しました。
あとは蒸し暑さを表すのに「皮膚一枚で内側の肉を蒸されているような」と表現するのも好きです。
ふわりと笑う
○○瞳(蜂蜜を煮詰めた、炎の宿る、光を集めた…など)
とかよく使ってるなーと自覚してます。
あとひらがなが好きなので、かわいい、いとおしい、てのひら…などの漢字がある単語もひらがなにしがちです。
無自覚のうちに繰り返し使っていそうで恥ずかしい…。
オノマトペが大好きでめちゃくちゃ使います。ワラワラと集まってきた、ベチャッと倒れた、ぶんぶんと腕を振る、ドタドタと騒がしい足音が……
品がないとか低俗とか言う字書きもいますが、楽しいのでこれからも使います。好きな表現が1番!
こましゃくれた、が好きだな〜。
特定の子供にしか使えないけど。
あとはころころ笑う、涼しげに笑う、鈴を転がすような声とか、良く使います!
有名作家の作品で相好を崩す、が印象的でした。恥ずかしながら初めて見る単語で思わず調べたんですが、難しい表現ながらも柔らかい意味合いでいいなぁ、と覚えてしまいました
作風によると思うんですがシリアスなストーリーに合うような難しい単語かあると小説って勉強にもなるんだなぁって感心して読めますね
森見とみひこ先生の小説なんですが、「砂地にさっと水がしみこむように、彼の顔から笑みが消えた」は天才だと思いました。
あと「薙刀で一閃するような目付き」。
なんでこんな的確かつ類型的でない表現がうかぶのだろうとおもいます。
有名な商業作品の中の表現ですが、服を脱がせるのを「プレゼントの包み紙を解くように」と表現しているのがとても好きで、この表現と同じ感性で表現したいという目標にしています。
「〜〜、しかし、〜〜」という一文中に入れた「しかし」が凄い好きです。自分で書く時はいつも大体一度は入ってます。読んだときのリズムがかわいくてほんとに好き〜!