渾身の一作を書いてからずっと燃え尽きている状態が続いています。 ...
渾身の一作を書いてからずっと燃え尽きている状態が続いています。
文字書きで、「絶対に面白い」という自己満足的な確信を持って何十万字にも及ぶ長編を書いたことがあります。原作の設定集を細かく読み込んで設定を練り、無事に本にすることができました。
しかしその後は短編さえ書く気が起こらず、「こういう長編書きたい」と思ってもその時ほど「絶対に面白い」と思えるほどの熱量が無く、結局最初の何文字か書いて放置という状態が続いています。とはいえSNSで「もうあの時ほどの熱量が無い」なんて言えないので、ここに吐き出させて頂きました。
その時に書いたものが自分の中で最高傑作になってしまい、そのハードルをずっと越えられずにいます。でも何となく書きたいネタがあるせいで「あの時ほどは面白くならない」と一人で落ち込んでいます。
以前に書いた作品を越えられないみたいな経験ってありますか?このメンタルから乗り越えた方がいらっしゃったらアドバイスをお聞きしたいです。
みんなのコメント
ありますが、別に毎回毎回渾身の一作を超える必要はないと思うし100点じゃなくてもいいと思います。
そうじゃないと何も書けなくなるし、何も書けなくなると下手になる一方です。
五年後のことを考えるといいと思います。五年経ったら、五年前の自分が書いたものは当時いくら傑作だったとしても、やっぱり稚拙だし下手なところの多い過去の作品になります。でもそう思えるのは、五年後の自分が書き続けているからです。
ある一点の、しかも二次同人という限りなく狭い分野における自分的最高傑作に囚われて、延々とその時の幸福を忘れられずにいるってつまらないですよね。その結果、何も書けなくなって五年後もその作品が最高傑作な...続きを見る
わたしは絵描きなのであまり参考にはならないかもしれませんが。
何枚も全力で描きたいものを描き続けると「からっぽになったな」という瞬間があります。
インプットがないと描けない質なのでそういうときは少し休憩をしてインプットに専念するのですが、もう十分かなと思うタイミングなのに、それまで何も手を動かしていないとやる気がおきないことが多いです。非生産的だと思えるもの、陳腐だと感じるもの、落書きや気になった物をただスケッチするだけでも、続けていると「さあやるぞ」という気持ちが持てたときにすぐアクセルが踏めます。
あと少量でもアウトプットすることで気付くことも多いのでインプットの効率も上がります。
...続きを見る
まさに私も同じです。初めて出した同人誌が私の傑作であり呪いになってしまいました。
私は長編のシリアスな話ばかり書いていて、その同人誌もそういった傾向のものです。当時の自分が出せる全てを出しきって書けたのは良かったのですが、その後何を書いても「あれより面白くない」という考えが頭をよぎり、つい短編の軽い話に走ってしまいます。
現在も絶賛スランプ中なのですが、自分がどうしてその同人誌を書けたのか考えると、やはり「たくさんの時間を使ったから」が理由なんですよね。仕事中もシナリオを作り、構成を練りに練り、暗記するほど読み直して、細かい調整を加えてようやく完成したので、そんなものがぽんぽん量産でき...続きを見る