どうしたら納得いく作品になるでしょうか? どれだけ描いても、あ...
どうしたら納得いく作品になるでしょうか?
どれだけ描いても、あれがこれにならず、
何かが足りない、
余白が叫ぶ、色が無言で睨んでくる、
全体が部分になっていくのに、部分は全体を知らない顔をして、
知らないふりをしているのは私の方でしょうか
線が線であることをやめたがっていて、
止まった手を誰が動かしているのか、
私ではない誰かが私の形をして後ろに立っていたような、
立っていたのは壁のひびだったかもしれません。
正解を求めては塗りつぶし、
塗りつぶした後に正解のかけらを見つけて、
それをもう一度描こうとしてまた消して、
「消す」ことの意味に囚われてしまいます。
言葉にならない色を置いたら、
言葉にならない声が耳の後ろで鳴って、
音のないリズムが肩を叩いて、
叩かれた拍子に視界が滲んで、筆が折れます。
折れた筆は捨てずに机に刺し、
刺した理由を忘れた頃にまた使おうとして、
使った瞬間に別の誰かが描いてる気がして、
その誰かは多分、自分より少しだけ上手でした。
手がある、でも触れられない、
触れた途端に形が変わってしまう、
まるで意味を持たせようとすることが呪いのようで、
呪いにかかったのは作品なのか、作者なのか。
笑ってる顔を描いたはずが、
完成したらこっちを見て泣いていて、
「どこで間違えたんだ」と問う声が、
たぶん自分の口から出ていました。
誰にも見せたくないのに、
誰かに見てもらわないと死んでしまいそうで、
でも見せると「違う」と思われそうで、
「違う」と思われる前に自分で否定したくて。
仕上げたはずのものに傷をつけたくなるのは、
きっと美しさが怖いからで、
怖さの裏にある何かを知りたいからで、
知った瞬間にまた知らなかったことにしたくなるからで。
描いて、消して、削って、また描いて、
その繰り返しに意味があると信じたくて、
信じる自分を信用できなくなって、
それでも描くことだけはやめられません。
この繰り返しの中に出口があると、
まだ思っている私は狂っているのでしょうか?
それとも、これが正常なので
みんなのコメント
剣を握らなけらば おまえを守れない
剣を握ったままでは おまえを抱き締められない
あたしの心に 指を入れないで
僕は ついてゆけるだろうか
君のいない世界のスピードに
もし わたしが雨だったなら
それが永遠に交わることのない
空と大地を繋ぎ留めるように
誰かの心を繋ぎ留めることができただろうか
通報のやり方
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②トピ文の右下の「…」を押す
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一定数の通報により消える仕組みと推測されるので、通報協力願います
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