私は、携帯のメモかクロッキー帳にプロット（起承転結かざっくりあらすじ）を書き出す。（携帯のメモは突発的に思いついたとき、紙に書くときは頭の中を整理したいとき）プロットを全く書かずにネームするときもあります。
ページ数が決まっているとき（例えば、本の中身（漫画部分）を12ページにしたい…など）は、ページ数÷4（起承転結の分）をして起承転結に割り振ると、予定よりページが増えたり減ったりを防げるので、おすすめです。

次にネームは、自作のA4サイズのネーム用紙を使って、1pごとに描いていきます。見開きを意識して、同じコマ割りが続かないようにします。
出来れば前ページとも被らないコマ割りがいいと思いますが、それができるとは限らないですね…。

コマ割りに困ったら、描いているものに合った商業本（シチュエーションやジャンルが似通っているもの）を引っ張り出してきて、その漫画の中にあるシーンに合ったコマ割り、または『こういうコマ割りやりたかった！』というものを真似する。（丸パクリではないです）
プロの真似をするだけでも、だいぶコマ割りの単調さは軽減されるかと思います...！

ネームができたら、友人に読んでもらうことが多いです。
読みにくいところや分かりにくい台詞がないか、読者視点で判断してもらいます。

プロット、ネームまではアナログ作業がほとんどです。
デジタルで何故かネームが出来ないタイプです...。

友人からのOKをもらったら、ここから先はフルデジタルです。
私はネームとほぼ同じコマ割りにしたい（コマの大きさ等を同じにしたい）ので、ネームをスキャンにかけてから、読み込んだデータをクリスタのページに配置していきます。
それを元にコマ割り、吹き出しの配置をネームと同じにし（読みにくい場合は変更する）、一番最初にセリフを入れてフォントを変えたりします。
そして、そのあとに作画に入ります。

長くてすみません！