今日あった話です。自分語りで申し訳ないですが吐き出させてください。
愚痴とかでは無いですが、少し長いです。

数年前に前のジャンルで小説を書いていました。あの頃はめちゃくちゃ勢いがあり、一年で80本近く書くぐらい大好きな作品でした。
ですが、そのジャンルは大分昔に原作が完結しており、その時にやっていたアニメも最終回を迎えるに連れてどんどん供給も少なくなり、モチベーションが下がってしまいました。
暫く続けてはいたのですが、これ以上は書けないかもしれない……と思い遂には無理だと筆を折ってしまった経緯があります。

ですが、今日久々にフォルダー整理をしていたらその時に書いた話が出てきたので読み返してみました。
あの頃は文章のルールなんて全く知らなくて、『…』が一つだけだったりとか、「～～～。」とカッコ内の最後には『。』をつけて書いてました。
あー……ちょっと気になるなぁと思ったのですが、でも読み返して気付きました。私、今より話の構成上手くね？？？？
めちゃくちゃ面白くね？？？？えっなに？アレ誰書いたの？私？嘘ー！？って勢いで書いたもの片っ端から読んできました。
ツボでした。
流石自分で書いた話……内容忘れててもすんなり頭に入って来ました。それどころか自分の話で再熱しそうです。過去の自分に沼へ叩き落とされそうです。笑いしか出ません。

今、私は全く別のジャンルで字書きをしています。そういえば、あの頃に80本書いたおかげで今の私が居るんだと思い出しました。
前の方が拙い文章なのは間違いありません。でも話の運び方や、流れ等今読んでも面白いと思えました。贔屓していると言われたらその通りなのですが、それでも今よりも数年前に書いた作品をこうして見ることが出来るぐらいの文章力だったんだと思うととても嬉しく思いました。
そして、前の私が今の私の力になっているんだと実感しました。
今私が文章を苦もなく書けているのは間違いなくあの頃のおかげです。あの頃に沢山感想をくれたからもっと書こうって思えました。二次創作が楽しくなれました。
もしかしたら今書いている私の作品も、数年後全く別の作品にハマった私が見ているかもしれません。この先の糧になってくれていることを祈りながら私は今日も創作を続けていこうと思います。

自分語り失礼しました。
もしよろしければ皆様も昔にこれをしたから今があるみたいなエピソードを聞かせて頂けたらなと思います。