自戒込めて吐き出し。

月刊誌ジャンルにいるんだけど、壁打ちの神が数ヶ月に一回その月の分について長文で考察や解釈などを織り交ぜた感想を長文で流してくれるので、みんなそれを楽しみにしている。毎月必ずではなく、一定の間があるので、今回はあるかな？とワクワクして待つ感じ。伝わる？
でも、その神が感想を書くと、その数時間後に必ず後追いで感想をあげる字書きがいた。神と大筋は同じで、細部だけちょっと違う。フォロワー数も二桁後半とかだし、正直ブクマも多くない。神の感想をパクってるか、擦り寄りか、もしくは細部だけ変えて当てつけか……？とその字書きにずっと苦手意識を持ってたんだけど、ある時、その神がイベントに出ることを発表した。神のオフ本は初だったし界隈がめちゃくちゃざわついたのを覚えている。
で、絶対買う！って意気込んで続報を待ってたんだけど、その本っていうのが合同誌、しかも相手がその字書きだった。
かなり迷ったけど神の作品はどうしても読みたかったので並んで買った。

で、神の作品はもちろん素晴らしかったんだけど、後書きで神がそのジャンルで活動始めたキッカケが字書きの作品に惚れ込んで原作を履修したことと書いてあった。憧れの人と本を出せて嬉しい……と書いている神にびっくりして、字書きの方の後書きを読むと、神と定期的に通話していて、原作を読んで感想を語り合うこともあると書かれていた。

要するに、神と字書きが同じ長文感想を出すのは字書きがパクってるからじゃなくて、その前日に二人で通話して感想を深めてるからで、そりゃ同じ感想になるよなって反省。(神の方がいつも若干早いのは単に仕事の終わる時間が昼か夜かってだけ)
ちなみに、苦手意識があってずっと読んでなかった字書きの作品をその合同誌で初めて読んだらめちゃくちゃ上手くて、思わずその場で字書きの本を全部ポチって買った。
決めつけって本当に良くないよなって反省している。